こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
自宅にいる時間が長くなると急激に甘いモノを食べたくなるときがあります。
でもわざわざ材料買いにいくのも手間だし、と思って毎日作るようになったのがメスティンプリン!
3つの材料だけで作れて冷蔵庫にストックしておけば好きな時に食べれます。
今回は自宅で簡単メスティンを使ったプリンの作り方を紹介していきます。
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レシピ
メスティンプリン(4人分) | |
調理時間 |
作業15分+(加熱10分+蒸し15分
+冷蔵庫冷やし4時間) |
カロリー | 700 kcal |
金額 | 約200円 |
材料 | |
プリンの材料 | |
玉子 | 3個 |
牛乳 | 375ml |
砂糖 | 60g |
バニラエッセンス(あれば) | 数滴 |
カラメルの材料 | |
水 | 20ml |
砂糖 | 40g |
仕上げ用の水 | 20ml |
ノーマルサイズのメスティン750mlが満杯になるレシピです。牛乳を増やせばゆるいプリンに仕上がります。逆に減らすと硬めです。お好みで。
量が多いので一人で数回に分けてもいいですし、家族と分けてもいいでしょう。
こんなに食べないよ、と言う方は玉子に合わせて全部の量を均等に減らせばOK。
その場合、玉子2個+牛乳250ml+砂糖40g)か、玉子1個+牛乳125ml+砂糖20gです。
卵1個だと加熱時間少し減らしたほうがいいです。7分位に。
「砂糖多すぎない?太っちゃうよ?」って方は砂糖を少し減らしてもOK。でも砂糖が多い罪悪感がプリンの質を一段上げるのも知っておいてほしい。
牛乳の量を減らすと全体的に硬くなり、卵の割合が増えるためやや濃厚になり、総量が減ります。
牛乳は300~375ml位で変更してもプリンは問題なくできます。
カラメルの量は完全に好み。水:砂糖:仕上げの水=1:2:1で作れるので増やしても減らしても、無くしてもいいです。ただ苦さがプリンのくどさを無くしてくれます。
使う道具
使う道具
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メスティン 750ml |
メスティン用の網 | |
大きめの鍋orフライパンとフタ | |
小鍋 | |
ボール | |
泡だて器 | |
ザルor茶こしorふるい |
メスティンと網。網は高さを出すだけなのでなんでもOK。
ぼくはメスティンの取っ手を外していますが、つけたままでももちろん大丈夫。
鍋かフライパンはメスティンがはいり、フタができるサイズで。あまり小さいと保温力が低く、メスティンを入れた時に温度が下がるのである程度大きいモノがオススメ!
カラメルを作る用の小鍋。色がわかるように銀底のアルミやステンレス鍋が便利。
あとは材料を混ぜ合わせるためのボールと泡だて器。濾すためのザルです。
ふるいや茶こしがあればベストですが、プリンなら目の細かいザルで十分です。
作り方
作り方を順番に。
1.お湯を沸かす
プリンは材料は合わせるだけなので、最初にお湯を沸かしておくと待ち時間がなくなります。
網を鍋にいれ、メスティンを入れたときにメスティンが1~2cmほど浸かる程度の水を入れて、火にかけて沸騰させておきます。網はいれたまま、メスティンは一度取り出します。
材料が準備できる前にお湯が沸いてしまったら一度火を止めるか、弱火にしておきましょう。
2.材料を混ぜる
ボールに玉子(3個)、砂糖(60g)を入れてよく混ぜます。
そこに牛乳(375ml)を入れてさらに混ぜます。これでプリン液の完成。
3.濾してメスティンに入れる
よく混ぜたらザルで濾しながらメスティンに入れていきます。
濾す回数を増やすほどにキメ細やかでなめらかな触感に仕上がります。とくに卵白の塊を残さないようにするのがコツです。
4.メスティンを鍋に入れる
液を入れたメスティンにフタをするときに片側を浮かしてフタをします。圧力がかかって、高温になるのを防ぐためです。
プリンを高温で作ると“す”が入り、茶碗蒸しのようなボソボソな粗いプリンになってしまいます。
沸騰したお湯を一番弱火にして、慎重にプリン液の入ったメスティンを鍋に入れた網の上に乗せます。
鍋にフタをして、弱火のまま10分おきます。
このあとは、弱火10分湯煎→火を消して15分蒸す→取り出してカラメルをのせる→冷蔵庫で冷やす という手順になります。
蒸している間にカラメルを作っておきます。
5.カラメルを作る
カラメルは水と砂糖で作ります。グラニュー糖がベストですが、無ければ上白糖でOK。
カラメル作りに使う小鍋は色の変化がわかりやすいアルミやステンレスの銀色の鍋がオススメです。シェラカップでも作れますが、手が熱いのであまりオススメしません。
小鍋に砂糖(40g)と水(20g)を入れて、軽く混ぜて溶かします。
小鍋を火にかけますが、完成までずっと弱火です。火を強くしないのがコツです。
火にかけてから沸騰してぐつぐつするまで放置します。
ぐつぐつ(泡でぶくぶく)してきたら鍋を振って焦げ付かないようにします。
時々鍋を振ったり傾けたりしながらぐつぐつさせ続けていきます。
だんだんとカラメル色になってくるので好みのカラメル色になるまで火にかけます。
濃くなるほど苦くなり甘いプリンに合うカラメルになります。やりすぎると一瞬で焦げるので要注意。
好みのカラメル色に仕上がったら火を止めます。
個人的には写真の画像より濃いめが好みです。ただ焦がすのは要注意。絶対目は離さないようにしましょう。
冷えても固まらないさらさらのカラメルにするために仕上げ用の水(20ml)を鍋に入れます。
仕上げの水無くせば冷えると固まるカラメルにすることもできます。お好みでどうぞ。
仕上げの水を入れるときに気を付けるのは2点。
1つ。アツアツのカラメルに水を入れる時にめっちゃ跳ねます。気を付けて。2つ。ドバーっと水を入れるとダマになりやすいので、鍋の外周を這わせるように分散させて入れましょう。
もし、ダマになってしまったらもう一度火にかければダマを溶かせます。
6.プリンにカラメルを入れて冷やす
蒸しあがったプリンを鍋から出してカラメルを上に流し込みます。入れるときに高い位置や勢いよく入れるとプリンが割れてしまいます。味は変わらないので問題ありませんがちょっとテンション下がります。
端の一点から入れれば全面にカラメルが流れ込みます。端から慎重に垂らしていきましょう。
そしてメスティンにフタをして冷蔵庫に入れて冷やします。
完全に冷えるのには4~6時間ほどかかります。
朝作っておけば、昼食後や夜に食べることができます。もちろん翌日に食べても構いません。
もし、プリンをキャンプ場で作る場合には冷やすのが難関です。
クーラーボックスに入れると最初は暖かいためボックス内の温度を上げてしまい他の食材が傷みやすくなります。
ぼくがキャンプ場でプリンを冷やすなら、メスティンのままジップロックに入れて、水道か川で粗熱を取り、その後クーラーボックスで6時間ほど冷やしてから食べると思います。
7.完成
プリンが冷えたら完成。
ひっくり返して皿に出すのは中々難しいので、皿に取り分けて食べるか、メスティンのまま食べるか、どちらがいいでしょう。
好みで生クリームを乗せたり、グラニュー糖をかけてバーナーで炙ってブリュレ風にしてもいいでしょう。
美味しく食べれるならなんでも許されるのです。
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バリエーションプリン
簡単、早い、安い、少ない材料に特化したレシピで紹介しました。
こだわればプリンはいくらでも美味しくなっていきます。お好みでどうぞ。
メスティンである意味
これ別にメスティンである必要は一切ないです。みんなメスティン料理好きなんでしょう?って気持ちでメスティンにしただけでした。
薄いアルミで熱伝導率が高く優秀なメスティンですが、一度に入る量が多くなってしまい、均等に熱を加えにくいデメリットもあります。
丸形飯盒+チタンカップとアルコールストーブゴトクは一人分にちょうどよかったです。
陶器ココットでもシェラカップでもマグカップでも作れます。フタがなければアルミホイルを使いましょう。
なめらか触感に仕上げる
手間をかけてこだわればこだわっただけ美味しくなります。
・玉子と砂糖を混ぜるときに空気が入らないように切るように混ぜる。
・ザルじゃなく、茶こしで数回しっかり濾す。
・メスティンに入れた時にフチにできる気泡をライターでつぶす。
この辺りをさぼらずしっかりやることでより滑らかでしっとりしたプリンになります。
底にカラメル
液状のカラメルが好きなのと、手間を省くために上乗せカラメルのレシピです。
仕上げの水を入れないで冷えて固まるカラメルを作り、先にメスティンに入れ冷やしてから上にプリン液をいれると下にカラメル、上にプリンにすることもできます。
濃厚化
濃厚さは好みですが、玉子3個を卵黄4個にして作ると濃厚さが格段に上がります。
同様に、入れる牛乳の半量を生クリームにするとさらに濃厚なプリンに仕上げることができます。バニラエッセンスもあるなら入れたほうが風味が良くなります。
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失敗しないためのコツ
料理のコツは成功させることよりも失敗しないようにすることです。
プリンを作る時の失敗は2パターンあります。
・高温で蒸して茶碗蒸しのようになる。
・加熱が足りず、固まらない。
プリンの失敗あるある第1位が高火力で加熱してぼそぼそになり茶碗蒸しのようになることです。卵の凝固温度は70~80度で、プリンを作る場合は80度前後で蒸していきたいわけです。それ以上高温になると気泡が中に入り込み、滑らかではないぼそぼそなプリンになってしまいます。
高温になりにくいように、網で高さをだし、水量を完全につからない程度に減らし、弱火+蒸しにしています。強火にしないことがプリンづくりのコツです!
逆に加熱不足の場合は凝固温度に達せず、液状のプリンのままなこともあります。その場合は追加で加熱をすればいいので失敗ではありません。なによりも避けたいのは高温でぼそぼそになってしまうことです。
あとお菓子作りの基本ですが、必ず重量を測ること。
牛乳を増やしたらプリンは固まりません。必ず測りましょう。
ぼくは大さじ小さじmlが面倒なのですべてg(グラム)にしています。375mlは375gでほぼ差はありません。水も牛乳もgでまとめて測ります。
そして、一番のコツは細かいことは気にしないこと。
メスティンに入れるときに数回濾すとか、ライターで気泡つぶすとか、上白糖とかグラニュー糖とか、そんなことしなくても玉子と牛乳と砂糖混ぜればプリンです。
面倒な作業を増やして作る手間が増えてしまうと、2回目を作らなくなります。
毎日作っても面倒じゃない程度に雑にざっくり作るのがコツです。
「あれ、同じレシピなのに今日のプリンは昨日と味違うね?」くらいの気持ちで作っていくのがベストです。
物足りなくなってきたらもっと立派なレシピをクックパッドで濃厚プリンとか生クリームプリンとか調べればいいんです。それに美味しいプリンが食べたいならコンビニに行けばいいんですよ。
手軽に簡単に少ない材料で作れるのがプリンのいいところだと思ってます。
Milicampのメスティンは800ml165gで2合炊飯、バリ取り不要です。
メスティンにシンデレラフィットする網。
ぼくが使ったのもこれで、メスティンと合わせると蒸し料理ができます。
スノーピークなのに安いステンレスのケトル。
ケトルよりは小鍋として使うことが多く、一人用ラーメンやホットワインやココアを作るのに愛用しています。
自分が作るのは自分で作るから美味しいわけで、もっと美味しいプリンは買えばいいのですよ!
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まとめ
冷蔵庫にスイーツが入っている人間には大いなる余力が生まれます。
自分に、他人に、社会に優しくなれます。ひいては世界平和につながっていくのです。
あなたもメスティンプリンライフをエンジョイしましょう!
レシピ本風に作った画像1枚でわかるメスティンプリンも保存して使ってくださいね。
ダイソーの500円+税のメスティンでも作ることができますよ!
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