こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
薄くコンパクトに仕舞え、約400gと軽く、大きな薪を乗せることができてよく燃える、さらに調理もしやすいと完璧焚き火台なためソロキャンプでは使ってる人も多い焚き火台ピコグリル398。
そんなピコグリルの良すぎる燃焼効率が欠点でもあるということに気づいてしまいました。なんで燃焼効率良いのが欠点なのか?そんな焚き火の話です。
ただ欠点を無理くり探して、こんな話をかけるほどに完成された焚き火台であるのは事実。ぶっちゃけオススメの焚き火台は?って言われたらピコグリルって答えます。ソロ~デュオキャンパーにとって理想の焚き火台なのは疑いようがありません。
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良すぎる燃焼効率
ピコグリルは風通しが良くめちゃくちゃ燃えるんですよ。風を送らなくてもひとりでに燃えていきます。ほっといてもほぼ灰だけになります。
ある程度の火力になっていれば太めの薪を入れてもいい感じに燃えてくれます。
ピコグリルを横から見ると中心にへこむように歪曲しているため燃える薪が中心に落ちていきます。何もいじらなくても中心で勝手に薪が燃えてくれるんです。
あとは薪が減ってきたら空いた隙間に薪を追加すると上手な焚火になってしまいます。
そう、自分では焚き火が上手にできてると思ってても、実は全部ピコグリルがすごいだけなのです!
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火をいじる楽しさが無い
焚き火の楽しさって何かな、と考えます。
年数回キャンプに行く人なら「焚き火をしてる」ってだけで楽しいんだと思います。ぼくも最初はそうでした。
しかし年数十回とキャンプに行くとただ薪が燃えてるだけじゃ満足できなくなります。
焚き火にもいろんなバリエーションが欲しくなります。
直火での焚き火なら自由度はいくらでもあります。
ピコグリルと同じ並列型と呼ばれる焚き火スタイルでも直火では左右を丸太にすることで五徳を載せれるようにしたり、直接鍋をのせることができるので調理向きな焚き火です。
丸太の幅や間で燃やす薪の量で火力の大小も自由に調節できます。自分で火をコントロールしているという感覚がしっかりとあります。
ユニフレームのファイアグリルは平らで正方形で燃焼スペースが広いためいろんな焚火がしやすいです。
写真では三角に薪を組む合掌型から崩れた状態ですが着火に有利で高火力にしやすい形です。ファイアグリルでは合掌型で着火したあとに並列型で調理しやすい焚き火もできます。広く平な燃焼スペースが焚き火の自由度をあげてくれます。
重く大きいデメリットはありますが、ピコグリルにはない薪を組み、火を操るという焚き火の楽しみ方ができます。
ウルフアンドグリズリーのファイヤーセーフを地面に近いロースタイルと正方形の底面で直火テイストな焚き火を楽しむことができます。
効率的なピコグリルの火を楽しむ焚き火、の一歩先にある焚き火を組む楽しさを味わえる焚き火台です。
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ピコグリル以外の焚き火台の選択肢も用意しておきたい
ピコグリルはたしかに軽いですし、コンパクトに収納できるのでバックパックキャンプなどの荷物を小さくまとめたいキャンパーの強い味方です。
しかし、焚き火を楽しむという点でいけば他の焚き火の可能性も用意しておくとバリエーションが増えてキャンプの楽しみ方を広げることに繋がります。
ユニフレームのファイアグリルが長い間人気な理由にはどんな焚き火のスタイルにも対応してくれるという部分もあると思います。
安いパチモノなファイアグリルもたくさんあります。
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直火スタイルもオススメ
直火で焚き火のできるキャンプ場は少なからず各地域に存在しています。
自分の行ける範囲に直火OKなキャンプ場を見つけておくと普段の焚き火にマンネリ化してきたときに焚き火を考え直すことができます。
直火では1メートル以上の薪を突っ込んだり、直径30cmほどの丸太で焚き火をすることもできます。
薪に直接鍋をのせてもいいですし、パーセルトレンチで火から少し離して調理をすることもできます。焚き火には無限の可能性があるのです。
正規販売品
pikari outdoorさんがピコグリルの日本正規販売店です。
ピコグリル498登場
定番398と大型760の間の498が新登場!
ピコグリル398を縦横高で3cmずつ大きくしたモデルで、+125gです。
組立サイズの縦×横で仮想の焼き床面積を出してみましたが、ピコグリルよりも20%面積が広くなっています。
一番の違いは、2段階の高さを使い分けれる脚。調理時の火力調整がしやすく、使い分けが便利そうです。
パチグリルが出回りすぎて大変ですが、それでも本家が新しい製品を出してくれることにちゃんとありがたみを感じましょう。
パチグリル
中華製のピコグリル、通称パチグリル(ニセグリルとも)が急速に出回ってます。
元祖パチグリルはsoomloomからでした。すでに金型が定番化されたのか日々増え続けており、無くなることはないんじゃないかなというレベルです。
最近は炭受けがついたものなど多機能なモノも増えてます。
最安パチグリル
現在、パチグリルの在庫があふれかえって手が付けられない状態。
都度安いパチグリルを検索するのがベスト。
TokyoCamp
日本のメーカーTokyoCampによるピコグリルオマージュ焚火台。
発売後、大人気で焚火台の売り上げ1位になってます。
パチグリルを買うならTokyoCampの焚き火台を買うほうがいいでしょう。
重量は記載ありませんが、レビューによると焚き火台が765g、ピック2本と袋込みで1003gとのことです。
収納サイズは34x24cm。脚も分解可能。
火床の端が盛り上がり、強度が上がり中央のへこみが減ってます。
フラットな火床で安定性が高く、剛性も高め、燃焼効率もピコグリル以上とのことで、調理がすごいしやすそうです。
ピコグリルと比較すると安定性が高く、値段が安い。ながらやや重いという程度。
現状入れ替わりの激しいパチグリルを買うよりはTokyoCampの焚き火台がベストバイ!
ピコグリル 85&239
パチのピコグリル85と239が出てきました。格安です。
パチグリル760
2倍のサイズな760のパチも出てきました。
変わり種パチグリル
ぼくが使っているXunhuo(スンフオ)のチタン焚き火台のパーツのOMEと思われるフレームとピコグリルの火床を使った変わり種。
見た目はかっこいいですが、ワイヤーフレームから板フレームになるのでその分重くなります。648gとのこと。
チタン製パチグリル
中国のAliExpressではチタン製のピコグリルも出てきています。
足+火床で242g(ピコグリルは366g)。
スピットが86g、グリル網が125gです。
また足がピコグリル以上に分解できます。上部がコの字型に取れる感じですね。
そのため足に火床を差し込む形で固定できます。ひっかけるだけのピコグリルよりもずれにくく強度も強くなるかと思います。
ピコグリルの五徳
キャンピングムーン(campingmoon)からピコグリル等の焚き火に最適なゴトクが登場してます。
235x90x18mm 88g Φ5mmステンレス棒(SUS304)
商品ページで確認できますが、2個並べて置きことも可能です。
また両サイドが曲がっているためピコグリルにフィットしほぼずれ無し、スライド可能という専用仕様。
ダッチオーブン不可と記載がありますが、剛性は高く大きな鍋でも余裕。
約80gの網バージョンもオススメ!オールステンで耐久性があります。
452gのチタン焚き火台を購入
AliExpressでXunHuoのチタン焚き火台を購入しました。
購入+計測+ピコグリルとの比較をしています。
まとめ
便利すぎる道具もどうかな、という話でした。
焚き火は見ているだけでも楽しいですが、それを自分でいじる楽しさを覚えると焚き火の幅はさらに広がります。
キャンプの目的に合わせて焚き火台も使い分けれるようになるとより焚き火を好きになれるでしょう。ピコグリルに使われることなく自分の焚き火をできるキャンプをしていきたいものです。
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