氷点下20度想定の冬キャンプの服装!コツはレイヤリングと焚き火対策!

冬キャンプの服装とレイヤリングの仕方 道具

こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!

冬キャンプしたいけど寒そう、寒かった、何着ればいいの?そんな冬キャンプの服装で困ってる方多いのではないでしょうか。

北海道でマイナス20度以下でも元気に冬キャンプをしているぼくが冬キャンプでのレイヤリング(重ね着)の基本、実際に着ているウェアの紹介、焚き火対策の方法を紹介していきます。

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レイヤリング(重ね着)とは

冬ウェア全部

レイヤリングとかっこつけて言ってますが、重ね着のことです。

レイヤリングを意識してウェアを着るメリットは一枚一枚のウェアの効果を存分に発揮させること。そうすることで極寒の気温はもちろん、幅広い温度に対応しやすいのです。着ぶくれしにくいのも特徴です。

そのレイヤリングを上半身、下半身、頭部、手、足と体の部位ごと全てに応用していくことで春や秋から真冬まで似たウェアで対応することができます。

寒がりな人でも部位ごとに寒さ耐性は違います。ぼくは手足が弱いですが、上半身下半身は寒さに強いです。自分の寒さに弱い部位は特にレイヤリングを意識し枚数を増やすといいでしょう。

 

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登山でのレイヤリングを理解している人は多いですが、冬キャンプでのレイヤリングは少し特殊です。特にアウターが。

レイヤリングは大きく3つの層を意識して組み合わせていきます。

ベースレイヤー、ミドルレイヤー、アウターレイヤーの3つです。順番にレイヤリングの考え方、ウェアに求める性能を説明していきます。

レイヤリングは「デッドエア」を意識することで理解が深まります!

ベースレイヤーの考え方

ベースレイヤー、またはアンダーウェアと呼ばれる一番内側の肌着に相当するウェアですね。

外側からは見えにくく何を着てるのかわからないためオシャレ要素を組み込むことができませんが、肌に直接触れるためとても重要なウェアです。縁の下の力持ちという感じです。

アンダーウェアに求められる性能は吸汗・拡散・速乾・発熱・保温・防臭です。

肌から汗を吸い上げ、外側のウェアに拡散、そして速乾、またウール素材は汗で発熱します。防臭性能も高いです。そして冬用のモノは厚手なため高い保温力が求められます。

防寒を考えるとウール(羊毛)入りのウェアが保温力が高くオススメです。吸汗するためには体に合ったサイズを選ぶ必要があります。国産メーカーが合う人もいれば、海外メーカーのものが合う人もいます。見えないからユニクロでいいやという方も多いですが、肌に直接触れるとても大事なウェアです。重要度でいえばアウター以上。

アンダーウェアは屋外で脱ぎ着することのない層なので、分厚すぎるものを着ると車の中や暖房をつけたテント内で暑いけど脱げないという困ったことになります。

そしてテント設営時など冬キャンプでも汗をかくような場合もあります。厚すぎるのは考え物です。中厚手位のものが秋~春まで使えて便利です。

アクティビティもする方やより汗冷えを気にする方はアンダーウェアの下にメッシュ系のドライレイヤーの着用をオススメします。ミレーのドライナミックメッシュやファイントラックのスキンメッシュなどです。

どちらも肌から汗を吸い上げアンダーウェアに汗を移す役割があります。

アンダーウェア単体では汗を吸って乾くまで肌に触れているので、汗と肌を離すことで汗冷えが減ります。

ミドルレイヤーの考え方

ミドルレイヤー

フリースやインナーダウンや化学繊維の中綿ウェアなどの中間着がミドルレイヤーと言われる層です。求められる性能は圧倒的に保温力

冬キャンプではこの保温層が大事で、ぼくは最大3枚のミドルレイヤーで5度~マイナス20度を使い分けています。

ミドルレイヤーを1枚で済ませようとする人が多いですが、最低でもフリースとダウンの2枚は必要です。

さらに薄手と厚手のフリース、薄手と厚手のダウンなどがあると着回しがよくなります。

4着あればその日の天候次第で、薄手のフリース+薄手ダウンや薄手フリース+厚手ダウン、朝は薄手フリース+薄手ダウンで夜は薄手フリース→厚手フリースといった組み合わせなどができて幅が格段に上がります。

冬キャンプは昼夜の温度差が大きく、日中はフリースでいける気温だったのに、夜はフリースとダウンとアウターを着てもまだ寒いなんてこともザラです。

ただ冬キャンプで寒そうだからと分厚すぎるダウンやフリース単体で防寒をしようとすると朝、日中、夕方、夜など細かい時間帯での温度差や暖かい日、寒い日での対応力が下がってしまいます。単体で分厚すぎるモノも考え物です。

快適な適温にするためにミドルレイヤーを数枚で組み合わせて着まわしていくのが効果的です。

アウターレイヤーの考え方

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一般的にアウトドアシーンで求められるアウターの機能は防水性、防風性などの対候性です。

キャンプでも必要な性能ですがそれと同時に対焚き火性能が必要になるのがキャンプアウターの特殊なところ。

対焚き火性能のためにはコットン配合素材になりますが、コットンは防水性耐風性が低いです。そのため焚き火用と設営撤収や遊ぶ用を別々に2着のアウターを持つのがオススメ

防水性、防風性、保温性を求めたアウターはソフトシェルやレインウェアスキーウェアなどナイロンの中綿入り防水ウェアがオススメです。

テント設営撤収時や天気の荒れたタイミング、焚き火をしない寒いとき、遊ぶシーンで着用します。

積雪の多い地域だと雨が降らないため防水性よりも着心地を重視したソフトシェルもオススメです。ストレッチ性があり、動きやすく、雪も付着しにくいです。極寒な時期ほど雪がさらさらになり防水性が重要ではなくなっていきます。

ただカマクラを作るなどハードな雪遊びなら防水ウェアも必要になります。

そしてアウターウェアはダウンウェアではないほうが使い勝手が良いです。ダウンは濡れに弱く雪遊びのアウターに向かないこと、焚き火臭が付いたときに取りにくいというデメリットがあるためです。ダウンはあくまで中間着にしておくのがオススメ。

 

コットンアウター

そしてもう1着アウターとなる焚き火ウェアはコットン配合の素材のもの。ナイロンに比べ焚き火耐性が高く、穴が開きにくいです。

焚き火ウェアはだいぶ種類が増えてきて、グリップスワニーやワークマン、コロンビアやモンベルなどが出しています。その中でもポンチョタイプは使い勝手がいいです。

頭からかぶるポンチョタイプは着脱がしやすいように大き目に作られています。そのため防水アウターの上からも簡単に着れますし、中で防寒がしやすいです。着ぶくれが目立たないのもいいとこ。座った時に膝まで焚き火から守ることができるのもメリットです。

ポンチョは動きにくいのがデメリットですが冬ならそこまで気にならないでしょう。

ちなみに冬はアウターパンツは焚き火対策はしません

パンツは上半身ウェアに比べ焚き火で穴の開くことが少なく、耐水性、防風性、保温性が大事だからです。ぼくは安いウェアをアウターにして数年ごとに消耗品感覚で買い替えてます。

今シーズンはワークマンのイージスを履きつぶしてます。

3層は3枚ではない

意識するのは3層のレイヤリングですが、イコール3枚のウェアでこなすという意味ではないです。

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出典:mont-bell

モンベルの公式サイトでは3枚のレイヤリングを解説しています。

それぞれの役割を理解するためには3枚が覚えやすいです。ただ実際3枚じゃ応用力が低くなりますし、必要なウェアの枚数も増え、時期やシチュエーションが限定されやすくなります。

 

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出典:ファイントラック

ファイントラックでは5レイヤリングでウェアを紹介しています。こちらを参考にしてレイヤリングを覚えると応用力が高くなります。

ただ登山などのアクティビティとキャンプは違うのでそこも踏まえ、ぼくが実際に使ってるウェアを参考にレイヤリングを紹介していきます。

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上半身ウェア

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実際にぼくの着ているウェアでレイヤリングをみていきます。

左から順番に

ミレーのドライナミックメッシュ

モンベルのスーパーメリノウールEXP

モンベルのトレールアクションジャケット

モンベルのサーマラップジャケット

モンベルのアルパインダウンジャケット

グリップスワニーのファイアープルーフポンチョ

最大でこの6レイヤリングです。圧倒的モンベル率にぼくもびっくり。

去年まではミレーのビオナセジャケットというソフトシェルもアウターにきてましたが破けました。今年は雪遊びの時はレインウェアかワークマンの防水アウターを使おうかなと思ってます。

さらに細かくレイヤーごとの説明をしていきます。

ベースレイヤー

ベースレイヤーは2枚です。

・Millet ドライナミックメッシュ

・モンベル スーパーメリノウールEXP

まずミレーのドライナミックメッシュ。ドライレイヤーというアンダーウェアの内側に着るものです。網タイツな見た目の変態感で避ける人も多いですが、素材に厚みがあるため空気の層ができ一番内側に着ることで暖かいというウェア。そして汗離れも良く冬の汗冷えもなくなります。もちろん特殊な性癖をお持ちの方にもオススメ!

ぼくは夏も使うのと肩回りの楽さを求めタンクトップ型を使っています。冬限定なら長袖タイプが暖かいです。

変態度高いですがエベレストや南極に行く人も使っている高性能ウェアなんですよ。

 

そして2枚目にモンベルのスーパーメリノウールEXPのハイネックタイプを着ています。メインのアンダーウェアに関して言えば暖かいアンダーウェアならなんでも大丈夫です。

理想はウール(羊毛)素材のものです、汗で発熱する作用がありとても暖かいです。

ポリ素材のものは動いた汗で発熱する効果がありますが、座りっぱなしになりやすいキャンプとの相性は悪いです。

安いものならユニクロの極暖シリーズ、少し手を伸ばすならミズノのブレスサーモやモンベルのスーパーメリノウールがオススメです。

ミドルレイヤー

メインの保温着です。

モンベルのトレールアクションジャケット

モンベルのサーマラップジャケット

モンベルのアルパインダウンジャケット

この3つを使い分けてます。

トレールアクションジャケットはストレッチ性のあるフリースで、基本常にきています、車の運転などはベースレイヤー2枚の上にトレールアクションジャケットのみだったりします。

アンダーウェアの上にフリースをきて、フリースを脱ぐことはまずないです。

化繊中綿のサーマラップジャケットは温度調節用。気温次第で対応していきます。

座って焚き火しようというシーンやごはんを食べるとき、運動量が落ちたらトレールアクションジャケットとサーマラップジャケットの2枚着て焚き火アウターを羽織り保温力アップです。

夜や朝起きて寝袋から出るときにダウンを着るという用途です。

考え方としてはベースレイヤーの上は肌さわりもよく、脱ぎ着しないフリース。フリースは厚手薄手を2枚くらい持っておくと天気、気温にあわせ使い勝手がいいです。アウトドアメーカーのフリースはデザイン性が高いのでお気に入りのフリースを選びましょう。

その上に適度に防風保温性のある中綿ジャケットを重ね、寒い時や風のある時に着ます。ダウンではなく、化繊ジャケットは着ぶくれしにくいのもメリットです。

そしてさらに寒い夜や寝起きのシーンに対応するダウンウェアを用意しておくという考え方です。初冬や晩冬は薄手のダウン、真冬は厚手のダウンといった組み合わせで持っておくのもオススメです。

 

また中間着はフードなしを選ぶようにしています。首元が寒いのは仕方ないですが、重ね着したときにフードがあるのはストレスです。

アウター目的で着るウェアならフード付きが便利ですが、中間着になりやすいフリースや薄いダウン、化繊ウェアではフード無しが都合がいい場合が多いです。

ただ保温力重視ならフードは非常に助かります。迷うならフードありでいいでしょう。

トレールアクションシリーズはストレッチ性の高いフリースで動きやすく中間着に最適!

アウターレイヤー

一番外側に着るのがアウターです。

焚き火ウェア

焚き火時のアウターはグリップスワニーのファイアープルーフポンチョ

焚き火に強いコットン製のポンチョ。

適度に耐風性はありますが耐水性はありません。これを着て雪の中を遊びまわるようなことはないので困るところではないです。

丈が長く、膝下まで覆ってくれるため焚き火の前にいることが多い秋冬は非常にありがたいです。

フロントのポケットが大きく手袋、スマホノコギリナイフなんでも入れれるのも便利。

顔と手を中に入れてポンチョ内でスマホをいじれるのもポンチョのメリットです。

ダウンウェア

寒い=ダウンウェアと連想しがちです。

重量辺りの保温力で言えば最も暖かくダウンは必須なウェアです。

ただ焚き火を想定するとアウターとして使うダウンは一考すべきです。確実に穴が開くからです。

穴からは小さなダウンがどんどん出てきてしまいます。

それにダウンは焚き火臭が付くと中々落ちません。そのためお気に入りのダウンウェアは避けるべきです。

そこから考えるとキャンプでアウターにするダウンジャケットは次の2択です。

・焚き火に強い生地を使ったダウンジャケット

・穴が開いても困らない安いダウンジャケット

余裕があるならナンガ買えば幸せになれるはずです。

が、多くの人は手が出ないのではないでしょうか。ぼくは手が出せる気がしません。

 

焚き火 ウェア ダウンジャケット

なので最近はワークマンで良い感じの安いダウンジャケットを買ってきて使ってます。

穴が開いたらリペアシートを張れば問題無し。

穴開けたくないと思ってたらあいて、開いても良いと思ったら意外と開かない、そんなものです。

焚き火に強い生地=重く硬く嵩張って水に弱い、ことを考えると適当なダウンジャケットがマッチする人も多いはずですよ。

 

保温力には劣りますが化繊インサレーションは焚き火向きです。

穴が空いても中綿は出ないし保温力も変わらない。臭いが付けば洗濯機で簡単に洗えます。

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下半身ウェア

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下半身のウェアです。

こちらもアンダー、ミドル、アウターの3枚構成です。

モンベルのメリノウールMWタイツ

ユニクロのフリースパンツorモンベル サーマラップパンツ

モンベルのサンダーパスパンツ

という3枚です。

あと写真にないですが、化学繊維の中綿パンツも使います。最大4枚ですね。

考え方は変わらないですが、こちらはとりわけ脱ぎ着の少ないウェアなので暑すぎてもだめですし、薄すぎてもだめです。

ただ上半身よりも下半身のほうが筋肉量が多いため寒さは感じにくいです。上半身ほど厚着する必要はないです。

アンダーウェアは中くらい程度の厚さのもの、もちろんウールが好ましいです。そしてきつすぎると血流が悪くなるので締め付けない程度のものがいいです。

中間着はフリース、肌触りのよさと動きやすさ重視です。コットンが入ってないものが理想です。

アウターは防風防水性のあるウェア。スキーウェアやレインウェアがオススメ。

 

化繊パンツ

さらに真冬はフリースの上にダウンや化学繊維のパンツを合わせるのもオススメです。

ぼくは着ぶくれしにくく濡れに強いモンベルのULサーマラップパンツを使っています。

下半身ウェアで一番大事なのはアウターです。雪の中を歩くとほぼ雪がついて濡れてしまうので防水性が大事です。

また座ったり遊んだりするときも濡れやすいので防水性のしっかりしたウェアがオススメです。

パンツのアウターはスキーウェアのような中綿入りが暖かいです。

裏起毛の撥水されたパンツが優秀です。

 

メリノウール100%のアンダーウェアです。

この金額は嬉しいですね、上下もそろえることができます。

 

AEGISMAXのダウンパンツは高品質低価格でコスパ最強!

焚き火で穴が開くと中の羽毛が出てきてしまうので、上から違うパンツ履くのもありです。

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頭の防寒

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頭から顔、首にかけての防寒です。

左から順番に

モンベルのスーパーメリノウールEXPネックゲーターロング

ファイントラックのバラクラバビーニー

ミレーのアクティブウールビーニー

全てウール配合素材で保温力重視です。

これも常時すべてを付けるわけではなく、寒さに応じてつけ外ししていきます。

脱ぎ着のしやすい部位なのでこまめに温度調節ができるので枚数を増やしても不便ではありません。

 

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全部装着でこうなります。

赤くて、怪しい。そんな装備です。

目以外を覆うことのできるバラクラバ(目出し帽)は持っていると寒い時や雪遊びの時に重宝するので使わなくても所持しておくと便利です。

そしてネックウォーマーは肌触りがいいもので、あまり厚みのないものがかさばらずに便利です。ポリのフリース素材か暖かさ重視ならウール素材がオススメ!

ちなみにマフラーだとかさばるのと脱げやすく、無駄に長いというデメリットがありますのでアウトドア向きではないです。

帽子は好みのものでいいですが、耳まで覆えるものを選びましょう。

耳はとりわけ冷えやすいです。

 

最近使うようになったのがAEGISMAXのダウンのバラクラバです。

ウールの帽子やバラクラバの比ではない保温力です。首まで覆ってくれる長さも魅力。

寝るときやテント内にいるときに使うのがメインで、ぼくは星を見るときや朝日夕陽の写真を撮る時も寒いので着用しています。

フリーサイズでフードが大きめでそのままでは目にかかってしまうのが欠点です。ぼくはヘッドライトで固定していますが、なにかしら工夫が必要。

顔のところから頭を出せばネックウォーマーのように使うこともできるので暑すぎる心配もないです。

手袋

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キャンプでは手袋を4種類使い分けます。

左から順番に

厚手の革手

防寒テムレスブラック

モンベルのトレールアクショングローブ

モンベルのウィックロンZEOサーマルグローブ

使い分けとしては焚き火用の皮手袋防水防寒の主力で雪に手が付くシーンで使う防寒テムレスカメラを撮るときや雪に触れずに遊ぶときようのトレールアクショングローブ(フリース手袋)、そして予備だったりインナーになる薄手の手袋というすみわけです。

レイヤリング的に言うと左側2枚はアウターグローブ、右側の2枚はインナーグローブです。

寒さ次第で1枚や2枚で重ねて使う感じです。テムレスが一番便利ですね。

 

冬山登山する人ご用達のマイナス60度でも硬化しない防水透湿素材の手袋。

保温力はそれなりで寒い日は寒いので過信しないように。

ぼくのブラックはアウトドア用です、カフ付きモデルも発売されました。

 

冬用の皮手袋。

保温力があり、耐熱性もあるので便利です。

靴と靴下

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冬キャンプ、真っ先に限界を迎えるのは足先です。

ソレルの-40度対応ブーツだとか、極厚ウール靴下だとか関係なく千切れるほど足先が冷えます。

それを対応するためには厚手ブーツ、厚手靴下と冷やさない工夫が必要になります。

靴下は

・モンベルのメリノウールアルパインソックス

・モンベルのジオラインLWソックス

を重ね履きしています。

インナーの5本足ソックスを合わせることで汗冷え防止と保温力アップです。これは好みであってもなくても。

メインの靴下は厚手のメリノウールソックスであまり締め付けないもの楽にはけるためオススメ

ミズノのブレスサーモはウール配合で保温力が高く、耐久性も優れるためオススメの靴下ですよ。

 

ソレル スノーブーツ

靴は

・ソレルの1964パックナイロン 

革のカリブーのほうが暖かいですが、重く歩きにくいのでパックナイロンを履いています。

寒いときに靴下2枚などを合わせても履けるサイズのスノーブーツサイズにすると便利です。

ただ普段履きもするなら大きすぎるので、最適なサイズ選びを。

 

スノーブーツの選び方とオススメも紹介してます!

 

イスカ ダウンプラス テントシューズ ショート

宿泊用のテントシューズにはイスカのダウンテントシューズショートを使ってます。

履いたまま雪上を歩けるので重宝しています。

防水透湿素材と圧倒的なダウン量でぬくぬく寝ることができます。

足先を冷やさないために

冷えやすい足先はブーツや靴下以外の保温方法を考えておくのも手です。

例えば、足に張るカイロ、ゆとりのある大きめなブーツ、靴下二重、汗冷え防止に替えの靴下、靴を浅く履く、定期的に足の指先をグーパーで動かす、オーバーブーツを履くなどです。

また歩くのも効果的です。

トイレや炊事場、散歩など歩くことで発熱し、血流も良くなります。

冷えやすいからこそ念入りな対策で暖かくしてあげましょう。

ウェアの自宅試着ができるamazon Prime Try Before You Buyのススメ

アマゾンプライム会員は無料で使うことができるPrime Try Before You Buyを使うと、数着の服やブーツを自宅で試着することができます。

サイズや保温力、手持ちの服とのレイヤリングを自宅で気軽に試すことができるお得なサービスです。プライム会員の方は是非ご活用ください。

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熱源を用意する

どれだけ分厚く着込んでも服の暖かさは自分の体温次第です。

そのため動かなければ冷えてしまいます。だから定期的に動くのも効果的です。

 

また飲食も体を温めるのに役立ちます。

暖かい食べ物はもちろん、体を温める作用のある飲み物を用意するのもおすすめです。

 

そして、一番確実でお手軽なのは発熱するモノを用意することです。

湯たんぽ、カイロ、電熱ウェア、ストーブ、焚き火などです。

無理はせず、自分のキャンプスタイルにマッチするモノを用意しましょう。

まとめ

冬キャンプウェアをレイヤリングで対応させることで、秋から初冬、冬、厳冬期、残雪期、春とスムーズに対応することができます。

レイヤリングは夏や街着、寝袋でも使える技術です。一度意識して服を選んでみるのをオススメしますよ!

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コメント

  1. まつお より:

    テントシューズがかなりよかったので今回のセールでAEGISのダウンバラクラバ買おうと思っていたんですが忘れていましたそんなに高いものではないので平時に買ってもよいのですが(笑)
    自分はメインで行くのが山梨近辺なのでキャンプの際は横着して中にポーラテックの厚めのフリースを着ることもありますが、外はだいたいソフトシェルに綿のポンチョです

    • ぜつえん ぜつえん より:

      コメントありがとうございます。
      テントシューズは秋~春まで万能に使いやすいです。
      ダウンバラクラバはやや癖はありますが、ポリやウールのニット、ネックフォーマーに比べて、格段に高い保温力が魅力です。寝る時や寒冷地で活躍してくれています。
      フリースは肌さわりいいのが快適ですね。枚数増やすと動きにくくなるので、動きやすいソフトシェルは欠かせません。綿ポンチョはどの上からでも着れるのがいいですね!

  2. まつお より:

    ご返信ありがとうございます。
    一箇所目出し棒と誤植になっているところがありました。
    最初はハードシェル着ていたのですが焚火に当たれないしごわつくので止めました。
    国内ですと自分でシールしないといけないですし高いですからねシークアウトドアのシマロンを冬用にアメリカ出張ついでに購入しようと思っていましたが、昨今の環境のせいで買いに行けてません笑 

    • ぜつえん ぜつえん より:

      まつお様
      ご指摘ありがとうございます。訂正いたしました。
      ハードシェルは着ておけば安心ですが、だんだんと使わなくなるモノの一つですね。
      シマロン!今年はたしかに、直接買いに行くのは厳しいですね。