こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
2019年の山の登り納めで12/28-29で中央アルプスの木曽駒ヶ岳を上松Aコースからテント泊で登ってきました!マイナールートで同じコースで登っている人がいなく静かな山歩きで絶景を満喫してきました!
というわけで、木曽駒ヶ岳の写真いっぱい見せていこうと思います!
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上松Aコース~テント設営
ザックはマムートのトリオンプロ50+7Lでウェイト約18kgです激重。ただある程度道具絞れば冬のテント泊もこのサイズで行けることがわかってきました。2泊でも食料考えればいけそう。冬は外付け多い分何とかなる感じです。
駐車場には雪がないのですが、もしラッセルだと必要になるのでスノーシューを持っていきます。まあ結果使わなかったんですけどね。
駐車場に他に車もなく最終的にこちらから登る人はだれもいませんでした。
さあロングコースです。登っていきましょう。
お墓横スタートで、登山口まで30分です。
駐車場から歩いてきて小屋があるところが登山口。
ここから登りです。まだ雪全然なくて心配になっちゃう。
完全に夏道!これは、大丈夫なのか・・・?
三合目からは三合半、四合目、四合半と小刻みに看板があります。
コースが長いだけに嬉しいけど長い。
三合目過ぎたあたりからうっすら積雪。
雪遊びしてみたり。
5合目の金懸小屋の中。めっちゃキレイ!
ここから山頂まで遠いから使いにくそうですが、万が一のエスケープには使えそう。
7合目辺りからだんだんと積雪が増えてきました。
数日前に人が入ってるようでツボ足のトレースあって助かります。ラッセルしたくてきたんですが、あったらあったで使っちゃうのが人間ですよね。
時々展望も開け、三沢岳~宝剣岳までの景色が広がります。
夏に中央アルプスを縦走したときも三沢岳は目立ってたのを思い出しますね。
トレースがありますがくるぶし~すね程度のラッセルだったのかなという積雪。
天気もいいし静かな森歩きで気持ちがいいです。でも夏なら暑そうだからくるなら初夏ですね。
樹氷が良い感じにぱりぱりしてます。
冬の青空の濃さと雪の対比がサイコー!
ナイス宝剣!
こちら側から見る宝剣岳はちょっとレアじゃないでしょうか。めっちゃかっこいい!
インスタ映えしそうな写真撮ったり。
8合目からは積雪と周りが開ける感じになってきます。
もう少し展望あるところにテントが張りたいけど、ここも風が来なくて快適そう。天気悪い日ならここがベストテン場かと。
ここを!キャンプ地とする!
ロケーション完璧!
風もないし温かいしサイコーです!サイコー過ぎるだろ・・・。
雪庇を切り出して聖地。
さらさらで固まらなくて大変でしたがかなりの積雪。テンションあがっちゃいます!
そしてどん!ピッタリサイズ!プロモンテVL25です。
サラサラ雪の時はテント設営後にテントの下に雪を入れて平らにするのもアリですね。
そして荒れるテント内。
冬はジェットボイルが本当に強い。冷え切ったガス缶でもお湯が沸いてくれる。
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アーベントロート~星
テントで晩御飯食べてごろごろしてる間にどんどん斜面が染まっていきます。
左から前木曽岳~木曽駒ヶ岳~宝剣岳です。
あれが宝剣岳。
こちらから見ると本当にカッコイイ。
一般的なコースの千畳敷側より際立って見える気がしますね。
日の入りは木曽側へ。名古屋もあちら側でしょうか? 凍った木もキレイ。
つかの間の残照時間。
雪が反射率高いからか冬山の夜は明るく感じます。もうたまんねえ。
テント囲いすぎて撮影角度が限られてるのが残念ですが、宝剣とテントのツーショット。
テントの色が反射した雪面もキレイですよね。もう興奮しますよね。たまんねえよ。
朝方に近い深夜。
真ん中左の明るい星がうしかい座のアークトゥルスさん。この時期もう東の空からは春の星座があがってくるわけです。
星座自体がわからなくなるので普段あまりしないぐるぐる。これはこれで楽しい!
地上景がノイジーになっちゃったのがちょっと残念。
夜何度か寝て起きて繰り返して星撮って、最後にこのぐるぐる撮ったままカメラ放置で寝に入りました。
気温は-10~12℃位でしたがほぼ無風で寒さを感じるようなことなく朝までぐっすりでした。
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2日目日の出~木曽駒ヶ岳山頂
夜活頑張りすぎて完全に寝坊。
日の出少し前に起きて朝ごはん食べてる間に宝剣岳の隣から太陽が上がってきました。
2日もロングコースなのでテントは張ったまま最低限の荷物で出発です。
今日も気持ちのいい天気。気温も高め。まずは前木曽岳へ。
トレースが少しいったところでなくなっていておそらく撤退したのでしょう。
膝ラッセルの始まりです。たーのしー。
結構な斜面の登り。
雪崩る雪質じゃないですが、膝~太ももラッセルでの登りはきつい。上がってるはずなのにまるで進まない。思えばここが今回の核心部でした。
スノーシューじゃ登れない斜度でアイゼンを外すわけにもいかないのでワカンの必要性感じました。
前木曽岳山頂の辺り。
結局看板がなくどこがピークかわからなかった。
この辺りから若干風が出て、地面も硬くなりラッセル終わりです。
前木曽から一度降りて登り返せば木曽駒ヶ岳。
ここの間は結構サクサクで滑ると怖いですが、アイゼンが食いついて歩きやすかったです。強風になる場所だと思うので天気次第では一番の危険個所でしょうか。
もう沈み切ってる小屋。冬の風物詩ですね。
シュカブラもすごい。
荒々しい感じではなく、順当に層になった。規則的な風なのかなと思わせます。
千畳敷側から木曽側へ縦走する方がいました。冬のこういう構図かっこいいですよね。ついつい撮ってしまいます。
最後の登り。斜度もそこまでないのでサクサク登れちゃいます。
神社!えびの尻尾すごい!
風の強さがわかりますね。
木曽駒ヶ岳2956m山頂!
5日ほど前に登った西穂独標が今年登った一番高い山でしたが、年内ギリギリ更新!
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下山
山頂は爆風で寒いので下山します。
とクライマーな感じの人たちが。
背景の岩々しさとマッチしてすごい登りそう。かっこいい!
冬山で好きなのが足跡のローアングル写真。
まっさらの雪面の上の自分だけのコース、自分だけの足跡。どこまでも伸びていく。そんな写真が好きです。
下山は早い。登りの3倍くらい早い。滑り落ちるみたいな勢い。その分危険ではありますが、安全な場所なら楽しい雪遊びです。
冬山で山頂を目指すとリスクが大きいから8合目辺りでテント張ったり雪だるま作ったりごはん食べたり滑落したりするくらいが楽しいんだよね
北海道ならそれが平地でできるから北海道最強説ある pic.twitter.com/2thAVV7kwL— ぜつえん (@zetuenonly) 2019年12月29日
滑落停止訓練をしてみたり。これ動画だと止まる斜面なので足使ってますが、アイゼンつけてるときは膝曲げるんですよ。気を付けて。
天気が良すぎて雪の表面溶けてアイゼンが団子になっちゃいました。
すぐにテントまで帰ってこれました。はあ帰りたくない。ここに住みたい。サイコー過ぎる景色。暖かいし。
樹氷もお昼過ぎにはだいぶ落ちてしまいますね。
このままサクッとサイコー過ぎる山からの下山しました。
今年もサイコーでしたね。サイコーの山でサイコーの形で登り納めることができて大満足の2019年でした。
年末っぽい記事が増えてます。買ってよかったギア紹介もどうぞ!
2019年ぼくのアウトドアライフの話もどうぞ!
まとめ
語彙力がなくなるほどサイコーとしか言えない山で締めれました。
今年のこのブログの記事もこれが最後です。
読者の皆様、来年もよろしくお願いいたします!そして良いお年をお迎えください!
他の記事もどうぞ!
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