こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
数年使ってきたマイクロフォーサーズからニコンZマウントへ乗り換えました。ニコンのミラーレス一眼Z6で念願のフルサイズデビューです。
以前からフルサイズミラーレスに乗り換えは検討していて、レンズの豊富なソニーEマウントが濃厚でした。
ただ比較しながら調べていると、ソニーのカメラは自分には合わない気がしてきて、気づいたらニコンを選択していました。
今回はマイクロフォーサーズマウントからニコンZマウントへ乗り換えた理由を自分のスタイルとの相性や他メーカーとの比較をしながら話していきます。
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マイクロフォーサーズ
パナソニック・オリンパス共同開発のカメラマウント。
今までのカメラとレンズ
かれこれ5年ほど、マイクロフォーサーズを使ってきました。
マイクロフォーサーズはオリンパスとパナソニックが共同で開発したマウントで、レンズに互換性があります。
オリンパスのミドル機OM-D EM5mark2からパナソニックのフラグシップ機LUMIX DC-G9に変えて使ってきました。
レンズは大三元レンズ(F2.8通しのズームレンズ)の3本をメインに単焦点レンズも併用して使っていました。
※マイクロフォーサーズは35mm換算すると焦点距離×2倍
・Panasonic DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0(35mm換算16-36mm)
・OLYMPUS M.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO(35mm換算24-80mm)
・OLYMPUS M.ZUIKO ED 40-150mm F2.8PRO 1.4×テレコンバーターキット(35mm換算80-300mm/テレコン1.4倍 112-420mm)
この3つをメインに使っていました。
フルサイズの大三元に比べ、軽く、安く、焦点距離が長いことがメリットです。
マイクロフォーサーズの満足度は高い
マイクロフォーサーズは強力な手振れ補正・アウトドア向きな耐久力・レンズシステムのコンパクトさなどメリットが多いマウントで、日常~アウトドアまで非常に使い勝手の良いマウントだったなと思います。
ぶっちゃけ、ほとんど不満もありませんでした。
フルサイズとマイクロフォーサーズを比べたらフルサイズのほうが不満が多く感じるほどにです。
特に画質に関して不満は少なく、日中の撮影においての不満は全くありませんでした。
等倍に拡大すれば粗さはありますが、そもそも縮小した写真しか公開してませんし、見る人も大体スマホですし、ね。
あれ、スマホでいいのでは?
地味なメリットで、マイクロフォーサーズは寄れるレンズ(被写体に近づいての撮影が可能)が多く存在します。
中でも標準ズームのOLYMPUS12-40mmF2.8は大三元の便利ズームながら簡易マクロ撮影が可能で、カメラにつけっぱなしで使いやすいレンズでした。
ギアや小物を撮影するときにも便利で今後どうしようかな、と真剣に悩んでるほどです。
総じて、使い勝手が良くて満足度はかなり高く、ほぼ不満の無いマイクロフォーサーズでした。
今までお世話になりました。
唯一の不満点が高感度ノイズ耐性
使い勝手が良いマイクロフォーサーズ。大きな不満はありませんでしたが、それでも不満があったからニコンZマウントへ乗り換えたわけです。
マイクロフォーサーズはセンサーサイズ(撮像素子)が、フルサイズの約1/4の大きさしかありません。これがメリットでもあり、デメリットでもあります。
意味するものは大きく3つ。
ボケ量・レンズサイズ・高感度耐性です。
ボケ量
スマホカメラと一眼レフやミラーレス一眼の写真を比べた時に、一番違いを感じやすいのは被写体以外がボケた一眼っぽい写真。
これはセンサーの大きさに比例して、ボケ量が大きくなります。
同じ画角、同じF値で撮影してもマイクロフォーサーズよりもフルサイズはボケてくれます。
でもですよ、広角で風景写真ばかり撮ってるぼくとしてはフルサイズほどのボケは必要ないんですよ。
被写体的にも、ボケ量はマイクロフォーサーズのF2.8で十分でして。
むしろ、F8まで絞れば手前から奥までボケないでくれるマイクロフォーサーズのほうが嬉しいとさえ思ってます。
レンズサイズ
よく言われる「フルサイズに比べて、マイクロフォーサーズはレンズが小さく軽量化しやすい」というあれ。
2021年現在を見て言えば、うそですよあれ。
数年前なら多少はそう思えましたが、フルサイズミラーレスが増えて、レンズも増えるに従って、マイクロフォーサーズとフルサイズの間の明確なサイズさは感じられなくなっています。
特に大口径単焦点レンズや望遠レンズを多用しない人には、サイズ差のメリットはほとんどありません。
望遠で動体を撮る人なら軽く安いマイクロフォーサーズのメリットは大きそう。
高感度耐性
星×テントの写真が好きで、星撮影は多めです。
肉眼でも淡い星を撮影するためにはF値の低い(F2.8以下位の)レンズとカメラのISO感度を上げる必要があります。
ISOを上げるほどノイズが増え、高ISOでもノイズが出にくい性能が高感度耐性です。
この高感度耐性がマイクロフォーサーズよりもフルサイズが圧倒的に優れているのです。
個人的にマイクロフォーサーズで星を撮る時のISO上限は3200。6400にすると暗所が破綻してきます。
あとは、ISOを上げずとも黒くつぶれた部分を持ち上げると一気にノイズが増えてきます。
また、高感度耐性に近いモノとして、ダイナミックレンジ(写せる明るい所と暗い所の差)が狭いマイクロフォーサーズだとつぶれる部分が、センサーの大きなフルサイズなら潰れにくくなるメリットもあります。
薄暗いとこでもキレイな写真が撮りたいからフルサイズにしたかった!というわけです。
あとはほら、フルサイズっていうと強そうでカッコいいでしょう?
G9PROのノイズ量とノイズ量ソフトを使った比較は別記事で!
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フルサイズのマウント選び
というわけでマイクロフォーサーズからフルサイズに乗り換えを決めたわけですが、数あるフルサイズにマウントの中から選んだのがニコンのフルサイズミラーレスZマウントのZ6です。その理由とか。
sony Eマウントとの比較
現在はニコン、ソニー、キャノン、パナソニックからフルサイズのミラーレスが登場し、それぞれの特徴を生かしたカメラとレンズを出しています。
中でもいち早くフルサイズミラーレスに着手したソニーEマウントが抜きんでてるように思います。
なんといってもソニーはレンズの数が豊富なのが魅力です。
価格.comで調べたところ以下のようになってました。
・sony Eマウント 160本
・CANON RFマウント 35本
・ニコン Zマウント 34本
登場が早かった分、純正レンズも多く、サードパーティー製レンズも増えた結果でしょう。
使う使わないはともかく、レンズを選んで使えるのは大きなメリットです。
値段も落ち着いていて手が出しやすく、当初は完成度も高いと評判のsony a7IIIに乗り換えるつもりでした。
ソニーのカメラは耐久性が低く、ニコンは強い
と思って調べてると発覚したこと。
どうやらソニーのカメラは寒さや耐水性などの耐久性が低いらしい、ということ。
氷点下の環境で電源が落ちたとか、液晶が映らなくなったとか、雨で濡れて修理とか、耐久力の低いと書かれてるページが多くありました。
恥ずかしい話、カメラの使い方が雑で雪まみれになることも、凍結することも、雨に濡れることもあります。
マイクロフォーサーズG9はかなりタフで、この状態になっても液晶表示が遅くなったり、一時的に本体で撮影データの再生ができなくなる程度で使うことは可能でした。
冬遊び好きな道民のため、氷点下20度にも、30度にもなることがあり、自分の使い方にソニーのa7IIIは付いてこれないのではないか、と不安に思ったわけです。
逆に、ニコンのカメラは壊れないことで有名です。
電気系統の多いミラーレスは寒さに弱いと言われますが、2年前に発売したZ6,Z7のレビューを見ると冬山や冬の北海道で問題なく使えたという記事をいくつか見つけられ、弱さは感じられませんでした。
一眼レフのときからですが、登山×カメラで調べるとニコン使用者が多いように思います。
逆にキャノンは希少、フルサイズミラーレスが出てきてソニー使用者が目立つ、という印象です。
丁度、ニコンのZ6の新作Z6IIが登場した時期で、中古Z6がすごい安くなってました。もう気持ちは8割位ニコンZ6に傾いています。
EマウントとZマウントのレンズ
寒冷地などでのカメラの耐久性能と、最終的には使うレンズでZマウントにしました。
ぼくは望遠レンズを使う頻度が少なめです。それでも望遠域を使いたいシーンは割とあるため、もうフルサイズは高倍率ズームにしようと思っていたわけです。
ソニーEマウントなら高倍率ズームはタムロンの28-200mm F/2.8-5.6
ニコンZマウントなら高倍率ズームは純正のNIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRです。
F2.8の明るいタムロンか広角強いニコンです。
28mmF2.8は必要ないこと、28mmと24mmの差は大きいこと、ニコン24-200mmが高倍率ズームなのに評判がすごい良い事。
で、耐久性能で本体を決め、高倍率ズームの相性でレンズを決め、選ばれたのはニコンでした。
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ニコン Z6を選んだ理由
というわけで選ばれたZマウント。
カメラどれにするか、レンズどれ揃えたか、今後どうしてくかって話をば。
Z7 Z6 Z5
現在ニコンには5種類のフルサイズミラーレス一眼カメラがあります。
Z7、Z7II・・・高画素モデル
Z6、Z6II・・・スタンダードモデル
Z5・・・エントリー機
ニコンがフルサイズミラーレスを発表した約2年前に登場したのがZ6とZ7。
昨年、エントリー機のZ5が登場、そして初期モデルの後継機としてZ6IIとZ7IIが登場。
Z7、Z7IIの高画素機はカメラ自体が高価で、ファイルサイズも大きく、パソコンの性能も必要で正直使いこなせる気がしません。
Z6、Z6IIがフルサイズのスタンダード機として必要な性能は詰め込まれた大きなメリットもデメリットも少ない万能型です。画素数を抑えた分、高画素機よりもダイナミックレンジが広いのはメリットです。
Z5はZ6の連射性能、液晶画質、動画性能を落とした安くてもフルサイズというエントリーモデルで、安さが魅力です。
Z7 | Z7II | Z6 | Z6II | Z5 | |
発売日 | 2018/8 | 2020/10 | 2018/8 | 2020/10 | 2020.7 |
実売価格 | ¥288,000 | ¥358,000 | ¥181,000 | ¥241,000 | ¥149,000 |
中古価格 | ¥190,000 | ¥350,000 | ¥120,000 | ¥237,000 | ¥139,000 |
ローパスフィルターレス | 〇 | 〇 | × | × | × |
撮像素子 | フルサイズ 35.9×23.9mm |
フルサイズ 35.9×23.9mm |
フルサイズ 35.9×23.9mm |
フルサイズ 35.9×23.9mm |
フルサイズ 35.9×23.9mm |
撮影感度 | ISO64~25600 | ISO64~25600 | ISO100~51200 | ISO100~51200 | ISO100~51200 |
有効画素数 | 4575万画素 | 4575万画素 | 2450万画素 | 2450万画素 | 2432万画素 |
連射速度 | 約5.5コマ/秒 拡張:約9コマ/秒 |
約5.5コマ/秒 拡張:約10コマ/秒 |
約5.5コマ/秒 拡張:約12コマ/秒 |
約5.5コマ/秒 拡張:約14コマ/秒 |
約4.5コマ/秒 |
液晶モニター | 3.2インチ 210万ドット |
3.2インチ 210万ドット |
3.2インチ 210万ドット |
3.2インチ 210万ドット |
3.2インチ 104万ドット |
専用電池 | EN-EL15b | EN-EL15c | EN-EL15b | EN-EL15c | EN-EL15c |
撮影枚数 | 約330枚 | 約360枚 | 約310枚 | 約340枚 | 約390枚 |
記録メディア | XQDカード | XQDカード SDカード |
XQDカード | XQDカード SDカード |
SDカード |
メディアスロット | シングル | デュアル | シングル | デュアル | デュアル |
AFセンサー測距点 | 493点 | 493点 | 273点 | 273点 | 273点 |
本体重量 | 585g | 615g | 585g | 615g | 590g |
Z7、Z7IIは使える気がしないし必要性も薄いため、自分に合うのはZ6、Z6II、Z5かなと思いました。
中古価格がZ6<Z5で、Z5を選ぶメリットはなく、Z6かZ6IIのどちらかで悩みます。
ニコン Z6とZ6IIの比較
Z6 | Z6II | |
発売日 | 2018/8 | 2020/10 |
実売価格 | ¥181,000 | ¥241,000 |
中古価格 | ¥120,000 | ¥237,000 |
画素処理エンジン | EXPEED6 | EXPEED6×2 |
撮影感度 | ISO100~51200 | ISO100~51200 |
有効画素数 | 2450万画素 | 2450万画素 |
連射速度 | 約5.5コマ/秒 拡張:約12コマ/秒 |
約5.5コマ/秒 拡張:約14コマ/秒 |
液晶モニター | 3.2インチ 210万ドット |
3.2インチ 210万ドット |
専用電池 | EN-EL15b | EN-EL15c |
撮影枚数 | 約310枚 | 約340枚 |
記録メディア | XQDカード | XQDカード SDカード |
メディアスロット | シングル | デュアル |
AFセンサー測距点 | 273点 | 273点 |
測距輝度範囲 | EV-3.5~19 | EV-4.5~19 |
顔認識 | 瞳AF | 瞳AF 動物AF利用可 |
USB給電 | 電源オフ時のみ | 〇 |
本体重量 | 585g | 615g |
Z6からZ6IIにマイナーチェンジし、ニコンは欠点をしっかりと解消してきました。
・Z6では画像処理エンジン「EXPEED6」が1つだったのに対し、Z6IIでは2つ搭載に
・連射速度が約12コマ/秒→約14コマ/秒に
・Z6はメディアスロットがXQDカードのみのシングルスロットだったのに対し、Z6IIはXQDスロット+SDカードのデュアルスロットに
・低輝度性能がEV-3.5→EV-4.5に
・バッテリーが大容量に
・USB給電しながらの撮影可能に
・動画性能もアップ
連射性能や処理エンジンは風景では必要ないモノで、バッテリーはどうせ予備を持つのであまり関係ない。
Z6IIでXQDだけじゃなく、SDカードを使えるのは大きなメリットですが、値段差を埋めるほどのメリットではないかなと。
個人的にはUSB給電しながらの撮影できるのが羨ましいな程度でしょうか。
全体的に性能がアップしてますが、大きな変更は少なく、Z6を持っている人がZ6IIに買い替えるような魅力はありません。
価格
ぼくが選んだ時点で値段はこんな感じ。
新品 | 中古 | |
Z6 | ¥180,000 | ¥120,000 |
Z6II | ¥240,000 | ¥230,000 |
Z6が生産終了ということもあってか、中古価格がすごく安くなってます。
発売から2年ほどしかたってなく、中古でも状態はかなり良さそう。
倍近い値段差を埋める魅力をZ6IIには感じられません。
ということで、中古でZ6を購入することにしました。
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ニコン Z6とレンズと小物
揃えたアイテム
カメラを買うときって小物も色々必要で、それで+数万はかかるわけです。
カメラとレンズ2つ、Lプレート、互換バッテリーと充電器、ピークデザイン リーシュ、XQDカードとカードリーダー。写真にない画面保護フィルター、カメラ保護フィルター、レンズポーチなどもです。
バッテリーは明るい色で無くしにくそうなモノを。
Lプレートは軽さを重視して、底全面をカバーしないモノを選択。
バッテリーへのアクセスは良いけど、小指乗る部分がないのでもしかすると買い替えるかも。
ストラップはピークデザインのリーシュ(幅19mm)。スライド(45mm)も持っているのですが、首にかけて使うことは少なく落とすの防止用なので細いモノを用意。
そして、XQDカード。
ソニーとニコンとサンディスクにより共同開発された高耐久・高速読み書き可能な次世代メモリーカードです。
従来のSDカードとは互換性がなく、Z6、Z7はXQDカードと互換性のあるCFexpress(Type B)しか使うことができません。
何が欠点て、このXQDカード、15000~20000円位するんですよ。
ぼくが購入したXQDカードはソニー120GBで2万です。メモリーカードが2万円ですよ!?
これが嫌で買わない人も多かったんじゃないかなと思う理解できない致命的な欠点で、Z6II、Z7IIでは改善されデュアルスロットでSDカードも対応するようになりました。
ほんと残念ポイントです。
その2万円を考えても価格的にZ6IIよりもZ6のほうが安かったので選んで買ったわけですが。
いまでもニコンさんあたまおかしいでしょと思ってますよ?
揃えたレンズ
Z6と一緒に揃えたレンズ。
NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR
2020年7月に登場したニコン純正レンズ。
標準ズームと望遠ズームの画角をカバーする約8.3倍の高倍率ズームで、F値可変で望遠ほどシャッター速度が稼ぎにくくなります。
便利な高倍率ズームですがその反面、画質が低いと言われています。
が、いくつかのレビューで24-200mmは小三元レンズである24-70mm F4とほとんど変わらない画質であることがわかりました。
登山やキャンプで写真を撮ることが多く、できるだけ荷物を減らしたいのと、レンズ交換の手間を省きたいと常々考えていました。画質よりもそこが重要と思うほど。
スタートとしてはこのレンズで、さらにほしいレンズがあればあとから追加しようとそういう考えですし、たぶんこのレンズでぼくは事足ります。
少し長くて、重いのが気がかりですが、便利です。
NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
14mmスタートの超広角ながら、出目金レンズではなく82mm径のフィルターを付けれるうえに485gと軽量で写りも良いと評判のいい広角ズームです。
沈胴式を採用していて使い慣れませんがコンパクトなのも魅力です。
ただ星を撮ることが多いので、本当はF2.8通しの広角レンズが欲しかったのです。
そう、NIKKOR Z 14-24mm f2.8 Sが欲しかったんです。
大三元の広角で神レンズと言われたFマウントの14-24mmf2.8を超える神レンズとか言われてるゴッドレンズです。
でも30万円て高すぎるので、さすがに手が出ず諦めました。出目金ではないけど112mmフィルターとかいう使いにくそうなのもちょっと怖い。
多くのシーンでは14-30mm F4で事足りますが、星撮影ではもう少し明るいレンズが欲しくなる気がしてきます。
そのときは単焦点でNIKKOR Z 20mm f/1.8 SかSAMYANG MF 14mm F2.8を追加しようかなと考えています。
14mmが範囲広くて楽しいですが、20mmf1.8がすごい良さそうで、もう少し悩んでます。
星以外では2つのレンズで14mmから200mmまでカバーできるので大体なんとかなりそうです。
レンズを持ち運ぶためのポーチとして、この2つのレンズをフードを付けたまま入れれるモノを探し、ハクバの縦開きポーチに行きつきました。
径も長さもサイズの違うレンズのため、どちらもベストフィッチではありませんが、遊びはあまりなく収納可能で必要十分でした。
次はレンズバッグ探しの沼に沈んでいきそうです。
アスペクト比の違い
今までこのブログで使われてた写真の多くはマイクロフォーサーズのカメラで撮影していたため、アスペクト比4:3でやや幅広な写真でした。
今後はニコンZ6で撮影した写真を使うであろうため、アスペクト比が3:2で少し細身な写真になります。
ちなみに、撮影データは圧縮して使用しており、ブログ内では1200×900(4:3)で使っていました。
これが1200×800(3:2)になると思います。
アスペクト比とは?
画面や写真の長辺と短辺の比率のこと。通称“アス比”
テレビや動画などのアスペクト比は16:9。
作例
RAW撮影したもので明るさを少し変えてます。
作例:NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR
Nikon Z6 + Z24-200mm F4-6.3 (24mm F8.0)
何この作例感ですが、イグルー作ってたんですよ。
Nikon Z6 + Z24-200mm F4-6.3 (75mm F6.0)
F6?F6ってなんだ。って一瞬思いましたがF値可変レンズだからこそのやつですね。
Nikon Z6 + Z24-200mm F4-6.3 (135mm F6.3)
3:2のアス比が縦構図にした時すごく長く見えます。
奥行きを出したいときには4:3よりも良さそうです。
Nikon Z6 + Z24-200mm F4-6.3 (200mm F6.3)
望遠側と解放で。
適度に圧縮効果も出てくれる望遠な気がします。
Nikon Z6 + Z24-200mm F4-6.3 (200mm F6.3)
ややトリミングしています。
小さい鳥だと200mmでも物足りませんが、キツネやウサギサイズの動物なら200mmあればある程度撮れそうです。
作例:NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
Nikon Z6 + 14-30mm F4 (14mm F8)
F8で縦構図、手前ピンだと全然パンフォーカスならないのがマイクロフォーサーズから移行すると驚きます。
にしても逆光耐性強すぎて積極的に太陽入れたくなります。
Nikon Z6 + 14-30mm F4 (14mm F16)
横構図でさらに絞ってF16。
パンならF11~16位がいいのでしょうかね。
太陽の光芒の出方変わりました。個人的にはF8よりもF16が好み。
Nikon Z6 + 14-30mm F4 (14mm F8)
イグルーの中から。
マイクロフォーサーズの広角は8mm(35mm換算16mm)を使っていたので14mmの広さが楽しい。
狭いテント内や室内でも使うのも楽しいです。
Nikon Z6 + 14-30mm F4 (14mm F5.6)
街頭の色被りすごい。
だいぶ明るく持ち上げてますが、ダイナミックレンジの広さに感動します。
マイクロフォーサーズではこうはならないんですよね。
マイクロフォーサーズとニコンの重量
最後に今までのマイクロフォーサーズとニコンに変わっての重量を比較。
Panasonic LUMIX DC-G9 | 658g |
DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0 | 315g |
M.ZUIKO ED 12-40mm F2.8 PRO | 382g |
マイクロフォーサーズ 35mm換算の焦点距離16-80mmをカバー |
1355g |
Nikon Z 6 | 585g |
NIKKOR Z 14-30mm f/4 S | 485g |
NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR | 570g |
ニコン 焦点距離14-200mmをカバー |
1640g |
マイクロフォーサーズは一番多く使用して超広角ズーム(8-16mm)と標準ズーム(12-40mm)をG9proに付けて使用すると約1355g。
望遠ズーム(40-150mmF2.8 760g)も持っていくと約2115gに。
ニコンはZ6とレンズ2本で約1640g。
マイクロフォーサーズでレンズ2本を持つよりも重くなりますが、望遠側に強くなってます。
望遠ズーム有よりはニコンが軽くなります。
F値の違いだったりで、正確な比較はできないレンズ構成ですが、登山でも使える重すぎないニコンZシステムかなと思います。
今後フィールドで使っていくのが楽しみです!
まとめ
まだ買ったばかりで全然使いこめてませんが、期待度はすごく高いです!
それはともかく、年明け早々にたぶん今年一番の買い物をして財布のライフはゼロです。
財布自粛な2021年が始まったのであった・・・
続散財の2021年。
バックカントリー用にスキー用具一式を購入。約20諭吉万円を投資っっ!!
食費を削ってもギアと遊びに費やす所存っ!!
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コメント
フルサイズミラーレスになって中級機の価格ゾーンが30万円前後から50万円前後になりなんだかなあと感じます。
D850なんて中古で20万円前半ですから、Z7Ⅱ系やEOSR5の50万円前後なのに画質に差がない訳で。
ニコン キヤノン ソニー オリンパス シグマのカメラを愛用していますが、ソニーは確かに防滴がダメですね。
α900ですら浸水しました。α7RⅡは怖くて雨の現場には持っていけません。ポートレート専用機にしています。
キヤノンとソニーとミノルタのレンズが使えるので、フルサイズミラーレスはソニーにしています。
キヤノンも防滴が甘い。EOS7D何度も浸水で修理出しました。EOS1D系くらしか防滴は信頼できない。
1Dmk2は土砂降りでも平気でした。
ニコン オリンパスは土砂降りでも大丈夫。D800とOMD5を雨で酷使しましたが平気でした。
私は登山ではm43のOMD5初代にしています。シグマのキヤノン用8mm魚眼とオリンパスの14-150にして
軽量化しています。これにミノルタの85F1.4(Aマウント)を足す感じです。m43はマウントアダプターが豊富なので
手持ちの他社レンズが使えるので助かります。
ニコンはD800を愛用しています。ニコンはフルサイズの高スペック一眼レフを2012年と他社より
早く出したお陰で、中古が安い。 D800 が6万円ですから。
Z7 Z6はSDカードかCFカードだったら買うのにと毎度思います。
ミラーレスとレフ機で画質に差がないので、安いレフ機の上位機種の中古を買っています。
次は多分D850を買うと思います。
ミラーレスも段々高機能大型化してきているので、m43が肥大化したようにレフ機と差がなくなりつつあります。
頑丈さでは、レフ機>ミラーレスだと感じます。m43は被写家界深度が深いので、カッチリ絞った写真の際に
あの小さいセンサーでも等倍でカッチリ解像するのが、良いです。周辺が流れることがなく
カッチリ解像するのが登山写真には向いている思います。
キヤノンのAPS-Cだと等倍解像がローパスのせいなのか若干モヤーンとしているので。
ヒレッジ様
コメントありがとうございます。
たくさんのカメラ使われてますね!
ソニーは水や寒さでの故障報告が多くて、アウトドア用途としては信頼が置けませんでした。
登山でオリンパス機は優秀ですね。ニコンに乗り換えて一層思うようになりました。
解放で撮ることも少ないのでノイズ以外ではM43でいいのでは、と思えます。
最近だとDxO PureRAWが優秀でM43で夜景でも通用するなあと感じます。
Z7.Z6がSDカード対応してないの一番理解できないとこです。
頑丈さがレフ機>ミラーレスなのはおそらくそうですよね。
ただミラーレスを一度触ると登山でレフ機は厳しいなと感じてしまいましたね。D850は重さを気にしなければ最高の山カメラかもしれません。