こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
ハンモック泊の一番の魅力は“自由度の高さ”だと思っています。
10人いれば、10通りのハンモック泊スタイルがあるんです。
最近、ツイッターでフォローしているハンモッカー達が盛り上がっていて楽しそうだなぁと思いながら眺めていました。
見たことのない海外のハンモックを見つけてきたり、珍しい小物を使っていたり、アンダーキルトを個人輸入していたりと、自由さと沼の深さがあふれ出ていました。
で、思ったんです。この人たちのハンモック泊スタイルをまとめてみたいなと!
今回はツイッターのハンモッカーに【わたしのハンモック泊】をテーマに聞いてみた話をまとめてみました。
※写真が複数ある場合は横スライドで閲覧できるようになっています。
スポンサーリンク
わたしのハンモック泊
【良ければリツイートを】
ハンモッカーの人の話をまとめてブログで記事にしようと思ってます。
ハンモック泊の楽しさを感じられる内容にしたいです。
初心者沼底、誰でもOK!
140~1000文字程度で文章力は問いません。
書いてみようかな?と思ったらぼくにDM下さい助けてくださいお願いします・ω・ pic.twitter.com/uOSmjNFwrL— ぜつえん (@zetuenonly) June 25, 2020
事前にツイッターで書いてくれる人を募集しました。
1ツイート140文字程度から、書いてくれるなら何文字でもOKという感じです。
内容に指定はなく、唯一のテーマが【わたしのハンモック泊】
素敵な文章が読みたいわけじゃなく、みんなのハンモック泊の話が聞きたいのです。
使ってるハンモック自慢でもいいですし、楽しかった思い出でもいいですし、こだわってる張り方なんかでもいいと思って始めました。
ありがたいことに何人もの方が記事と写真を用意してくれました。本当にありがとうございます。
では、さっそく順番に紹介していきましょう。
スポンサーリンク
No.1 ぜつえん
トップバッターはもちろんぼく、ぜつえんです。
アメリカのハンモックメーカー・KAMMOK(カモック)の信者でRooSingleとRooDoubleを使ってます。タープは旧型Kuhli。
KAMMOKを選んだ理由は当時あまり使ってる人がいなかったことと色が好きだったからです。いまではかなりメジャーになってきましたね。
enoのSUB6を破いてからULハンモックへの不信感があり、厚みがあり安心して体を預けれるRooSingle(40D)に落ち着いてます。RooDoubleも破きましたが、KAMMOKは永久保証があり、すぐに新品を送ってくれて信者度が増してしまったという話もあります。
また、ハンモック泊をするようになって変わったのは、椅子を一切使わなくなりました。
というのも、ハンモックを低く設営することで椅子代わりにして、そのまま届く距離で焚き火をするようになったからです。
「火の粉でタープやハンモックに穴開いちゃうんじゃない?」と思うかもしれませんが、意外とそんなこともないんですよね。
ただダウンのキルトを使ってる時だけは火の粉に気を付けるようにしています。
ハンモック泊だけでなく年間を通してテント泊、タープ泊、車中泊と様々なスタイルで寝ています。
そのためハンモックに特化したアンダーキルトを取り入れるのに悩み続けています。
とりあえずと買ってみたOneTigrisの化繊アンダーキルトも使ってましたが、大きすぎるためほとんど使わなくなってしまいました。
最近は夏に使っているモンベルのダウンハガー800ハーフレングス#3をチューブキルトとして使用しています。
この寝袋は足元にジッパーがついているためハンモックに通すことができます。
テントでも、車中泊でも使える寝袋で1つで無積雪期の宿泊を広くカバーできます。
元々短いハーフレングス(半シュラフ)で、丈が短いため人によっては肩辺りが寒くなってしまうかもしれないのが欠点。あくまで応急道具としてしか使えない道具です。
そのため万人にオススメできるものではありませんが、普通に寝るときも使えて、ハンモックにも使える道具というのはライトなハンモッカーが選びやすい道具でしょう。
マミー型でチューブキルトに使えるモノは少ないですが、封筒型シュラフならハンモックのチューブキルトに使えるモノが多いです。
現状、どんな環境でも寝れるハンモックシステムなので、理想のアンダーキルトを見つけるまでは道具の更新は少なそうです。
ツリーストラップにはenoのヘリオスサスペンションを使っています。
ウーピースリングタイプで長さを無段階調整できるのが魅力です。
ハンモックを座って使うことが多いので、デイジーチェーンでは微妙な高さを出すのが難しくウーピースリングタイプが好みです。
木との接続部はパラコードで自作したソフトカラビナ風なモノで接続を簡単に、そしてツリーストラップとハンモックを外す必要を無くしています。
完全にハンモックの自由さに魅せられてしまい、木が2本あれば張れるのを良い事にテントも張れないような地面の荒れた場所でキャンプをするようにもなってしまいました。
キャンプの常識を覆し、新しい楽しみ方を取り入れられるハンモック。
市場には格安で蚊帳付きのハンモックも多くあります。まずは安いモノからで十分です。まずは購入し、乗ってみる所から始めてみてはどうでしょうか?
そしてKAMMOKはいいぞー!
スポンサーリンク
No.2 上田正敏 さん
ハンモックと出会ったのは1年前。
AXESQUINのシノギングというイベントに参加した時に初体験。
地図にない道を歩き、心地よい場所でハンモックを張ってのんびり過ごすというイベント。
空を見ていると幸せしか感じない感動体験をし、そのままの勢いでハンモックとタープを購入。
ハンモック入門にベストであると教えていただいたEXPED Travel Hammmock KitとSoloTarpを手に入れる。
Travel Hammmock Kitのメリットはツリーストラップも同じ袋に入れられること、生地が伸びるので寝心地が良いところが好き。Solo Tarpは心地よくハンモック泊できる大きさと軽さが魅力です。
お泊まりもしてみたいとHammocks For Hiker2019に参加。
あまりにもマニアな人ばかりに圧倒されながらディープな世界を見てしまいました。
今もTwitterやinstagramを見ながらハンモック沼の学んでいます(笑)
僕のハンモックスタイルは凌スタイルがベースです。山の中の枝尾根でこっそり野営。
地面にウッドストーブpicogrill85、シノギバケツに焚き火グッズを入れ、シノギチャブダイに食器を置く。
その上にハンモックを張り、その上に荷物をぶら下げるためのガイラインを張り、その上にタープを張る。
このガイラインはEXPEDのスライドロックでシステムを自作しました。
ハンモックが宙に浮いているので、荷物も浮かせておけば寝ながらなんでもできるなと空中に釣るのが好きです。
短いロープをプルージックでガイラインに巻きつけ、アクセサリーカラビナで荷物をぶらさげています。
雨の跳ね返りを気にしなくて良いので快適です。
ハンモックには、サーマレストのマットを半分に切って、さらにパックラフトに合うようにカットしたものがハンモックにピッタリ。
アンダーキルト代わりにmontbellのダウン スリーピングラップ#5を。暖かい時期はこれでくるむだけ。
寒い時期はこれプラスmontbellのバロウバッグ#3で寝ています。厳冬期の低山は今後の課題。
AXESQUINの凌ブランドからモグというハンモック専用の寝袋が発売されるのを待っています。
これで冬季にどれくらいいけるのがチャレンジしようと画策しています。
ハンモック泊のライトはPETZLのアクティックコアをノクティライトに入れて。ライトはなるべく使わずに、焚き火の灯りだけで過ごしています。できる限りプリミティブに近づくほどハンモックの楽しさが増すような気がするんですよね。自然をダイレクトで味わってる時の五感が開く感じが好き。
山を凌いでダラケ処でのハンモックがメインなのですが、今後はロングトレールでハンモック泊に挑戦予定。
まずは今年中に御嶽駅から高尾山口駅まで2泊3日でのハンモックハイクを計画しながらワクワクしている今日この頃です。
●参考
・トラベルハンモックの張り方講座
・ハンモックハイカーのためのガイライン作り
うちのかみさんと行く時に持っていくハンモックがRoo Single。
寝心地がTravel Hammockのほうが良いということで僕が使います。
生地に張りがある寝心地というのがRooSingleの特徴ですね。
ちなみにこのハンモック、イベントのじゃんけん大会でゲットし、ハイカーズデポで相談し使い心地重視のツリーストラップを購入しました。ダッチクリップとウーピースリングは超便利。
●SNS
instagram:https://www.instagram.com/freestylemachan/
youtube:上田正敏(https://www.youtube.com/channel/UC4dmSb3pAMSe4b0kbHaqptg)
twitter:上田正敏@心理セラピスト(https://twitter.com/u_machan)
シノギング経験者(通称シノラー)は道具選びや使い方がキャンパーとは少し違って参考になりますね。小物が多いですが、バケツやテーブル、リッジラインで整理してて使いやすそうなハンモック周りで憧れちゃいます!
そして夫婦ハンモックは素敵すぎです!
スポンサーリンク
No.3 ⲦᎯ𐌺Ꭿᴮ@takkacho さん
ハンモックが広まってきた今、ハンモックのメリット、デメリットはネットで直ぐに見つかるので割愛します。
何人かにこの3つのハンモックに寝て貰いましたが、それぞれ相性で決まる様でした。
ハンモックで悩んでたり、今のハンモックと合わなかったりする人の参考になれば幸いです。
頭と足の向きと位置が決まってるタイプ。
見たい景色の方角に頭が来る様にセットアップする必要があるけど、向きが決まってるだけに寝る位置も姿勢もすぐ決まるので寝やすい。
サスペンションはベケットストラップ
左右対象の一般的なハンモック。
普通と違うのはフレームで広げる仕様。
アシンメトリーで顔の近くにネットや生地があるのが気になる、包まれ感が苦手な人にお勧めです。
ダブルレイヤーなので虫の心配はない!
と思ったけど生地の間に虫が入る事があります。刺されないけど。
快適ですが、嵩張る、中が空の状態だとすぐに逆さまになります。後は張り姿の好みかな。
左右対象だけど頭と足の向きがあるタイプ。
ベストポジションを探し出せば適度な包まれ感と寝心地ですが、身長によってはネットが顔の近くなります。
これはULモデルではないですが、十分コンパクトです。
サスペンションはデイジーチェーンタイプなのでカラビナで簡単ですが、微調整が出来ません。
自分はオプションのウィンターバリアを付けています。
一部のハンモックメーカーにはトップカバーが選べるので今後の参考に買いました。
kammokのはそのまま使えない程結露が酷いので他のメーカーの様に加工しました。
ネット部分からは外が良く見え、カバー部分は外から見えないので 女性に好かれます。
春先辺りならアンダーキルトと薄いシェラフで過ごせる程暖かいです。
ハンモックはこんな感じですが、泊まりとなるとタープが必要です。
タープの種類は季節や好みがあるので割愛しますが、タープのセットアップも重要と思います。
雨、または雨予報の時は木と木の間、ハンモックの上にガイロープを張ってタープを掛けるか吊るすとタープが水の重みで垂れる事なく、撤収もハンモックを濡らす事なく安心です。
また、雨の日はサスペンションを伝わってハンモックの端が濡れる事もありますので対策した方が良いですね。
私はゴムシートに穴を空けてそこにスリングを通して対策してます(見栄え悪いですが)
自分からは以上ですが、ハンモックに寝転んで見る星空、焚き火が大好きです。 少しでも同じ思いの人が増えると嬉しいですね!
家でもハンモックで寝てます。
家のハンモックはebayで購入した安物ですがハンモックエンド交換、リッジラインを追加して使ってます。広い、バグネット取り外し可能!
初めてのハンモックにもお勧めです。
ブラックバードは週末の楽しみにしてあります!
同じ蚊帳一体型のハンモックでも3つどれも違うハンモックに思うほどです。
“寝心地”という個人差があり、使わないとわからない不確定要素が大きいので、色やデザインの見た目で選ぶのも一つの正解に思いますね。
No.4 カクタス@もぐお さん
ハンモックという発明によって、人類の歴史は大きな変革を遂げることになる。
その起源は現代においても解明されていない謎が多く残る古代マヤ文明にあることを知っている人は少ないだろう。
アメリカ大陸の中央に位置していたマヤ地域は、サバンナと呼ばれる草原地帯や低地南部に広がる熱帯雨林、一年を通して気温の低いマヤ高地など、それぞれが異なる厳しい環境の中でなお、発展の一途を辿っていた。
人々は土器を作り、火を起こし、文明を形成しながら複数の国家が生まれ、争いながら時に交じり合い、しかし後の滅亡の時まで統一されることは一度として無かった。
苦難は紛争だけではない。乾季や雨季、大雨や洪水といった自然の脅威とも戦い続けてきた中で、だからこそ、地面に寝転がり安眠ができるようなひと時は無く、ツタや蔓を網状に編んで作ったhamaca(アマカ)と呼ばれる寝床を木と木に渡し、辛うじて僅かな微睡にありついていたのである。
時は冒険家コロンブスの時代に移り、ポルトガルからインドを目指して出発した大航海は、何の因果かアメリカ大陸へと辿り着くことになった。
そこで彼が目にしたのが、木と木の間でネットに包まれ眠っている奇妙な人々である。コロンブスは大きな衝撃を受けた。何故か。これまで数々の嵐を乗り越え大海原を旅してきた彼だからこそ、hamacaの真価に気が付いたのだ。
コロンブスが持ち帰ったhamacaは、彼が予想した通り、いやそれ以上に、船乗りの必須ツールとなった。いつしかhamacaはhammockへと進化し、それが現代へ連綿と受け継がれながら、今日まで一度として絶えることなく旅人達に愛され続けているのである。
冒険には十分な睡眠が必要だ。眠りは癒しと新たなアイデアを与えてくれる。
こんな作り話が本当に実在していたら面白いだろうなと、今宵も私はハンモックに揺られながら空想の海で舟を漕ぐのだ。
■使用ギア
■Twitterアカウント
まさかの古代マヤ文明までさかのぼってしまって驚き!
“アマカ”がハンモックの元だったのも初耳で、面白いエピソードでした!
しかし、ヘネシーの完成されたカッコよさも目が引かれてしまいますね。
No.5 Kazusa さん
どうも、Kazusaと申します。
私の現在使ってるハンモックはHENNESSY HAMMOCKのExpedition Classic(改造)になります。
ヘネシーのClassicは他のどのハンモックにもない、唯一無二の特徴があります。
それが下から入れる穴です。これが最大の持ち味であり、ウィークポイントでもあります。
アンダーキルト等を使ってしまうと入りにくくなってしまうのです。
そこで改造することにしました。
1回目は片方に。2回目は両方オープンジッパーにしました。
このハンモックの改造はDutchwareの「Chameleon」の影響を大きく受けています。
一度、実物を見せていただいたときに収納力、快適性を追求した素晴らしいハンモックでした。またモジュール式なのも非常に刺激を受けました。
2回の改造によって小物入れを付けられるようになり、自分の理想とするハンモックができました。
ジッパーのオプションとして他にタイベックのアンダーシートやギアスリングを考えてます。また、サイドにループを増設することによって、その部分にもギアスリングを取り付けられるようにしています。
少なくともClassicの弱点と収納力、そして蚊帳なしにするという点は解決をできました。
試行錯誤の連続でまだまだ途上ですが、他の方にも改造を施せるような腕になってきました。
ハンモックの改造のために裁縫をはじめ、今ではミシンも買い足してオリジナルのハンモックを作ろうとしてます。
ハンモックの世界は本当に奥深いな、と実感するこの頃です。
個性を求めるならClassicはとてもおすすめできます。
使いやすいハンモックであればカメレオンをおすすめしたいですね!
ただ、完全に自分の理想を求めるなら作るしかないと思ってます。
(「妥協」も含めて自分の中では「完全」になりますから)
ヘネシーの改造をやりたいという方がいらっしゃったらご相談に乗りますよ~!
Twitter:Kazusa(@kazusa2go)
好きだけど、合わない部分が作り変える。それが気軽?にできるのはハンモックの魅力ですよね。普通ここまでの改造できませんけどね。
収納場所に困るハンモック泊では、横に小物入れがあるのはすごく便利そうです!
ヘネシーで物足りないと思った方は是非カズサさんにご相談を!
No.6 ハンモック泊のすすめ/こーだい さん
最近ハンモックを始めた私だが、沼に浸かった者として「良いところ」と「選ぶときに私が注意している事」をお話ししたいと思う。
突然だが、皆さんは【不入沼穴 不得沼物】という漢文をご存知だろうか。
直訳すると「沼に入らなければ、ギアを得られない」という意味である
つまり、素晴らしいギアに出会うためには危険や負担を覚悟して勇猛果敢に沼に入るべきだという意味であり、 どっかのおっさん(私)の言葉でございます。
この言葉を意識しだしたのも、ハンモックのおかげでした。
私がハンモックと出会ったのは、キャンプを始めて数年経った時のこと。
昔からハンモックは知っていましたが、正直な話「ハンモックってゆらゆら揺れて遊ぶものじゃないの?」 という考えが頭にあり、泊まるなんてもってのほか。
ただのお遊びツールの1つでした。
なので荷物も増えるし、だいたい今以上に設営する物が増えてはたして現地で設営するのだろうか?
どうせタンスの肥やしになるなら買わない方がいいんじゃないかと、 それがサボテン並みの頭で考えた結論でした。
まぁそんな僕がひょんなことからハンモックユーザーと出会い、 色々と知識をつける中でKAMMOK MANTIS ULを購入します。
最初は不安な僕でしたが、設営するとイメージは180°変わっていき…
一度乗れば極楽。ゆらゆら天国。ハンモックさまさまといった感じで…笑
心底、ハンモックって最高だなぁと思いました。
特に最高だったのは、腰が痛くなりにくいところ。
テントで寝ていた時には、色んなマットを試しましたが腰が痛くて痛くて..
朝起きて、腰が痛くないなんて数えるぐらいしかないと思います。
それがハンモックだと全く痛くない!
しかも初ハンモック泊はマットなし笑
今までの経験を活かせてません笑
そんな状態でも朝は快適に起きれたのです。
最近は昼寝をして、夜も寝て計9時間はハンモックで寝ていると思います。
腰痛をお持ちの方は騙されたと思って、一度試してみてはいかがでしょうか。
また、設営はとても簡単です。
KAMMOK MANTIS ULは、木にアクセサリーを取り付けたら、カラビナを使ってハンモックをひっかけて終了。
わずか数分で、最高の時間を過ごす事ができます。
設営が簡単なので、他に時間を使ったり挑戦する気力が残っているんですよね。
だから今までできなかった料理にこだわったり、写真を沢山撮ったり…と色んなことに挑戦できるようになりました。
設営に時間がかかるんだよな〜とお悩みの方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
最後に選び方についてお話ししたいと思います。
SNSを見ていると、結局何を買えばいいのって方が多いなぁと。
僕がアドバイスするなら、自分が好きなものを買ってください、ってことです。
安い、色がいい、見た目、便利、軽い…なんでもいいのです。
とにかく気に入ったものを買ってください。
SNS・ブログ・YOUTUBE…色んな情報が蔓延る時代です。
それに惑わされない事が、満足につながると思っています。
かくいう私も、実は迷っていた1人だったんです(おい
ある日、ハンモックで有名なお店に行きました。
そこはハンモックの品揃えも豊富で、当然迷いました。
「あ、これは〇〇さんが紹介してたやつ…これは〇〇さんが使っているやつだ」 とまぁめちゃくちゃ悩んでました。
そんな私に見兼ねたのか、オーナーさんが話しかけてくれて、一通り説明いただいた後に、衝撃の言葉を頂きます。
「こういのはおもちゃだからさ、気になるんだったら買って試してみたら?いらないなら売ればいいしさ笑。悩んでる方がもったいないよ」と。
正直、めちゃくちゃ意外でした。
ハンモックの有名店だから勝手にこだわりがあり、悪く言えば頑固なオーナーだと思っていたのです。
そのオーナーさんこそ、日本のUL文化を作り上げた第一人者でありウルトラライトハイキングの著者でもある「土屋智哉」さんだったのです。
まさに【不入沼穴 不得沼物】だと思いました。
長年キャンプ業界にいるからこそ、悩みすぎて買わない事がいかにもったいないのか知っているのです。
自分の相棒ギアを探すには、買って色々試すのが近道なんだと勉強になりました。
皆さんいかがだったでしょうか。
少しでも参考になれば嬉しいです。
私も微力ながら、ハンモック布教活動をしています。
宜しければのぞいて見てください。
こーだい
Twitter:こーだい(@XT2sbeipCgz3roR)
BLOG:https://kurage-wakuwaku-suizokukan.com/
【不入沼穴 不得沼物】って本当にありそうで、説得力もあって何回読んでも笑ってしまいます!
腰が痛くないというのも良く聞きますが、キャンプで寝るのに不満度が高い人ほどハンモック泊も試してもらいたいです。
どうせおもちゃなんですし、買ってから悩めばいいんです(笑)
No.7 あまくん さん
ども、あまくんです。
使ってるハンモックはAmazonの3000円ハンモック、タープは用途によってDDの3×3とUSTのエマージェンシータープを使い分けてます。
初ソロはハンモック泊でした。これが自分の原点です。
それ以来したくなった時にする感じでハンモックは使ってます。今は近くの川の近くに木のたくさん生えた林があるので、ハンモック泊の機会が増えると思います。
宙に浮くので涼しくて快適ですし、マットがいらないのもUC(ウルトラコンパクト)に向いてて、荷物少ないバイク旅にもピッタリだと思うのでこれからはその方向も考えてます。早く『じろさん』のUL系のハンモックを買いたいです。
ハンモッカーさんが増えてくれたらハンモックのできるキャンプ場も増えると思います。ハンモックはええぞ!
ハンモッカーってブルジョワが多いんでしょう?と思えるなか安価な道具でもちゃんとハンモック泊ができることを知らせてくれる人は大切な存在!
安いハンモックで使い勝手を知ってからこだわったハンモックを選んでいくのは間違いにくい賢い選び方だと思います。
USTのタープも小さいけど、雨じゃなければ良さそうです!
No.8 じろ さん
はじめまして。
じろと申します。
現在全てのハンモック装備を自作でまかなっております。
きっかけは、日本国内で買えるものがごく限られていること、注文したアンダーキルトがスペック違いのものが送られてきたことでした。
「無いなら作れば良い」
これはアメリカをはじめとするmyogひいてはUL文化/思想の根底にある一つの考え方と思います。
ハンモックを語る上では、このUL思想は外せないことですが、話が逸れるので割愛します。
現在、海外ではビルドノウハウの基本に関する議論は終わり、次の新しい技術やアイディアを模索する時代に入っています。
ボクの製作物は全てこの基本に則っており、目新しいものは何もありません。
ですが、自作装備で自然の中で過ごすのは何にも代えがたい宝物だと思っています。
キャンプやハイキングをして、そこから得た着想や工夫を装備に施す。
そしてまた森に出掛けるのです。
それを可能にしてくれるのが、ボクにとってはハンモッキングというキャンプ形態です。
以下、ボクの製作したモデルごとに自分のツイートから引用します。
①CRUISER UL
Cruiseとは各拠点に立ち寄りながら遠隔地を目指すことを指しており、軽量性と耐久性のバランスを取ったモデルを意識しました。
リッジライン長はモデル最長の87%で、これはバグネットの形を引き締め、重量の節約に貢献します。
そのために、身体は真ん中に寄りやすく、快適に使うには多少の慣れが必要です。
ボディにはモノライトというリップストップメッシュを使用し、通気性を確保します。
透けた生地がUL感を演出するのでとても気に入っています。
②RAPID UL
快速挺を意味するRapidはその名の通り、1~3日のハイキングやシノギを想定して設計しました。
軽量性を最優先としエンドキャップを廃しました。
そのために僅かな軽量化を実現できますので、リッジラインはミドルの85%、CRUISERよりも居住性は向上しています。
それでもバイアスに対しては多少の力が加わるので、寝心地には多少の不安が残ります。
ボディには1.0ハイパーDを使用。
現在利用可能な最軽量クラスの生地で手触りが柔らかく、寝心地の向上に貢献します。
色のバリエーションの多い生地で、いろいろと遊べるので良く使う生地です。
③SEEKER
少しめの生地を使い、居住性を最優先としつつシンプルなものに設計しました。
バグネットは両側エントリーで、どちらからでもハンモック内に入ることができます。
リッジライン長は83%で最適長となっていて、スーパーフラットレイを実現できました。
ULモデルに比べてストレスは少なく、使いやすいと思います。
耐久性を高めるために縫い付けのエンドキャップを付けることもできます。
ちなみにモデル名の意味は『探求者』。
ボディに使われるのは1.6ハイパーD、2.2HEX70XL、1.7MTN XLなど、耐荷重が高く手触りの良いものを使います。
リッジラインはこの長さがやはり最適で、生地の伸びにくさと相まってとても寝心地が良いので気に入っています。
シンプルで使いやすいものを目指して設計しました。
④FORTRESS
意味は『要塞』
4シーズンのフルモジュールタイプで、バグネットなし、バグネット、トップカバーの3パターンに変化させることができます。
リッジライン長はSEEKERと同じ83%でネットレスの場合を想定して完全調整可能なリッジラインを標準で備えます。
寝心地はスーパーフラットレイ、内部ストレージや、ギミックを追加することができます。
このモデルはXL幅の生地と非常に相性が良くて、居住空間は広々、森の中にいるのにゆったりとくつろげます。
まだキャンプではテストしていませんが、冬にはトップカバーを付けることで耐寒性能を発揮してくれるはずです。
また、トップカバーに印刷生地を使うことで個性を出すことも可能になりました。
一番のお気に入りですね。
この他にも、キルト類からタープや小物まで、全て自作です。
説明すると長くなるので省略します(笑)
自分のスキルで自然と向き合うことのできる最高に贅沢な趣味です。
これらは全て自分でテストをして、設計しています。
現在はサスペンションに使うバックルの設計をして、金属加工業者から見積りをとっています。
これが完成すれば、ダッチウェアから海外通販する必要がなくなります(笑)
前述のように、最適な各部の寸法などの議論は海外ではすでに終わりを迎えています。
日本でもこれから、ハンモックに限らず自作装備でアウトドアを楽しむ文化が広がるとええなと思っています。
Twitter:じろ(@aFWmVUGDubhpqIA)
意味がわからない言葉が出まくってますが、今一番気になるハンモックです!そしてひとつの最適解であると思ってしまうハンモックです。
じろさんのハンモックのさらに詳しいことはツイッターでフォローするか、ハッシュタグ「#じろモック」で検索してみましょう!
じろさんに聞いたアンダーキルトの話もどうぞ!
No.9 やな(旧名MY) さん
ハンモック沼にズブズブの私です。[Twitter:@Bonanza1989]
週末が待ち遠しくなる。ハンモックで寝たい!!
これが私がハンモックにハマりきってる理由です。
現在ハンモックにハマっている方の半数以上、いえ9割9分くらいの方が同じ理由です。(勝手に断言)
独特の寝心地は身体を回復します。HP全回復のベホマです。いいえ、なんとMP(精神的に)までも回復するのです。MP(Money Point)は減りましたがMP(Mental Point)は回復します。(ちょっとなに言ってるかよくわかんないです)
☆外で寝る
にプラスαして
☆ハンモックで浮遊体験をしながら寝る
非日常と言わずしてなんと言うでしょうか。
働いてベッドで眠るこの毎日。
1日の3分の1ほどの時間を占める睡眠!なぜ毎日同じ方法で寝るのか!?考えたことはありませんでした。
しかし、ハンモック…これは革命です!
睡眠時間が趣味になる!!誰が想像したことでしょう!? (誰かが想像してるから今流行ってる)
お待たせしました、いいえ待たせすぎたのかもしれませんっ!
……
興奮しすぎました…。
というわけで、今はハンモック睡眠に力を入れたスタイルになっています。
様々なメーカーの中で、居住空間がダントツに広い[Sierra Madre Research Stratos Shelter]というモデルのハンモックで寝ております。
ビールを飲んで、惰眠を貪る。
ぐうたらスタイルがメインとなっております。
ほとんど毎週末そんなので楽しんでいる中で ハイキングもしたくなり、話題のじろさんに軽量ハンモックシステムを依頼しています。
(ぐうたらするはずだったのに、山歩き楽しくなっちゃってハイキングしたくなる極端なやつ)
自転車、釣り、雪中なんかと、今後色々とチャレンジしたいものがたくさん出てきました。
周辺ギアもやっぱり大好きで気になるものをしょっちゅうツイートしては、先輩方に教えていただいてます。
ハンモックの選び方は、正解が難しいです。
ハンモックってどう選んだらいいだろう?そんなときは
☆移動手段(車、バイク、自転車、徒歩)
☆目的(キャンプかハイキングか)
☆見た目の好み(無骨系かカラフルスタイリッシュ系か)
から考えて質問を投げかけるといいかもしれません!
Twitterの皆様はハンモックオタクなので、めちゃめちゃ教えてくれますw
外遊びは楽しい!!
ハンモックはいいぞー。
文章読んでて、ハンモックにハマって楽しんでるんだぁというのが滲みでてて伝わってきました(笑)
Twitterでは何人かいますが、記事中唯一のシエラマドラー(シエラマドレのハンモックを使う人)です。タープとハンモックの一体感が強く、蚊帳下のギアスタッシュは使い勝手が良さそうです。
手の届く範囲が生活圏で、コックピットのようなロマンを感じるサイトが素敵です!
No.10 すみもこ さん
はじめまして、最近は関西のシノラーと呼ばれています。すみもこ(@NnnBamboo
)といいます。
はじめに、自分はハンモック泊を始めて2年程になるかと思います。
最初は夏季のソロキャンプ設営がしんどい暑い無理(笑)という理由で楽で荷物減らせてソロ向きなハンモックに手を”染め”ました。
当時は情報も少なく、某芸人さんが使っているものと同じメーカーの”DD hammock“から遍歴が始まっております。
その後”kammok“というメーカーに出会い。
今は”Roo single UL” “Mantis UL“をメインのハンモックとして利用してます。
双方とも個性のしっかりとしたハンモックで虫の居る時期と居ない時期で分けて使ってますね。
現在これらのハンモックを使い低山縦走泊やシノギングを楽しみたいと思い、近隣の山を吟味しているところです。
また最近は”シノギング“という山登りの仕方を提案し、”凌ぎ”という世界観でギアやウェアを制作しているアクシーズクインというメーカーに心酔し、細々したtipsをそちらから学んだり、ウェア・ギアなどを集める人になっております。
実のところ、ハンモックの保温システムなんかはここのものを買えば満足できるのでは?と思ってなどいたり…
現在は”モグ“というハンモックウォーマーを買うか買わまいかと悩んでます…。
さて、自身の遍歴や呟きはこの辺にしておき。とりわけ読まれてる方の大方が気になってるであろう保温・断熱システムを話したいと思います。
まず自分で最初に行ったアンダーキルト(カバー?)のシステムとしては”SOL emergency blanket“を基にしたDIYです。
材料はアウトドア用ゴムロープ(モンベルで売ってます)とダクトテープ、SOL blanketのみです、1000円弱あれば作れます。
しかし、”ボトルの水を零したか?と思うほどに背中が結露した“という事が一度あった為と、今の装備では合わない様に思えるので使っておりません。
ですが、単体での保温や風防としての効果は高く標高の低い場所なら1番寒い時期を除き、かなり使えるかと思います。
ただこちらのDIYギアは床面が1枚底のハンモックでなくDDの様な2枚底のもので使う方がおすすめです。(※理由としては最悪結露しても身体まで濡れが浸透しにくい)
お金を掛けたくないが晩秋まで楽しみたい方は是非(※地域と個人差はあります)
その後に、”mont-bell”のマルチダウンブランケット#5をチューブキルトやアンダーキルトとして運用したり(付けるのに多少工夫が必要ですが)
あと”UGQ“のトップキルトを輸入し同じように運用したりしております。 (※掛け布団の様な寝袋です。)
まあ、UGQは普通にアンダーキルトをオーダーする方が運用的には絶対楽です。
ただ他にもメーカーはあるので、よければこの機会にアンキル沼へ…。
今季は”Cumulus SELVA 250“で冬を”凌ごう”と計画しております。
こちらは非常に良くできた製品で、ゴムロープをスライドロックで留め、それをハンモックのビナーに通し調整し本体を密着させるというものです。
また温度帯も-4℃(限界値)と真冬でも対応でき、本体収納も信じられないほど小さくなります。
最後に、テント泊とは別の方向で道具の使い方や工夫で各々に想像する快適さをいくらでも作ることができるハンモック泊は是非オススメです。
現在はロープワークや設営のやり方含め情報が溢れており優しい先駆者の方が多く、とても始めやすいかと思いますのでお悩みの方は前向きな検討を…
“シノラーは孤高なのが良い“ですが、気になる事あれば質問も受けますので使っているギア等の質問ございましたら是非どうぞ。
2人目のシノラーが参戦!
ハンモッカー悩みの種”保温キルト“の問題を書いてくれました。
当たり前にUGQやCumulusが出てくるのはハンモッカーのレベルの高さを感じます。しかし、高価なモノのは外れにくいのも事実、回り道せず買ってしまうのもありですね。
No.11 グリコニキ さん
ブロンプトンとハンモックと私
どうも、グリコニキ(@GlicoNiki)です。
僕はブロンプトンという折り畳み自転車で電車等公共交通機関を使って輪行し、ハンモックキャンプ楽しんでおります。ちなみに自転車歴約2年半、ハンモック歴約2年ですが、フィールドでキャンプしている回数・経験値は正直かなり低いと思います。
現在愛用している優勝ハンモックは界隈で話題のじろモックのスケスケハンモックこと「Hanggedman」ブランドの「CruiserUL」(幅132cm×⾧320cm 重量261g 耐荷重90kg)という蚊帳付きモデルです。
HummingBird HammocksのHeronTarp(243g+ガイライン100g=約340g)と組み合わせてサスペンション込みで700g以下のハンモックセット。これにオーダーしたじろキルトの4種類を気温と気候により組み合わせてキャンプを楽しんでおります。
ちなみにキャンプに使用する折り畳み自転車であるブロンプトンという小径車は、走行性能・折り畳み方法・収納サイズ・積載能力(専用の取り付け出来るバッグが充実)等がとても優秀な自転車でしてギアもあるのでツーリングキャンプとしてはとても便利な自転車です。
簡単に折り畳めて小さくなるので電車、バス、飛行機、船と乗り継ぎながらキャンプ旅が簡単に出来てしまいます。
福岡へ出張の際は、スーツ姿で右手にビジネスバッグ、左手に自転車、背中にキャンプギア詰め込んだザックを背負ってツーリングキャ・・あ、いや仕事に行き、お客様と別れてそのまま本州山口県下関のキャンプ場へチェックイン。そのままハンモックで泊まり初の完ソロ達成しました。泊まった翌日は北九州に船輪行で戻り観光しながら帰るというワクワクしかない旅が出来ました。
やったことがない人からすると自転車キャンプツーリングはちょっと準備するものも多くてハードルが高いと感じるかもしれませんが、案外やってみると簡単だし何より自転車キャンパー同志でグルキャンすると各々自己完結型になるので、好きな食べ物、好きなお酒を買い出しして個々にゴロゴロしながら飲んでそのまま寝れる幸せなソログルキャンが出来てしまうのが最高だと思います。
そして走って軽く汗流し、美味しいビールやお酒を飲みながら炭火で焼いたお肉を頂くのは格別です。
ぜひ皆さんもチャリでハンモックキャンプはじめてみませんか?
<使用ギア>
ハンモック:Hanggedman CruiserUL(通称 蚊帳付きじろモック)
タープ:Hummingbird Hammocks Heron tarp
サスペンション:Hummingbird Hammocks Tree strap+ &Dutch A ダッチャブル金具
キルト:Hanggedman アンダーキルト・トップキルト4種(通称 じろキルト)
気持ちの良いハンモック写真がたくさんで見て楽しいです!
折り畳み自転車×ハンモックって不思議なオシャレさと魅力があります。日常に手軽に”旅”を追加できるからかもしれませんね。
にしてもよくそんな黄緑の道具見つけてくるなあと思ってしまう統一感が素敵です。
すけすけじろモックと、アンダーキルトを好みのカラーで作ってくれるのもハンドメイドの魅力ですね!
No.12 つぶあん さん
はじめまして、ハンモック沼のヤベーやつと言われているつぶあん(@tsubuan-camp)です。
やばくないよ?
さて、わたしのハンモック泊と言うことで本来であればお気に入りのハンモックだとかハンモックの楽しさをお伝えするべきなのですが、残念なことに私はそこまで1つのハンモックを使い込んでるわけでも無く、ハンモックの楽しさはすでに皆さんが十分過ぎるほど紹介されているかと思います。
なので今回は、ハンモックの多様性(大げさですが)についてお話しようかと思います。
一口にハンモックと言っても実際には本体の形状や蚊帳の有り無し、生地の違いなど、全てを語り尽くすことは到底できないぐらいの種類があります。
Amazon等で販売されている量産型のハンモックでさえ生地や蚊帳の質が違うぐらいです。
例えば私が初めて買ったハンモックはEasthills Outdoorsというメーカーの物なのですが、210Tタフタパラシュート生地という物が使用されているようです。
下が透けるほど薄いですが、ハンモック泊にはまるには十分な強度と寝心地の良さでした。
残念ながら初期不良で返品することになり、その後6つぐらい色んなハンモックを渡り歩いてきました。
この辺りがヤベーやつと呼ばれるゆえんのようです。
いくつかハンモックを使用してきて思ったのは、生地によって寝心地が大きく左右されると言うこと。
固くて全く伸びない物もあれば、柔らかくてとても伸びる生地や、柔らかいのに伸びない生地などもあったり。一部のメーカーなどは、独自で開発した生地を使っていたりといった差別化も行われています。もちろん人それぞれの好みがあるので一概にどれが良いと決めることはできない物だと思っています。
こちらはKAMMOKのMantis ULと言うハンモックの生地です。生地に細かいラインが入っているのが分かるでしょうか?これがリップストップと呼ばれる物でこれにより薄くても強度のある生地となります。逆に言うとこれが入っている生地はラインの入っている方向には基本的に伸びないと言うことです。
こちらはSierra MadreというメーカーのNinox FlatLayというハンモックの生地です。
このメーカーはニスロンと呼ばれる独自の生地を使用しており、非常に良く伸びます。
どれぐらい伸びるのかというと、普通のハンモックと同じ感覚で張ると地面に着くぐらいです。また、手触りが非常にしっとりとしていて、生地の伸びと合わさって優しく包まれるような感覚の寝心地になります。
こちらが最近のお気に入りのハンモックの生地です。
Dream Hammockと言うオーダーハンモックのメーカーでAirwaveと言う生地を使用した物なのですが、前2つと比べて光沢がないのが分かるでしょうか。
見た目だけで無く手触りもナイロンのつるつるした感じでは無くさらっとした感じで、ハンモックに乗ったときに滑らないと言う特徴があります。リップストップの加工も斜めにもラインが入っているので全方向に伸びない生地となっています。
こんな感じで一見同じようなハンモックでも、実際には各メーカーの努力によって色々な差別化が図られているのです。
あなたのハンモックはどんな生地ですか?
●使用ハンモック
ブログ:つぶあんの走り書き(https://tsubuan-memo.hatenablog.jp/)
オススメ記事:(8/30更新)ハンモッカー向けのハンモックブランド一覧(現在42ブランド+α)
つぶあんさんは、まさかの生地感の記事でした!
ついつい重量やサイズに目がいってしまうハンモックですが、寝心地に直結する生地の違いも覚えておきたい選ぶポイントですね。
シエラマドレの伸びる生地ニスロン、ぜひ乗ってみたいです!
No.13 たにやん(旧:ぼつり) さん
こんにちは初めまして!
ぼっちな釣り人ぼつりです(°▽°)
【テーマ 僕のハンモック泊】
まず、僕のスタイルを紹介します。
僕がいつもやっているキャンプはいわゆるザックスタイルと呼ばれるものです。
ぜつえんさんのブログ読んでる方であればご存知の方も多いと思いますが、ザック(リュックサック)に自分が必要なギアとロマンを厳選して、詰め込んで目的地を目指すスタイルのことです(°▽°)
ザック1つで全部完結するってなんか究極って感じで好きなんですよね。
そもそもザックスタイルの目的というのは、荷物を軽量化してギアを厳選し、山を登って連泊することが目的だと思います。
でも、僕はそんな険しい山に登るわけでもないのにザックに荷物まとめれるなら気軽にキャンプ行けるじゃんってことで75Lのザックに好きなだけギア詰め込んでます(笑)
数年前にグループキャンプからキャンプを始めたんですが、ザックスタイルに変更するまでは道具が多すぎて車から荷物を下ろすだけで疲れちゃってました(´・ω・`)
ところが、ザックスタイルにかえてからはギアを見直してザック1つでキャンプに行けるようになったことで、キャンプに行く回数も格段に増えて今では毎週のようにキャンプに行っています。
キャンプに行くのに気合を入れ過ぎて気負いになってる方、準備がめんどくさいと感じる方には僕と同じスタイルが案外ハマるかもしれませんね(*´∀`*)
話は脱線しましたが本題のハンモック泊の話に入りますね!
最初に言わせてもらいます!
ハンモックはサイコーーーー!!
ハンモックはキャンパーに自由を授けてくれます!
例えば中洲の真ん中
例えば日の光が差し込む川縁
さらには川の上まで
自然に溶け込んでるみたいでたまらねえええええええ!!!(*⁰▿⁰*)
ここにテントを設営しようとしてもなかなか地面が硬くてペグが刺さらない下の岩のせいで寝にくい、コットを置けない問題がありますよね。
でも、地面からくる問題であればハンモックはその悩みを全て解決してくれる!
キャンプ場が満員だとしても別の場所に拠点を構えることができる!
ハンモックはキャンプにおいてより自由な選択肢を与えてくれる素晴らしいギアなのです…(*゚▽゚*)‼︎
何も考えずゆらゆらしてるだけでも楽しくて、タープや屋根がない分自然と近くなれる気がしますし、揺られているといつの間に寝落ちしていることがよくあります(笑)
より自然を感じたい方、ちょっと変わったキャンプをやってみたい方にはとってもオススメです(*゚▽゚*)
一気に周辺ギアが変わったり、軽量化出来たりして、選択肢がとっても広がる楽しいアイテムですよ!
では!
Twitter:たにやん(@botsuri)
写真の雰囲気も良いですし、キャンプスタイルも最高ですし、なによりハンモックにハマってるのが伝わってきて、ぼくまで楽しくなってきて乗りたくなってしまいました!
地面環境に左右されないハンモックは場所の幅を広げてくれる野遊び好きにはたまらないギアなのもわかりますね。釣りとの相性ももちろんバッチリ!
No.14 まさ さん
私のハンモック泊ということで、書かさせて頂きます。
はじめまして初心者キャンパーのまさ(@masa_camp)です。
キャンプ自体はまだ1年生、ハンモック泊も半年くらいですが、せっかくのキャンプ!ラクに過ごしたいというスタイルです。
キャンプ場に着いたらキャンプ場を散策したいですし、キャンプ場到着前にも色々周辺を見て回りたい、そういう想いから設営撤収がラクにしたくてハンモック泊です(*´ω`*)
ハンモックはデイジーチェーンとウーピースリングを介して接続するというごくごく普通の設営。
ハンモックを焚き火の火の粉で穴を開けたくないのでハンモックの前の地べたに座るスタイルです。
タープは対角線上の両サイドのループにフックを取り付け、デイジーチェーンに引っ掛けるだけ。跳ね上げた側のループにはポールとパラコードを取り付けてペグダウン。反対側はタープのループにペグダウン。
これで完成。ペグを2本しか打たないといういい加減スタイルです笑
この記事を書いている間も私はどんどんスタイルを変えてますし、気候や気分に合わせてもどんどんスタイルを変えていると思います。
そんなことが気軽に出来るのがハンモック泊の素晴らしさだと思います。
にわか、初心者キャンパーですが、これからもっとハンモック泊の楽しさを味わい沼に陥ると思います。そして、この記事を読んでいる方で未だハンモック泊をやられていない方。ぜひ一度やってみましょう。ハンモックに乗ったら最後、全てどうでもよくなり幸せなひとときが訪れますので(*´ω`*)
設営撤収に時間がかからない分ほかで楽しむことができるハンモック泊の良さに魅せられてますね!「楽にしたい」はキャンパーに欠かせない原動力です!
タープも簡易的ながら開放的で真似したい張り方です。
川を跨ぐハンモック設営は夏は最高そう!
No.15 しょる さん
こんにちは。
外で遊部の病弱アウトドアマン、そしてBUSHMENのPUSHMEN(非公式広報)のしょる(@sotode_asobu)です。
ハンモック歴は2020年で5年目になります。
今ではすっかりハンモック最高マンですが、人生初ハンモックの時はDDハンモックをお借りしたのですが、なんかもう全然ダメでした。
①シュラフ入りにくいし
②自由効かないし
③揺れて酔うし(多分お酒のせい)…
こんなん絶対無理やん…
と思ってました。
その翌週くらいにはポチってました。
それ以来9割ハンモック泊、1割タープ泊の割合でキャンプを楽しんでいます。
最初はDDハンモック、次にヘネシーハンモックを追加してきました。
そんな私が現在、主に使っているハンモックはポーランドのメーカー【BUSHMEN travel gear】のハンモックZENとハンモックZEN ULです。
このメーカーは超絶簡単に説明すると【山や森を旅するあなたの冒険心を刺激する】ような、そんなアイテムを作っているメーカーです。
主にこんな感じに四季を問わず北海道でハンモックを楽しんでおります。
BUSHMEN自体は2020年に日本に正規代理店ができたばかりです。
徐々に人気が出てきており、今熱いハンモックメーカーの1つです。多分。
さて、BUSHMENの自称非公式広報としてBUSHMEN travel gearを紹介していくのも良いのですが、ハンモックあれこれについては皆様が書かれていますので、今回は私なりの【ハンモックを楽しむこと】にフォーカスして書いていきたいと思います。
ハンモックを使う理由は色々あると思います。
私はキャンプのときに設営と撤収を簡単にするために導入しました。
「木にくくりつけるだけで組み立てとかの手間がほとんどいらないなんてやばいじゃん…!?」と。
それからハンモックを使いはじめて5年目に突入しましたが、今も変わらず楽だなぁと思って使っています。
が、今はもう一つ大きな理由があります。
【自然を『もっと』楽しめる】
ということです。
私は自然を楽しむためにアウトドアをやっているところも大きく、2020年はキャンプの他にもSUP(Stand Up Paddleboard)というウォーターアクティビティを主軸に楽しんでいました。あとたまに登山。
その中で、ハンモックがあるとさらに自然を楽しめると思っています。
SUPで湖を渡り、休憩地点や目的地でサッとハンモックを張る。
布一枚に身を委ね、ゆったり揺られて自然を感じる。
この体験は【どこへでも持って行きやすく、木があれば地面を選ばずどこにでも張れる】という特性を持ったハンモックならではだと思います。
ハンモックに揺られて、波・風・木・葉っぱ・動物の鳴き声を聞いていると、まさに自然と一体になれる感じです。
ハンモックを使う理由は色々あると思います。
実用的な理由はもちろんですが、こんな感じで自然を楽しむために使ってみるのはいかがでしょうか。
【ハンモックを楽しむことは、自然を『もっと』楽しめるということ】
私はそう思います。
ちなみに価格帯も安いもので1000〜3000円以内でも購入できるので、気軽に試すこともできますのでオススメです。
※公園などではハンモック禁止のところもあるのでご注意ください。
さて、最後にBUSHMENの非公式広報PUSHMENとして、私が使っているBUSHMENアイテムのご紹介をしたいと思います。
●ハンモックは【ZEN CAMO】と【ZEN ULTRALIGHT】
蚊帳なし、生地も薄くなく厚くなくBUSHMENの中だと一番ベーシックなタイプのものに当たるかと思います。迷彩がかっこいい。
●蚊帳は【モスキートネット】
後付タイプの純正モスキートネット。一度袋を破いてしまった過去があります…(修復済
●アンダーキルトは【アンダーキルトGLOW -12℃】
BUSHMENから出ている2種のアンダーキルトのうち、耐寒性能が高い方。
750FPのダウンがモコモコですモコモコ。
●タープは【サーモタープ CAMO 3☓3】
BUSHMENと言えば【サーモタープ】という感じがあるくらい、代表的な商品。
実はこの迷彩じゃない普通のサーモタープ3☓3も持っているのですが、限定品らしかったのでポチっちゃいました。
と言う割にまだ販売しているぽいです。どういうことや…!!
3☓3タープ何枚もいらない…!!
という感じで、現在はすべてBUSHMEN装備メインでキャンプやハンモックを楽しんでおります。
色々なハンモックメーカーがそれぞれのコンセプトを持って出していたり、No.8で記事を書かれているじろさんのようにハンモックを自作している方がいたり、個人的にはとても奥が深いものだと思います。
とにかく…
ハンモックは良いぞ!!
TwitterやInstagram、YouTubeもやっておりますので、もしよければ見てみていただけたら幸いです!!
ツイッターだけでなく、オフでも遊んでいただいているBUSHMENのPUSHMENことしょるさん!雰囲気のある写真がハンモックとマッチしてカッコよすぎます!それにSUP×ハンモックは羨ましくて反則的。
色んなアクティビティと合わせやすいのもハンモックの魅力ですね!
No.16 えびます さん
BushmenのZENというハンモックを2つ持っています。
カモフラージュ柄のハンモックがあまり出回っていないし、DDハンモックはユーザーが多いので違うのが欲しかったのです。他のメーカーと使い比べた事がないのであまり偉そうな事は言えませんが、ゆったりめのサイズでシンプルで軽くて丈夫なのが特徴だと考えています。
僕がハンモックを始めるキッカケは職場の配置転換でした。
土日の休日は確保できるのですが、日々疲労困憊で大掛かりなキャンプはなかなか行く気が起きません。もっと身軽に早くキャンプがしたい。
機会があれば渓流釣りとキャンプを両方楽しみたい。そんなふうに思ったからでした。
実際にやってみるとその利点は確かなモノでした。
レインフライ(タープ)まで含めて設営してもペグ打ちの本数が圧倒的に少なくて、作業は殆ど立ったまま。慣れてしまえばタープまでやっても10分あれば設営完了。地面に木の根があっても岩があっても問題にならない。2本の適当な木さえあればいい(逆に木がないとどうにもならないですが)。
道具類少ない。軽い。と思っていた通りです。
予想していなかった事もあります。
人によって合う合わないはあるにしても僕にとってキャンプ中の寝床として最上級の寝心地。
テントを張って寝る方向を決めてマットを敷いていざ寝てみると地面の傾斜や凹凸が気になる。キャンプ用のマットくらいでは埋められない普段の自分の寝床との寝心地の差。
まぁ、寝るには寝れるしそういうものだと割り切っていたのですが、ハンモックに寝てみると今までのはなんだったのかと思ってしまいます。
それから工夫する楽しさ、考える楽しさもまだまだ残っているところです。
ハンモック本体もいろいろなのがありますし、レインフライもいろいろなのがある。サスペンションシステムも様々ですし、アイテムもいろいろ出てきていて同じハンモックでも人によって独自の設営方法やスタイルがあったりする。
快適な吊り角度の探求とか、快適な姿勢の探求とか、チェア使いする時の工夫とか、幹間距離が長い時の工夫とか、高価なアンダーキルトを買わずにどうやって寒さを凌ごうとか、ハマる要素がいっぱいありました。
夏が終わりに近づいて、秋もあっという間でしょうし、初めての冬季ハンモック泊が間近に迫ってワクワク感が止まりません😆
Instagram:vinnies_buta_camp
●使用ギア
ツリーストラップ:Byer Of Main マイクロストラップ
ウーピースリング:Bushmen ウーピースリングプロ
ハンモック:Bushmen ハンモックZENカモ
レインフライ(タープ):Bushmenサーモタープ3m×3mカモ:akmax ミリタリータープ10ft×7ft
モスキートネット:Bushmenバガボンド
全体がカモ柄で統一されたサイトが素敵です!
工夫のし甲斐があって、考えるのが楽しいハンモックを満喫されてます。アンキルも代用しやすいのでどんな風になるのか楽しみです!
あなたのハンモック泊も募集中!
この記事では常に新しい【わたしのハンモック泊】の記事を募集しています。
公開後は記事の下に追記という形で増やしていく予定です。
あなたのハンモック泊をこの記事にのせても良いという方はブログの問い合わせフォームかツイッターのDMからご連絡ください。写真1枚140文字から参加いただけます。
わたしのハンモック泊であれば一切制限はありません。文章力よりもあなたらしさが一番重要です。
書いてみようかな?や細かいところで不明な点があれば気軽にご連絡いただければ相談致します。
ハンモッカーで作るハンモッカーのためのハンモック泊記事であればいいなと願っています。よろしくお願いします。
まとめ
この企画をして、記事にまとめて、誰が楽しいって、ぼくが一番楽しかったです!役得だぜっ。
まだ確立されてない“ハンモック泊”というカテゴリで新しい情報は非常に貴重です。
新しくハンモック泊にチャレンジしたい人、すでにハンモック沼ずぶずぶな人の参考になる記事であればいいなと思います。
第二弾でもありませんが、ツイッターで70人以上のハンモッカーにアンキルのアンケートをしてまとめました!
スポンサーリンク
コメント