こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
キャンプや登山で必要性の高い道具が「シングルバーナー」
種類がたくさんあって、自分にあった選び方が難しい道具でもあります。
シングルバーナー選びで大事なのは自分の用途・目的に合わせて選ぶことです。
今回はOD缶で一体型シングルバーナーに絞って選び方とオススメを紹介していきます。
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バーナーの種類
まずアウトドアで使われるシングルバーナーの燃料はガス・ガソリン・アルコール・固形燃料の4種類が主に使われます。
その中から今回はガス燃料のガス缶のCB缶とOD缶の違い。バーナーの接続形状で一体型と分離型。
まずはこの2つを話していきます。
CB缶とOD缶
ガスバーナーでは燃料となるガスを封入するための缶(カートリッジ)が必要です。
それがCB(カセットボンベ)缶とOD(アウトドア)缶です。
CB缶 | OD缶 | |
ガス缶の値段 | 安い | 高い |
接続するバーナー | 3000~6000円 | 5000~8000円 |
使用温度 | 寒さに弱め | 寒さに強め |
設置スペース | スペースを取る | 省スペース |
入手しやすさ | しやすい | ややしにくい |
CB缶は安く、入手しやすいながら、設置にスペースを使うこと、寒冷地で火力が下がりやすいことが特徴です。
OD缶はやや高価で特定のお店でしか買いにくいですが、省スペースで設置でき、寒冷地向きなガスもラインナップしているのが特徴です。
キャンプだからCB缶、登山だからOD缶がオススメという分類でもなく、それぞれ一長一短があります。
一般的には、コスパが良く、設置スペースが必要で、バーナー自体が重く軽量化しにくいCB缶はよりライトな用途に向き。
コスパは悪いですが、省スペースで設置でき、バーナーと缶を軽量化しやすいOD缶は軽量性を重視したい用途に向いています。
登山だとOD缶を選ぶ人の割合が増えますが、キャンプやツーリングではCB缶OD缶半々くらいでしょう。
一体型と分離型
ガス缶とバーナーが直結することで軽量に、省スペースで使えるのが一体型。
ガス缶とバーナーの間にチューブがあり、低重心で使え大きな鍋を置きやすいのが分離型です。
特にOD缶では一体型はガス缶の上にバーナーがくるため重心が高くなることで安定感が下がり、転倒のリスクが高くなります。
大きい(重い)鍋を載せる、じっくり煮込み料理をする、という用途でなければ一体型が万能で便利です。
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OD缶一体型シングルバーナー
OD缶で一体型のシングルバーナーを探して比較していきます。
比較
左から軽い順で並べています。
主要なソロや軽量なシングルバーナーを選出してますが、用途の変わるジェットボイルと大型で重たいバーナーは除外しました。(プリムスIP2243PAやキャプテンスタッグM6400等)
バーナーの売りとして書かれにくいポイントですが、炎の出方で直噴・拡散と五徳の数を3・4本で記載をしています。
個人的にこの2つはバーナーを選ぶ上で欠かせないポイントなため表に書き出しました。
逆に今回ピックアップした中で言えば重量はあまり重要ではないという見解だったりします。
さらに個別に特徴を見ていきます。
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オススメバーナー 6メーカー13種
全種類。
SOTO
SOTO(ソト)こと新富士バーナー。
SOD-310 マイクロレギュレーターストーブウインドマスター
山用のバーナーの大定番と言われていたプリムスP-153に変わって新定番と言われるバーナー。
マイクロレギュレーター搭載で寒冷地でも火力が安定してくれます。
五徳を取り外し可能で、軽量な3本と安定感抜群の4本を使い分けることができるのも知る限りウインドマスターのみ
ただ3本五徳はかなり簡素な作りで実用性は低めで、実質4本五徳での運用が基本。
また、五徳無しで使うこともできますが、鍋をずっと手で持ってる必要があるため実用することはほぼない使い方です。
名前の通り圧倒的な耐風性も特徴のひとつ。
SOTOお得意のすり鉢状のバーナーヘッドが横風をシャットアウトしてくれます。
総合的に見ても欠点の少ないウインドマスターですが、火が真上に出る直噴型でフライパンや大きい鍋の調理には向かないことで好みが分かれてくるバーナーです。
ぼくはついついウィンドマスターと書いてしまいますが、ウインドマスターが正式で“イ”が大文字です。
SOD-320 アミカス
最近購入したのがこのアミカス。
製品名のアミカスはラテン語で“友達”を意味し、一緒にアウトドアをする相棒になるバーナーであることを表しています。
軽量性はまあまあですが、何よりコンパクト、そして安価なのがアミカスの魅力です。
ウインドマスター同様のすり鉢状のバーナーヘッドで耐風性もありますが、マイクロレギュレーターがついていないため寒い時期にはあまり向いてません。
さらに4本五徳はありますが、ややサイズが小さいため大きい鍋やフライパンでの調理にはあまり向いてません。縦型クッカーやチタンカップとの相性が良くなります。
暖かい時期しかアウトドアをしない人でコスパ重視で選ぶ初めての1つならベストなアミカス。
寒い時期も使うかもしれないと思うならウインドマスターがベストです。
ぼくのように、冬に使うバーナーは持っていて夏限定でコンパクトなバーナーが欲しいという2つ目にも選びやすいのがアミカスです。
SOD-300S マイクロレギュレーターストーブ
SOTOのOD缶バーナーの初期作で発売からすでに10年以上の年月が経っています。
マイクロレギュレーターがついているため寒冷地に向いているバーナーです。
しかし、SOTOのバーナーの魅力であるすり鉢状のバーナーヘッドではないため耐風性は低め。
また3本五徳が小さめで鍋の安定感も低めです。
値段的にアミカスより高く、ウインドマスターより安い中間の価格帯です。
当時は画期的でしたが悲しいかな、新作の前では陰ってしまう性能です。寒い時期に使いたいならウインドマスターに。コンパクトさを求めるならアミカスにするのがいいでしょう。
PRIMUS
バーナーと言えばイワタニ。
イワタニと言えばプリムス。今も昔もバーナー界の雄と言える存在なのは変わりません。
OD缶の中で最も入手しやすいのがおそらくPRIMUSでしょう。遠征先での手に入れやすさを考えてプリムスにするというのもアリだと思います。
P-116 フェムトストーブⅡ(P-115 フェムトストーブ)
軽量コンパクトなP-115。
今回のラインナップで着火装置付きモデルでは最軽量。
火力の低さ、3本五徳の小ささが欠点ですが、ソロでの使用なら不満は少ないでしょう。
欠点が目立つのは高火力が必要になる、冬やたくさんのお湯を沸かしたいシーンです。
冬にP-115を使うと火力低下もあり、お湯が沸く気がしないほど沸きません。
また五徳が小さいのはフライパンや大きな鍋を使った時に安定感が低く向きません。
特にソロで縦型クッカーとの相性が良いクッカーと言えるでしょう。
マイナーチェンジしてP-116になりました。Ⅱです。
スペック的にはほぼ同じで、火力調整ツマミがワイヤータイプで操作しやすくなりました。
P-153 ウルトラバーナー
山のシングルバーナーの大定番。ですが、現在はウインドマスターが新定番になってきてるという印象があります。
この記事中の頻出ワードが「P-153」ですが、このバーナーの事です。覚えて読み進めましょう。
魅力は高火力・安定の4本五徳・圧倒的耐久力です。
3600kcal/hというシングルバーナーではトップクラスの高火力で冬でも安定して使用できます。
長く伸びる五徳は大きな鍋、それこそダッチオーブンすら載せれる安定感と強度です。
ただ現在のソロや軽量化ブームにより、そこまでの高火力はいらない、鍋も小さいから拡散する火が鍋底からあふれてしまうといったオーバースペックさがウインドマスターとの違い。
このバーナー一つで年間のアウトドアで事足りないことはまずない道具です。
キャンプ~登山と幅広く使う人で、一つ持つならという考えで購入するならウインドマスター以上に使い込めるバーナーです。
そして、欠点すぎて書くことも忘れそうですが、着火装置が非常に壊れやすさです。大体壊れます。ライター別に持つので問題はないですが、期待してる人ほど落胆も大きいのに注意が必要。
壊れた後は取り外せば15gほど軽くなり、100gジャスト。
取り外し方も書いてるレビュー記事もどうぞ→【レビュー】プリムスP-153!キャンプから登山までいける万能選手!
P-TRS エッセンシャルトレイルストーブ
久しぶりのプリムスの新作。
3本五徳ながら鍋の安定性は高そうで、上から見るとおにぎり型のプレートが付いた形状。
新開発のラミナー・フロー・バーナーテクノロジーを採用することで低く安定感が上がっています。
値段も安く、堅牢な作りながら重量も控えめとエントリー層に優しい製品です。
着火装置が付いていないのが注意点です。
SnowPeak
新潟燕三条市に本社を構えるスノーピーク。
製品に保証書を付けないのは製品の品質への自信と責任からです。
テントやタープといった大物が目につきますが、マグやバーナーなどの小物が秀逸だったりします。
そんなスノーピークの小物ギアを愛用する山屋も多い印象があります。
ギガパワーマイクロマックスウルトラライト
BRS3000Tを除けば最軽量の56g。
着火装置無し、チタン製3本五徳でやや小さめと機能は絞ってますが、火力は2800kcal/hと高め。
拡散型の炎で、プリムスP-153のミニマム版のようなバーナーです。
ソロでオーバースペック気味なP-153だったので、このマイクロマックスウルトラライトはよりソロ向きなバーナーと言えるでしょう。炎の出方もP-153よりも拡散度合いが中央寄りなのも小型クッカーで使いやすく良いところ。
バーナーヘッドむき出しで耐風性はやや低めなのが好みが分かれるところです。
ギガパワーストーブ 地
1998年発売のロングセラー製品。
着火装置無しの地(75g)と着火装置有りの地オート(90g)の2種類展開。
ワイヤー五徳がカッコイイですが、むき出しのバーナーヘッドの耐風性は最弱クラス。風吹けば湯が沸かないレベル。
ただ2500kcal/hという適度な火力、75gの軽量性、コンパクトな収納サイズと風違いに欠点が見当たらず10年でも20年でも壊れるまで使い続けられるバーナーです。
今から買うにはもっといいバーナーがある気がしますが、すでに使っている人があえて買い替えるほどの性能差が無いのも事実です。結局火が出れば細かい事はいいんですよバーナーってやつは。
EPIgas
EPI(Euro Pleasure International)=ヨーロッパの国際的な喜び?
1961年にイギリスで誕生したガスストーブとランタンを作るメーカー。1994年から日本での製造に切り替わってます。国内で厳しい管理のもと一つ一つ手作業で仕上げられる信頼性の高さ。
ガス缶とバーナーを直接つけるセルフシーリングセーフティバルブを世界に先駆け発表。
大学山岳部が使ってる印象が強くどこか古臭い印象がぬぐえません。
全く使用したことのないブランドながら、性能や保証対応など評価が高いイメージもあります。
QUO STOVE
コンパクトな作りのバーナー。
4本五徳ですが径は狭めで大きい鍋には向きません。
火力も2300kcal/hと抑えめ。
SOTOアミカスやプリムスp-115に近いバーナーで、ソロ使用で小さい鍋を使うのに向いています。
REVO-3700 STOVE
高火力+大型4本五徳+拡散型のEPIgasフラグシップバーナー。
P-153に近く、それ以上の高火力3700kcal/h。
新素材S.F.P.Mは耐風性に優れた極細の特殊金属を使ったバーナーヘッドの内部構造です。
一つあればどこに持っていっても困らないバーナーで、長く使い続けられるでしょう。
しかし、やはりソロ使用にはややオーバースペックなのが選ぶポイントになってきます。
NEO STOVE
今回の選出の中で最重量185g。
ソロ用ストーブというには大きすぎるかなと思いますが、とりあえずピックアップ。
REVO-3700以上に高い火力で4000kcal/hと比較中で最高火力。
どの用途でも性能不足はないですが、やはりソロならオーバースペック。
デュオ以上で調理多めや冬メインのようなシチュエーションではその性能を発揮しきれるバーナーでしょう。
MSR ポケットロケット
2020年発売のMSRの国内初のガスシングルバーナー。日本の厳しいガス検を通り待望の発売です。
3本五徳ながら五徳直径は大き目。着火装置は無し。
バーナーヘッドにはY字の防風金具がついています。しかし耐風力としては正直物足りなさそうで、それなりの耐風性でしょう。
2143kcal/hという火力の割に火柱が高い印象。また燃焼音がかなり大きめです。
ハードケースが付属してきますが、軽量コンパクト重視ならソフトケースがいいのでは?とやや矛盾も感じてしまいます。
SOTOアミカスと比較すると、性能的には低く感じてしまうバーナーに思います。
たださすがはMSR。ひたすらカッコイイのが何よりの魅力。所有欲も使用欲も満たしてくれます。
専用のガス缶であるMSR イソプロも赤くカッコイイデザインで物欲もそそられてしまいます。
BRS 3000T
BRSという中国メーカーの3000Tというモデルのバーナー。
チタン製で25gという驚きの軽さ。
だいぶ前に使ってましたが、五徳が折れてしまい廃棄しました。また注文時、予備Oリングがついてないことが多いようです。
耐風性も絶望的で風吹けば消えるレベル。屋外で使うには風防必須な弱さです。
使用者は割と多く、個体差でハズレ辺りがあるようですがハズレ率は低そう。
評価も高く、値段、軽さ、コンパクトさはとても魅力的。
個人的にメインバーナーにするには信用性が低すぎますが、サブとして持っておくのにはオススメ。
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選ぶポイント
バーナーを選ぶ!と考えても漠然としすぎて種類も多く絞るのも難しいです。
まずはバーナーの性能と特性、そして用途に向いたバーナーの性能はどこなのかを知ることでバーナーを選ぶポイントを説明していきます。
炎の出方
シングルバーナーは炎の出方で直噴型と拡散型の2種類に分けることができます。
見た炎の形で一つの噴出口から真上に出るのが直噴型。
噴出口が斜め向きにつけられ、360度に広く炎が出るのが拡散型です。
直噴型
直噴型の特徴としては、火口を中心にまとめれるのでコンパクトに作りやすいこと、耐風性を上げやすいことがあげられます。
耐風性ではSOTOのすり鉢状のヘッド構造が代表的で、バーナーヘッドの周囲を覆っていて風から守ることができます。
鍋を火にかけた時に中央のみが加熱されやすく、鍋の底径が大きいほど加熱ムラが出やすくなります。小型クッカーやお湯を沸かす用途なら問題はありませんが、調理をするときは気にする必要が出てきます。
直噴型は、拡散型と比べて火力を調整することで、チタンカップなどの小さい鍋でも効率的に加熱ができるため、小さい鍋で使いたいなら直噴型がベストです。
対応としてはバーナーパッドを使うことで熱のロスは生まれますが、火を全面に拡散することができます。
ジェットボイルに使われるフラックスリングやヒートエクスチェンジャーと呼ばれる鍋の熱効率をあげるシステムがあります。なべ底についた蛇腹の部分が熱を外へ逃がさず、鍋全体にいき渡らせてくれます。
この構造の鍋を使うのに適しているのが直噴型です。拡散型だと熱が外にあふれて存分に生かせないことが多いです。
直噴型バーナーと合わせられる鍋はファイアメイプルやDUGが販売しています。
拡散型
家庭用のコンロのように火が周囲に拡散して噴出されるタイプ。
直噴型の欠点であった中央のみが加熱される鍋の加熱ムラ起きにくく調理に向いています。
そして火口が増えやすいことから火力が高いバーナーが多い傾向があります。
低火力で拡散型にしても火力不足になるのでしょう、高火力を活かすため、五徳も4本で大きくなり、結果バーナー自体が大きなものが多い印象です。
またバーナー噴出口が外側を向くため形状的に耐風性が落ちやすいですが、EPIならS.F.P.M、プリムスP-153とスノーピークマイクロマックスウルトラライトなら五徳の仕切りが防風効果を得るといった工夫がされています。
また拡散型と括ってはいますが、スノーピークのバーナーは拡散型の中では直噴寄りで拡散度合いが狭めです。バーナーヘッドサイズでそれぞれのモデルでも炎の出方は微妙に変わってきます。
クッカーでの比較
プリムスP-153(拡散型)とSOTOアミカス(直噴型)を16cm径のフライパンにのせて最大火力にした様子です。
拡散型は若干広がっていて、文字通り拡散した加熱しています。
直噴型は中心が特に濃く、周りがモヤっと加熱されています。
お湯を沸かしたり、ラーメンなどの汁物なら問題は少ないですが、炒め物などでは焦げ付きやすさ、熱の入り方で確実に差が出てきます。
これが拡散型が調理向きと呼ばれる理由です。
底径9.5cmの750チタンカップを火にかけた様子です。
どちらも炎が大きく、鍋の底から火がはみ出しています。
この場合、熱のロスがあり、高火力を活かせなくなってしまいます。
それでも、直噴型なら中央を重点的に加熱できるためロスは少なめです。
拡散型は炎が外側を向いて噴出しているため、ロスが大きくなっていきます。
使うクッカーが縦型や小さいカップなどの底径が小さい(10cm以下位)なら直噴型がオススメです。
全体の印象
今回選出したバーナーを炎の出方で分けるとこうなります。
特徴として小型なバーナーで直噴型が、大型高火力なバーナーで拡散型が採用されています。
メーカー的な視点で見るとSOTOはすり鉢状のバーナーヘッドを生かすべく直噴型のみを採用した耐風性に強いメーカーと言えます。
スノーピークは軽量性と調理のしやすさの両立か、拡散型のみのラインナップです。
プリムスとEPIはわかりやすく、軽量性コンパクト性を重視したモデルは直噴型に、高火力で大きな五徳を付ける場合は拡散型と使い分けています。
五徳
五徳は数と形状から特性を考えていきます。
五徳の数
五徳は3本と4本があります。
3本にすれば軽量化しやすくなりますが、のせる鍋の安定性が落ちます。
4本なら鍋の安定性が上がりますが、重量が重くなってきます。
※SOTOウインドマスターは五徳3本ですが、4本での使用が多いであろうため4本に配置。
炎の出方と五徳の数でさらに細分化。
それぞれの特性を生かすために、炎の出方とセットで組み合わされることが多くなります。
軽量コンパクトにできる直噴型には3本五徳を、高火力で調理しやすい拡散型には4本五徳というようにです。
ここでもSOTOとスノーピークは少しずれますが、スノーピークのマイクロマックスは軽量性重視の拡散型なので3本五徳です。
SOTOアミカスやEPI QUOは直噴4本五徳ですが、五徳が小さめで安定性と小型化を両立しています。ただし3本五徳よりわずかに重くはなります。
SOTOのウインドマスターは初期が3本なため微妙なとこですが、使う鍋に五徳を合わせることができるハイブリッド五徳バーナーと言えるでしょう。
五徳の形状
左がプリムスP-153で4本五徳の拡散型。右がSOTOアミカスで4本五徳の直噴型。
同じ4本五徳でも軽量コンパクト重視なアミカスの五徳は小さめです。P-153は大きく長い五徳でより高い安定感が得られる形状です。
EPI QUOやスノーピーク地もアミカスのような4本ながら小さい五徳を採用しています。
EPI REVO3700、NEOはP-153同様に大型で安定感の高い五徳を採用していて、火力も高いです。
数だけでなく、形状で差があることも理解しておくことが重要です。
冬に向いたバーナー
OD缶=寒さに強い→冬も使える、みたいな印象を持ってる人も多い気がします。が、大前提として全てのガス缶は寒さに弱く、冬には向きません。
それでも冬に使うことを想定したモデルは、「火力が強いバーナー+寒冷地向きOD缶」を差します。
そのためバーナー以上にOD缶と使い方が重要です。
それでもバーナーにも各モデルごとに向いてる、向いていないがあります。
使える使えないではなく、向き不向きです、使うだけならすべてのバーナーが冬に使用することは可能です。
冬に向いてるかどうかのポイントは3つ。
・レギュレーター機能があるか
・高火力か
・使うOD缶の内容ガスの成分
レギュレーター
寒冷地でも火力を安定して出すことができる機構です。
今回のモデルでレギュレーターがついているのはSOTOのバーナーのみで、レギュレーターストーブとウインドマスターです。同じSOTOでもアミカスにはついていません。
寒冷地向きとうたってはいても-20℃とか想定してるわけではなく、-5℃程度が想定されているもので、冬に使うならレギュレーター付きでも力不足。
ただレギュレーター付きは冬を想定しているため、火力高めなモデルが多くなります。
それでもOD缶の種類がはるかに重要です。
火力
氷点下の環境では、外気温の低さからクッカーの周りも低温状態となります。
そのせいで火力の足りないバーナーでは悲しいかな、火が出ているのにお湯が沸かない事態が起こります。
寒い環境下でも鍋を熱しきれるだけの火力が求められます。
個人的に2800kcal/h以上なら冬でもOKと考えます。
SOTOがアミカス2600kcal/hにはレギュレーターを付けてませんが、2800kcal/hのモデルにはレギュレーターをつけて冬仕様にしていることからです。
もちろん、火力があればあるだけ寒冷地でも使いやすくなります。
これは目安の一つであり、低火力モデルが使えないわけでも、高火力モデルなら冬に安心して使えるというわけでもありません。向き不向きという考え方が適切です。
氷点下の環境で外に置き続ければすべてのバーナーが使えなくなりますし、長く使うほどドロップダウンという現象で火力が落ちます。
OD缶の成分
ノルマルブタン | イソブタン | プロパン | |
沸点 | -0.5℃ | -11.7℃ | -42.09℃ |
OD缶は充填されるガスの成分で種類をわけています。
充填されるのはブタン(ノルマルブタン)・イソブタン・プロパンの3種類。
それぞれ、沸点が下がるほど寒冷地向きなガスとなり、プロパン、イソブタンが多いほど気化しやすく寒冷地でも安定した火力を維持できるガス缶と言えます。
プリムスで見てみると配分の違いで3種類のガス缶を出していて、使用する時期と環境に合わせて選べるようになっています。
登山メーカーが出すバーナーでは冬用のガス缶が用意されている場合が大体で、このメーカーのバーナーだから冬に使えるガス缶がないということはありません。
しかし冬に使えるプリムスP-153を使っていても、使うガス缶がノーマルガスでは冬はすぐに火力が落ちて満足に調理をすることはできないでしょう。
バーナー云々より、寒冷地では寒冷地用のガス缶を使うのが最も重要です。
冬に向いたバーナーの図
レギュレーター付きと火力(2800kcal/h以上)から考えると冬に向いたバーナーをピックアップすることができます。
13個中6個のバーナーは冬に向いていると言えます。約半数ですね。
冬に使うことを考えるならこの中で選んでいきたいところです。冬に使わないなら気にしなくていいので選択肢が増えます。
しかし、冬に使えるのは性能の高さからくる付加価値で、冬に使えるなら使えたほうがいいというのが事実です。迷うくらいなら冬も使えるモデルが万能に使えて便利です。
耐風性
風が吹いていても炎が守られ、鍋を熱することができるかどうかが耐風性です。
勘違いしやすいですが、「耐風性の高いバーナー=強風下でも火が消えない」であり、強風下でもお湯を沸かせる性能ではありません。
だから正直、選ぶ時に重要視する必要はないと思っています。
というのはバーナーの耐風性は強い、普通、弱いの3つしかないからです。
例えばSOTOウインドマスターは強い、プリムスP-153は普通、スノーピーク地は弱いです。
とは言え、風に強いバーナーと言っても体感で強いと感じる位の風が吹けばお湯も沸きませんし、風が吹いてるな程度でも沸騰速度は無風に比べはるかに落ちます。耐風性に低いバーナーは消えるか、何分経ってもお湯が沸かないレベルの弱さです。
すべてのバーナーが風のある環境で使うのに適してなく、風があるなら風防を使うべきだからです。
登山なら体やザックの風下にバーナーを置くだけでも効果があります。
シンプルなアルミ板数枚の風防でもいいですし、OD缶バーナーではバーナー取り付け型の風防もあります。
着火装置の有無
圧電点火装置という装置で、イグナイターや着火装置と呼ばれます。
ガスバーナーに接続されていてガスを出してからカチっと押すだけで着火できる便利な装置です。
しかし、破損率の高さと高所や低温点火率の低さは覚えておきたい要素です。
プリムスP-153の着火装置は壊れてない人のほうが珍しいのでは?と思うほどに壊れるパーツで「P-153使ってます。破損も故障もなくて使いやすいです。あ、点火装置は壊れてますよ。」と言ってしまうほど。
登山や冬は気圧の変化で放電力が下がり点火率が大きく下がります。
そのためバーナーとライターはセットで必ず用意する必要があります。
ライターも電子式は同じ仕組みで点火できなくなるため、フリント式のライターです。
そして、ライターを持つなら着火装置いらなくない?という話に繋がります。
スノーピークの地なんかはメーカー側がその思考で商品を出してるため、着火装置有りと無しを両方を出しています。
着火装置無し=有りに劣る、ではなく軽量化のためだったりするのです。
着火装置有り無しで分けるとこうなります。
EPIやSOTOは付いてる、プリムスは半々、スノーピークはついてない(地オートはついてる)。
個人的についててもついてなくても困りませんが、一般的に付いてないから買わないがあっても付いてるから買わないはないはずです。
気を付けるのは着火装置が付いてると思ったら付いてなかった時です。
軽量化のために着火装置無しのモデルを買うのもいいですが、付いてればなんだかんだ壊れるまでは使うわけで、よほど軽量化するわけでなければ有るに越したことはない部分です。
重量
軽量化ブームで“軽い=正義”みたいな風潮が出てきてますが、ことバーナーに関して言えば重量はほぼ気にする必要がないというのが自論です。
というのも、今回ピックアップしたバーナーはソロサイズのモノ中心でした。
例外的に軽すぎるBRS3000Tとやや大型のEPI NEOの除けば、56~116gの間で60gの差しかありません。
倍と言えばすごい差に思えますが、収納サイズには重量ほどの差はありません。
そのためバーナーを選ぶなら重量よりも炎の出方(直噴拡散)や五徳のほうがはるかに重要なポイントとなるからです。
OD缶バーナーではバーナーよりもOD缶の重量を削るのが難しくなり、もしグラム単位で削りたいのなら固形燃料やアルコールストーブを使うほうが容易です。
数十グラムを気にしないのならこの一覧のバーナーの中で重量で悩む必要は少ないという考えです。
収納サイズ
重量よりも重要なのが収納サイズです。
バーナーは持ち運ぶ時に折り畳み、クッカーなどに入れてパッキングすることが多いと思います。
そのときに小さいほど隙間に入れやすく使い勝手が良くなります。
収納サイズは重量と比例せず、重いけど小さいや小さいけど重いがあります。
難しいのは使うクッカーとの相性が全てで、使うクッカーと合うかどうかであり、どのサイズなら合うかを調べるのが難しいことです。
BRS3000TでもEPI NEOでも同じ場所に入れる予定で、入るなら収納サイズで困ることはないわけです。
スペックで小さい大きいのある程度はわかりますが、プリムスP-153やスノーピークマイクロマックスウルトラライトなど平たく尖った収納形状になるスペックではわからないモノもあります。
最終的に選ぶ段階で動画やレビュー記事を見て、そして店舗で触って決めていきたいのが収納サイズです。
選び方
物凄い長い記事になってることに気付きました。おかげでバーナーの知識はばっちりでしょう?
ここまでがOD缶バーナーの定番13種類の紹介と性能について考える話でした。
そして最後に“選び方”です。
選び方のフローチャート
選ぶ上で重要な要素を冬に使うか・炎の出方(直噴拡散)・五徳の数(3本4本)という3つのポイントで絞っていくことで選択肢を狭める消去法のフローチャートです。
基本的にOD缶一体型シングルバーナーが欲しいすべての人に適した選び方であると思うチャートです。
このチャートで難しいのは最初の冬に使うかどうかという選択肢でしょう。
「使わないと思うけど、使うかもしれない。」という人が多くいるからです。
特に初めてのバーナー選びで、シングルバーナーを使ったこともない、アウトドアも始めたばかり、調理するかもわからないという初心者の方なら迷う方も多いでしょう。
そんな人たちに知ってほしいのがバーナーを1つだけ持つならという考え方です。
1つだけ持つならという考え方
バーナーを複数個使い分けできるなら、冬メインのモノ(高火力orレギュレーター)、調理するキャンプ用(拡散型五徳4本)、夏使うに軽量コンパクトなモノ(3本五徳直噴型)と用途に合わせたバーナーを選べばいいでしょう。
ただ“その中で1つしかバーナーを持てないならどうするか”と考えると様々な用途で万能に使えるバーナーが見つけられます。それが定番バーナーと呼ばれるやつになっているのです。
先ほどのチャートから考えると冬に使える、で出てくるのは6種類(ウインドマスターが五徳の数で2つ分入っててチャートでは7種)。
冬に使えるモデルは各社の高スペックなフラグシップバーナーだからです。
さらにぼくが1つ選ぶなら、大型すぎるEPI NEO SOVEは省きます。そしてSOTOウインドマスターの下位互換となるマイクロレギュレーターストーブも省いていきます。
SnowPeak | SOTO | EPIgas | PRIMUS | |
ギガパワー マイクロマックス ウルトラライト |
SOD-310 マイクロレギュレーター ストーブウインドマスター |
REVO-3700 STOVE |
P-153 ウルトラバーナー |
|
展開サイズ (幅×奥行×高さ) |
Φ125/90×81mm | 90×117×100mm | Φ152×86mm | Φ148×88mm |
収納サイズ (幅×奥行×高さ) |
67×34×80mm | 47×51×88mm | 52×54×89mm | 75×30×88mm |
五徳数 | 3本 | 3本(別売り4本) | 4本 | 4本 |
重量 | 56g | 3本五徳で67g 4本五徳で87g |
111g | 116g |
着火装置 | 無し | 有り | 有り | 有り |
炎の出方 | 拡散型 | 直噴型 | 拡散型 | 拡散型 |
発熱量 | 2800kcal/h | 2800kcal/h | 3700kcal/h | 3600kcal/h |
すると残るのがこの4つ。
REVO-3700以外使ったことがありますが、この4つはどんな人が使っても外れのない大定番と言われるラインナップです。
この4つからさらに絞り込むと、火力と炎の出方です。
REVO3700とP-153は拡散型で高火力で大きな4本五徳です。
フライパンや大きめな鍋(1L以上)を良く使う人ならこの2種がオススメ。この2つならどちらでも大正解で、あらゆるアウトドアのシチュエーションに置いて困ることはないでしょう。不満が出てくるときはそのオーバースペックさです。
この2つで、最後は好みで決めるだけです。
その2つはやや高火力すぎて、小さいクッカーを多用する人にはオーバースペックなところがあります。といっても大きな問題ではありませんが。
自分のよく使うクッカーに合わせて、小さいクッカーが多いならマイクロマックスかウインドマスターのほうがオススメです。
さらに炎の出方で、直噴型が良いならウインドマスター、拡散型ならマイクロマックスがオススメです。
無人島に1つ持っていくなら、ならぬ、もしバーナーを1つしか持てないならという考え、初心者や遊びの幅が広い人、冬用バーナーを探している人に知ってもらいたい考え方でした。
ぼくがアミカスを選んだ思考
最近SOTOのアミカスを購入しました。
直噴型・4本五徳・冬不向きな性能です。
ぼくは普段(1つ持つならこれの一つの)プリムスP-153を使っていて一切困ることがないわけですが、直噴型のコンパクトなバーナーが欲しくて購入したのがこのアミカスです。
ぼくがP-153と使い分けるためにアミカスを選んだ理由ですが、直噴型が良いというのが第一条件でした。ヒートエクスチェンジャー付きのクッカーを使いたいのと拡散型のP-153との差別化です。
そして冬に使える必要がないというのが選ぶ第二条件。これで選択肢が広がります。
直噴型で選ぶと8個に絞れます。
できれば五徳4本が良いという希望もあるんですが、8個からさらに個別に絞っていきます。
以前使っていたこともあり、満足度は低く軽さは求めてないので今回は無し。
以前使っていて、五徳が小さく、P-153とメーカー被りも面白くないので無し。
気になりますが、収納サイズが大きく、大きな五徳も必要ないので無し。
見た目が好み、五徳も3本ながら強め。耐風性は低そうながら収納サイズも小さく購入候補。
劣化ウインドマスターで、今選ぶ必要はないという認識で無し。
高火力+収納サイズ小さめ、値段も安い、4本五徳ながらやや径が小さめが気になるが購入候補。
すごい欲しいけど、P-153と用途が被る。収納サイズも大きめ。P-153壊れたらウインドマスター買うので今回は無し。
4本五徳、コンパクト、ただ収納サイズがやや長め。購入候補。
となりました。
8個から絞った購入候補はMSRポケットロケット2・SOTOアミカス・EPI QUOSTOVEの3つです。
そしてさらにやや収納サイズが大きい事からEPI QUOSTOVEを省き、最終的に五徳の数が4本のSOTOアミカスを選びました。
アミカスは五徳径が小さい不安要素がありましたが、アウトドアショップに行き実物を触って、鍋を載せて試して十分だなと思い決めました。
この選び方で参考にできる部分は、1つだけ持つならのバーナーを持っている人が2つ目を選ぶ思考という部分です。
すでに万能バーナーを所持していて、さらに2つ目となると用途や目的がある程度わかってきているはずで、具体的に絞りやすいはずです。
極論シングルバーナーで外れは少ない
とても長い記事となりました。お付き合いいただきありがとうございます、最後の最後です。
ここまで種類と性能、選び方と基礎から選択まで書いてきましたが、そのすべてを台無しにするような話です。
シングルバーナーというのは壊れにくく買い替える必要の少ない道具です。
壊れないと長く使うことができるため、しっかり悩んで選んでお気に入りを使いたいわけです。
と販売するメーカーも考えていて、極端に尖ったシングルバーナーというのはありません。
今回紹介した中ではBRS3000T位でしょうか。軽さに振って、強度、耐風性を捨ててます。
そして壊れなければ大小ありますが五徳がついていて、着火装置は壊れてもライターがあれば火が付きます。そして炎が出てくれます。
炎が出れば2100kcal/hでも3600kca/hでも時間をかければお湯が沸きますし、料理ができます。
“炎が出る”ということは多少便利不便があっても目的は達成できるわけです。
目的が達成できるならまあ必要十分だよね。と思えば極論、シングルバーナーでハズレた、失敗したということは非常に稀です。
中でも万能な“1つだけ持つ”ならのバーナーに近い性能なほどあらゆる用途に1つで対応してくれます。
ハズレが少ないなら、ある程度絞れればあとは好みのメーカーやデザインで選ぶのも長く愛用できる秘訣だと思いますよ。
一覧表
まとめ
この人にはこれがオススメ、という記事ならもっと簡単に書くことができます。
冬にも使うならウインドマスターかP-153。軽量ならギガパワーマイクロマックスかP-115がオススメだよ!、というようにです。
しかし、道具を選ぶ上で重要なのはオススメの商品ではなく、道具の基礎知識と製品ごとの知識。そしてそこから自分の用途に適したものを選ぶという能力だと思っています。
道具を選ぶ自分なりの思考をするための経験、2つ目の道具を買う時への知識の蓄積、また自分の考えと経験を持つことで自分の言葉で人へ勧めることができるようにもなります。
ぼくのブログではこの“選ぶための知識と考え方”に力を入れていて、自分に合った道具を自分で選ぶための知識を学べる場を目指しています。
ここまで非常に長い記事となりましたが、参考になれば幸いです。
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コメント
brsが軽くて小さくて良いように見えますが、どこが壊れやすいのでしょう?
はじめまして、ぜつえんです。
BRS 3000Tは、五徳の斜め上に伸びてる部分が加熱後に徐々に曲がってきて鍋を載せれない状態になってしまいました。
ハズレ個体だったかもしれませんので、一貫して壊れやすいわけではないかもしれません。ただ信頼性は低く宿泊用途では不安がある道具と言えるでしょう。
軽量コンパクトで値段も安く手が出しやすいですが、ほかのバーナーと同じ土俵で比べるにはやや性能不足という認識で購入するのがいいバーナーだと思います。
なるほど。アマゾンのレビューにはない情報で助かります。やっぱりソトにします。ありがとうございました。
古くて壊れた写真もなくて申し訳ありません。
参考にしていただいてありがとうございます。
BRSはメインには不安ですが、軽量コンパクト化のためのサブとしては良いバーナーだと思います。
SOTOの後にもっと軽いの、小さいのと思ったときに購入を考えてみてください。
シングルバーナーはなかなか壊れない。確かに同感です。
2007年に初めてホームセンターで購入した キャプテンスタッグのM-7900が未だに壊れず現役なので、新しいの欲しいな欲しいなとこの記事を読まさせて頂きましたが、結局買い換える理由がないという嬉しいような悲しいような気分になりましたが、直噴か拡散かの違いを理由に新しいものを一つ仕入れても良いかなとも気づかされました。
一方で、同じ時に買ったコッヘルとシンデレラフィットというのも、、捨てがたい理由です。
使えば使うほど愛着が出てしまうのが道具ですね。
ふぇたろ様
コメントありがとうございます。
「親が昔使っていたもの」というワードも多いシングルバーナーは、昔の物ほど特にタフな印象があります。
直噴拡散と使うクッカーに合わせてバーナーを選ぶのも手です。
フライパン等の広底クッカーか、深型クッカーでバーナーとの相性が出てきます。
コッヘルとセットで新しいバーナーを手に入れちゃうのも良いですね。
長く使う相棒となる道具なのでたくさん悩んであげてください!