こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
Rasical様からの提供品でのレビューです。
アウトドアをしていれば高性能素材に興味が湧いてくる時期があるのは皆さん共通でしょう。
GORE-TEX、コーデュラ、X-PAC、ダイニーマ、DCF、帝人オクタ、アルファダイレクト、クライマシールド、PrimaLoft GoldInsulation with CrossCore等と使われている素材だけで盛り上がってしまいます。
だから「アウトドア関係無いのでは?」って思える掛け布団のレビューをするぼくを責められる自分はいないわけです。
何故ならエアロゲルとグラフェンが使われている掛け布団なんですからね!
今回はラシカルのエアロゲルとグラフェンを使った真冬の北海道でも1枚で寝れるフェアリーノヴァ掛け布団をレビューします。
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Rasical(ラシカル)
ラシカルは2018年頃からMakuakeで服カバン布団などを製造販売しているようです。
非ダウン防寒品を使った環境への配慮。
製造から販売までの流れを公開する購入者への流通の可視化を強く意識しているのがわかるものづくりをしています。
名前は全く知らないブランドでしたが、2020年にクラウドファンディングサイトMakuakeで販売していたフェアリーノヴァジャケットを見たことがありました。
「NASA素材」「-196℃断熱」といった売り文句で8500万も集めた大成功商品だったようです。
現在は改良版で電熱ヒーター付きのフェアリーノヴァジャケット2が登場し、レビューも書いています。
ラシカルについてもう少し調べてみました。
所在地が公益財団法人 京都高度技術研究所アステムになっています。
かなり規模の大きい会社でベンチャーや中小企業の支援などをしている会社で、この中の研究所内でプロジェクトを行っているようです。
最近のクラファンはOEM品が多くて怪しさ満点だと思ってましたが、その中でもしっかりと開発をしているブランドという印象になってきました。
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ぜつえんの睡眠事情
やや特殊かもしれないのでこんな生活をしてますよ、という自己紹介から。
数年前にベッドを捨ててから自宅でも銀マットやエアマットで寝る生活を送っています。
そもそも自宅に寝床を用意してないため、車からマットと寝袋を下ろさないと寝れないので車で寝ることの方が多いです。
夏は薄手毛布や薄手寝袋、秋冬春は寝袋を寝具にしているため布団は持ってはいません。
そんな睡眠環境です。
そのため自宅のベッドで寝ている方とは異なる感想かもしれないという話でした。
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フェアリーノヴァ掛け布団
2022年9月にMakuakeでプロジェクトが開始され、約3400万円の金額を達成しました。
支援者には12月末までにお手元に届くようです。
フェアリーノヴァジャケットの断熱技術を活かして開発された冬用の暖かい掛け布団です。
ところで掛け布団は中綿を詰めた寝具ですが、画像みたいなツルツルした生地の印象がありました。
掛け布団の内側に肌触りの良い毛布を入れて寝る、そんなイメージです。
しかし、フェアリーノヴァ掛け布団は表面がフリース生地で、さらに中綿が入っているため掛け布団と毛布のミックスみたいな、つまりは極厚毛布だなって思ってます。
見た目
表裏どちらもグレー単色のシンプルなデザインです。
表面にある丸い部分が裁縫で表裏と中綿を固定しています。
裁縫箇所を最小限にすることで熱損失を減らしつつ、体との接触面を増やすして効率的に発熱することができます。
ダウンのような単体の綿だと偏りを防ぐため仕切りが必要で裁縫箇所が増えてしまいます。
それが必要無いのは中綿がシート状になっているのでしょう。
最小の210×150cmのシングルサイズを選びました。
足元を折り返したり、頭まで被ることを考えるともう少し長い220-230cmあっても良いなーと思いましたが、一人用掛け布団の定番サイズなんですね。
他にセミダブル(210×170cm)とダブル(210×190cm)もあります。
表面は柔らかく肌触りの良い起毛フリース。
毛布好きには本能的に落ち着く優しい触り心地です。
表も裏も無くどちらを使っても同じです。
布団カバーを付けたり、吊るして干したりできるループがいくつか付いていました。
「わずか3cm!」の売り文句。
体感ではもっと分厚く感じてましたが自然に置くと大体3cm程度でした。
潰すと最小3mm程度まで薄くなります。中綿分ですね。
使ってる時は空気を含んで膨らみもっと分厚く感じます。
重量は実測で約2.5kg。
羽毛布団は1.3kg前後が多いようです。
冬用の二枚合わせ毛布は1.6~2.5kg位あるようで、重量的には羽毛布団よりは分厚い毛布をイメージすると良さそうです。
柔らかいおかげか体感では重さは感じませんでした。
車中泊やキャンプでも使えるように持ち運び用の袋が付いています。
が、車に積むにしても冬用寝袋以上の大きさになってしまうので車中泊用でもあえてこれを選ぶことは無いかなと思ってしまいます。
自宅で使うのをメインに、たまの車中泊やキャンプで使うのに持っていく程度でしょう。
フリース生地はレーヨン13%含まれていました。肌触りの良さと滑りの良さと表面の光沢が出る素材です。
シルクを模した植物系の化繊で乾燥が遅いためアウトドアウェアでは見かけない素材。
30℃以下のぬるま湯で洗濯機での丸洗いも可能。乾燥機は60℃の低温です。手入れがしやすいのは嬉しいですね。
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結論
正直、使うまでナメてましたが良い意味で裏切られました(笑)
使えばびっくりべた褒めするしかないほどにぬくぬくで暖かい掛け布団でしたもんね。
電熱ヒーターかと疑うほどに暖かくて発熱し触り心地も気持ちいい、冬もこの掛け布団一枚あれば安心して寝られるよ、って話です。
もう公式ページに書いてあるまんまでした。
・冬でも一枚で寝れる
・布団に入って10分程度でガンガン発熱して嘘みたいに暖かい
・肌触りが良く快適
ということです。
圧倒的に暖かいのが魅力ですね。
暖かさにも種類があり、布団の内側を冷たい外気からしっかり断熱する暖かさと体温から発熱する暖かさの2種類です。
どちらも素晴らしく冬の北海道でも暑すぎると感じることもあるほどでした。
屋内外15~-10℃位の環境で2週間ほど寝試しました。
15℃:暑すぎて足を出すこともある
10~5℃:快適に寝られる
5~0℃:発熱が控えめに感じられるようになってくるが寒くはない、顔が冷たくなってくる
0~-5℃:Tシャツでは寒い、布団とマットの隙間から入ってくる冷気が冷たい
-10℃:幅の狭いマットでは地面からの冷気を防ぎきれず朝まで寝るのは大変
ざっくりこんな感じ。
5℃以上なら安心して寝られる、5℃以下なら工夫が必要になってくることもある。という感想です。
特に5℃以下では顔が冷たくなってきました。
布団に潜れば問題ありませんが、それもずるいかなと。
氷点下では、アウトドア用の幅が狭いマットと相性が悪く隙間からの冷気で寒くなってしまいました。
個人差はあれど隙間のできにくいベッドで寝ているならもっと暖かく寝られれそう。
ウェザーニュースが冬の暖房事情を調べるために、真冬の1月下旬に全国6万人に行った「朝起きたときの寝室の気温は?」というアンケート結果です。
結果の平均気温は12.4℃。
一番寒いのは長野県で8.8℃でした。
北海道は暖房を付けてる人が多いからか全国的に室温が高め。暖房を消して寝るぜつえん宅は12月初旬でも寝起きの室温は5℃前後でした。
この結果を見ると、冬でも5℃以下の環境で寝ている人は少ないはず。何なら10℃以下の人すら珍しいのかもしれません。
そんな日本の睡眠環境を考えるとフェアリーノヴァ掛け布団一枚で寝れない人はレアなはず。
なにより掛け布団では防ぎにくい顔の冷えが最初にきます。
逆説的に、顔が寒くて寝れなかった経験がないならフェアリーノヴァ掛け布団一枚で余裕ってこと。
つまりは、自宅で寝るならフェアリーノヴァ掛け布団一枚買えば安心して冬を乗り越えられる!、そういう結論です。
特徴
実際、結論で書いた通り超暖かくてフリース気持ちい良いよってのがほぼ全て。
ここからは何故フェアリーノヴァ掛け布団が暖かくて、何が凄いのかって話をしていきます。
一枚で真冬も過ごせる圧倒的暖かさ
掛け布団に求められる性能は暖かさです。
朝まで暖かく寝られること。それが最低ラインでありながら最重要ポイントです。
その点フェアリーノヴァ掛け布団は圧倒的に暖かく、ガンガン発熱してくれて一枚あれば北海道の冬だろうが安心して乗り越えることができます。
すでに文句なしの掛け布団でしょう。
毛布のような肌触りの良い吸湿発熱フリース
毎日使う上で暖かさに次いで嬉しいのが極上な触り心地の吸湿発熱フリースなこと。
物心がつく前に祖母に与えられた毛布の影響で、毛布大好きマンとなってしまったわたし。遺伝子レベルで起毛した素材に安心感を覚えてしまいます。
そんなわたしが顔を埋めてごろごろしたくなるような優しい上質なフリース生地です。
それでいて吸湿発熱フリースなので包まれればすぐに暖かくなっていくのを感じられます。それは、じんわりとした祖母の家にいるような安心感です。
夏に使ってるモフアの毛布よりもはるかに気持ちの良い起毛でした。
最新素材エアロゲルとグラフェンを使用した中綿
フェアリーノヴァ掛け布団、最大の魅力である中綿。
宇宙服の断熱素材に使われるエアロゲルを配合したヒートエーテルと。
2010年にノーベル物理学賞を受賞した最先端炭素素材グラフェンを使ったブラックエーテルの二つが中綿に使われています。
どちらもラシカルの商標登録された独自中綿素材です。
熱伝導蓄熱抗菌作用のあるブラックエーテルを、断熱効果を持つヒートエーテルでサンドイッチして、吸湿発熱フリースで外側を作った構造です。
4層って書いてますが、両側フリースを考えると5層ってことになるんだと思います。
もう少しヒートエーテルとブラックエーテルについて深掘りしていきましょう。
エーテル
ラシカルの独自断熱素材ヒートエーテルとブラックエーテル。
エーテル(Ether)と言えば、ファイナルファンタジーではMP回復薬、ギリシャ神話では神々の領域を満たす澄んだ空気であり原初の神アイテール(aether)のことでもあります。
今は否定されている物理学では光や熱を伝える媒体と考えられていて、素材名的にはこれが一番近そう。
そして断熱を目的としたヒートエーテルと、黒をイメージさせる炭素でブラックエーテルかなと。
2020年に作ったフェアリーノヴァジャケットの技術を元に開発されたようで、ジャケットでは紙のようなシート状だったのが、掛け布団では綿のシート状になっているようです。
Heat Ether(ヒートエーテル)
「固体の煙」とも呼ばれるエアロゲルは小さな穴がたくさん空いた95%以上が空気で出来ている多孔性の物質です。
あらゆる物質の中で最も断熱力に優れ、最も軽いと言われています。
断熱性の高さとは熱伝導率の低さであり、熱伝導率が非常に低い対流しない空気(デッドエア)を作ることが断熱素材のキモです。
その点、ほぼ空気なエアロゲルが最強の断熱素材なことは必然でしょう。
真空断熱マグや膨らむダウン製品の断熱力が高いのもデッドエアを多く含むためです。
エアロゲルの断熱力はギネスブックに載るほどに高く、下から加熱したエアロゲルの上に枯れ葉を置いても全く影響が及ばないニムスの動画はあまりにも有名。
ほぼ空気なので非常に軽くアウトドアや冬用の衣類や寝具に適した素材と言えます。
しかし、衝撃に弱く加工が難しいことから長年素材として活用されることもありませんでしたが、ここ数年防寒着で見かけることが増えてきました。
ただし製造コストが高いため高額になりやすいのは欠点ですね。
PrimaLoft社の出した中綿Gold Insulation with CrossCoreによってアウトドア界隈にはいち早くエアロゲルの存在と有用性は知れてきています。
パタゴニアDASパーカやぼくが使ってるRabジェネレーターアルパインジャケットで使われています。
現状、化繊中綿の中で最も暖かい(断熱力が高い)素材と言われています。
そんな最強断熱素材であるエアロゲルのすごさを非アウトドアマンに伝えるワードが「宇宙服にも使われる断熱素材」なのでしょう。
アウトドアマンに伝えるなら「あの名品DASパーカが復活した時に使った素材」ですかね。
そんなエアロゲルを使ったヒートエーテルをブラックエーテルを挟むように2枚使うことで外気を遮断し、布団内に体温を閉じ込めた結果、暖かいが得られるわけです。
気になる中綿も実際に見ることは出来ないので掛け布団をフリース生地の上から触診するしかできません。触った感じは柔らかくモコモコな綿。
ダウンボールのような単体ではなく、シート状に全体が繋がった綿のようです。
触って暖かく感じるのがフリースなのか、エアロゲルなのか、はたまたブラックエーテル(グラフェン)なのかもわかりませんが、めちゃくちゃ暖かいことだけがわかります。
Black Ether(ブラックエーテル)
エアロゲルを使ったヒートエーテルで挟んだ中央部にはグラフェン配合した独自中綿素材のブラックエーテルを使っています。
アウトドア製品ではティートンブロス Graphene Zip Hoodyやカリマー GRPNシリーズなどのフリース系ウェアでグラフェンが使われるようになりましたが、エアロゲル以上にごく最近の出来事です。
グラフェンとは、2004年に発見された炭素原子一つ分の厚み(1ナノメートル=0.000001㎜)しかないほぼ二次元の炭素原子が結合したシート状の物質です。
画像のように六角形(ハニカム構造)で構成されるグラフェンは、円柱にすればカーボンナノチューブ、多層ではグラファイトと呼ばれる素材の最小構造です。
グラファイト(黒鉛)は鉛筆の芯部分のことであり、グラフェン発見時もグラファイトの塊からセロハンテープで剥がした偶然だったと言います。意外と身近な気がしてきますね。
にも関わらず1cm四方で約3万円が相場という高額さには驚きます。
2010年にはノーベル物理学賞を受賞し、日々研究が進んでいる今後確実に活用されていくであろう最先端素材です。
掛け布団におけるグラフェンの特徴は
・世界で最も熱伝導率が高い(銅の10倍)
・世界で最も引っ張り強度が高い(鉄の200倍)
・遠赤外線効果
・抗菌防臭作用
この辺りですね。
他にもロスがほぼゼロな電気の伝導度も高さ、非常に高い不透過性、温めると縮み冷やすと膨張するといった特徴もあります。
断熱性に特化したエアロゲルと違い、非常に多用途に活躍するため電子機器をメインに、あらゆる場所で使われるようになるはずです。
・120Wで19分で満充電できるスマートフォン→Xiaomi
・18分で満充電できるモバイルバッテリー→Apollo Traveller
・高持続、高撥水、高光沢な車のコーティング剤→Adam’s Graphene
・画面の曲がるディスプレイスマートフォン→未
・海水にも使える有機物質を100%ろ過できる浄水器→未
とすでに製品化されたものから、まだ製品化されていないアイディア止まりなものまで想像力をいくらでも膨らますことが出来る超高性能な次世代素材なのです。
バッテリーに採用すると高速充電+高寿命化できるようで今後のスタンダードになるのではないでしょうか。
アウトドアマンならクッカーの素材で金属の熱伝導率は説明がいらないはず。
クッカーに使われる金属では銅が一番ですが、なんとダイヤモンドはその銅の5倍。ニムスの動画がわかりやすいです。というかニムスの未来の科学者たちへシリーズ面白すぎるからおすすめ。
超が付くほど熱伝導率が高いダイヤモンドのさらに2倍の熱伝導率を誇るのがグラフェン。
つまりは世界で最も熱伝導率が高い物質です。炭素は熱伝導率が高いということなんでしょうね。
服や掛け布団に使えば、体温を中綿全体に行き渡らせる役割があるのかなと思います。
一体どの程度のグラフェンが配合されているのかわかりませんが、エアロゲルやグラフェンといった高性能素材を使うことで薄さと軽さと暖かさを両立できるはず。
アウトドアでの軽量化で快適さを得るウルトラライトのように、日常生活でも軽さは快適さに繋がり、QOLが上がります。
そんな最先端素材を感じられる掛け布団です。
気になるとこ
レビューでは気になった不満点を書くようにしています。
意地悪なわけではなく、良い所は公式サイトを見ればわかりますし、個人のレビューに求められるのは使い勝手や不満点だと思ってるからです。
なのにですよ、無いんですよね不満点がひとつも。
包まれば真冬でも暖かいし、触れば気持ちが良いし、軽くて寝心地が良いしでサイコー過ぎるのも困ったものです。
なのでアウトドア目線での話を少ししておきましょう。
アウトドア的掛け布団
最初にも少し書きましたが屋外へ持ち出すのは不向きです。
収納サイズが大きすぎるから。
体積では30L程度でしょうか。
緩めなただの袋なのでもう少し圧縮しようもありますが、にしてもデカイ。
それでも積載に制限の少ない車移動なら選択肢には入ります。
自宅使用をメインと考えると起毛面に泥や草や雪が付きやすいのが気になってしまいます。毎回洗濯をするのも嫌なので。
気にしながらのキャンプよりも車中泊のほうが快適に使えるなと感じました。
車内でくつろぐリラックスタイムが多い車中泊では寝袋よりもブランケットのように使える掛け布団が便利でした。
寒い朝の運転時にはひざ掛けのように使ってもいいですし、車内が寒い時は被っててもいいでしょう。
寝袋をメインに、保温力ブーストやくつろぐ用に持ち歩くのも悪くありません。
寒い時期のキャンプや車中泊で寝るのに不向きなもう一つの理由。
掛け布団は幅の狭いマットとの相性が悪いんです。
というのも見たまんまマットと掛け布団の間に隙間ができやすいからです。
10℃程度では気になりませんが、氷点下になるとわずかな隙間からの冷気が致命的です。
そのため狭いマットで寝るなら袋状を目指して体の下に側面を挟み込む必要があります。
上手く挟み込んでも朝まで続くはずも無く、隙間からの冷気で寒く感じてしまうのが0℃以下で幅の狭いマットと合わせて寝た感想。
掛け布団の性能ではなく、形状と相性の問題です。
寝袋って袋状になってるのが良いんだなと再認識させられます。適材適所ですね。
一方で側面までアンダーキルトで包まれるハンモック泊との相性はすごく良かったです。
マイナス5℃前後でも朝まで快眠でした。
寝袋よりも肌触りが気持ちよく、ハンモック上で寝袋に入る手間もありません。
顔の寒さは逃れられませんが、ダウンの帽子を被れば問題なしです。
フェアリーノヴァでアウトドア用寝袋を作るなら
ラシカルではヒートエーテルを使った化繊シュラフも作っています。
フード付き封筒型で秋春用(0~-10℃)、同じ寝袋を連結し中に装着可能、と言う感じ。
こういっちゃなんですがありきたりです。
フェアリーノヴァ掛け布団がすごい良かったので、このまま寝袋化してくれたら嬉しいなと思ってしまいました。
もう既存の寝袋に似せたりせず、フェアリーノヴァ掛け布団の外側にシェル素材の表地を付けて内側は起毛したフリース素材をむき出しで肌触りと発熱重視。
マットを使う背中側は少し薄くしてもいいでしょう。
ファスナーを開けばブランケットとして使える。
収納性なんて皆無、重量も3kgくらい、しかし小さいマットと相性が良くオートキャンプや車中泊なら極上の寝心地を味わえる。
もしくはフェアリーノヴァ掛け布団そのままに全面起毛な寝袋にしちゃって基本は自宅か車用、しっかり固定できるゆったりシュラフカバーを使えばキャンプ用とか。
・・・そんなアウトドアっぽくない寝袋、もしくは自宅で使うことを前提にした寝袋を作って欲しいし、ぼくが考えるならフェアリーノヴァ掛け布団の素材を使いたいと、そう思う掛け布団でした。
こんな人におすすめ
・自宅でベッドや布団を引いて寝ている人
・冬に寒くて掛け布団や毛布の保温力不足を感じていた人
・肌触りの良い毛布好きな人
・最新の素材が好きな人
・天然素材のダウンに抵抗がある人
冬に寒くて暖かい掛け布団を探してる人には真っ先におすすめしたいフェアリーノヴァ掛け布団です。
逆にベッドも掛け布団も持っていない寝袋暮らしの人にはちょっと微妙かもしれませんね。
クーポン
5万円以上の購入時に使える3000円オフのクーポンです。
レンタルサービス
高額ながら実店舗で見ることが出来ないのが手を出しにくい理由でしょう。
有難いことに往復送料無料で10日間レンタルサービスをしてくれています。
フェアリーノヴァ掛け布団は3300円でレンタルできるためかなりリーズナブルです。
正直、この布団が欲しくてレンタルすれば買ってしまう気がします。それほどの実用満足度でした。
まとめ
改めて自分が毛布も寝袋も大好きだったと気付かされる経験になりました。
毛布の肌触りは遺伝子まで届くと、そういう話です。
最新の高機能素材が出てきて生活やアウトドアライフが充実する感覚もたまらない経験なのです。
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