こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
どうもKAMMOK信者のカモッカーです。好きなハンモックはRooSingle。
都合良くKAMMOKのポイント期限と新商品発売タイミングが被ったので新作RooSingleリサイクル生地バージョンを購入しました。
旧モデルと素材だけでなく、サイズ感なども変わってたのでその話をしていきます。
今回はKAMMOK RooSingle新旧モデル比較です。
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KAMMOK リサイクル生地ハンモック
2022年、アウトドアギアが最高の性能を持ってることは大前提であり、さらに一段上の機能が求められる時代になっています。
“サスティナブル”かどうかです。
「持続可能な」や「持ちこたえる」を意味するサスティナブル。
未来を見据えて積極的に地球環境を維持していこうという動きです。
アウトドア業界でもアメリカの大手ブランドを中心に環境に配慮した素材を積極的に採用する風潮が強くなっています。
ハンモック界のオシャレ番長KAMMOKさんも例に漏れず、昨年からリサイクル生地を使用したハンモックに着手し始めました。
40D生地を使ったモデルがリサイクル生地モデルに切り替わりました。ULモデルは未だです。
使っているのは100%リサイクルのbluesign認証素材。
公式に記載される素材名も変更されました。
旧モデル:Gravitas™ 40D Diamond Ripstop Nylon With DWR
新モデル:GravitasX™ 40D diamond ripstop nylon 100% Recycled, bluesign® approved with DWR waterproofing + crinkle treatment
100%リサイクル生地でブルーサイン認証と、crinkle treatment(シワ処理?)もされてるみたい。
どちらも40Dリップストップナイロンです。
KAMMOK ロゴ変更
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そういえばKAMMOKはロゴを変えました。
以前はインスタグラムの写真にあるような可愛いカンガルーのロゴを使っていましたが、今は“K”のみです。
GoogleやAppleのような大手もこぞってロゴをシンプルにしてきてますが、カンガルーじゃなくなるのはちょっと寂しい気持ち。
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新旧RooSingleを比較
左が2019年8月から2年半ちょい使ってるルーシングル。
右が2022年3月末に購入したルーシングル(リサイクル生地)。
この2個の間にもう一モデルあって、パッケージにハンモックの絵がある非リサイクル生地バージョンです。
そのモデルはパッケージデザイン程度の違いしかありませんでした。
スペック比較
旧Roo Single | 新Roo Single リサイクル |
|
金額 | 74.99ドル | 74.95ドル |
カラー | 12色 | 6+2色 |
重量 | 290g | 322g(実測316g) |
耐荷重 | 181kg | 226.8kg |
乗れる人数 | 1人 | 1-2人 |
寝られる人数 | 1人 | 1人 |
展開サイズ | 254×127cm | 254×127cm |
収納サイズ | 9.5×12.7 cm | 8.3×8.3×15.5cm |
生地素材 | 40Dリップストップナイロン DWR(耐久性撥水) |
40Dリップストップナイロン DWR(耐久性撥水) リサイクル |
スタッフバック | 40Dリップストップナイロン PU+DWR(耐久性撥水) |
40Dリップストップナイロン DWR(耐久性撥水) リサイクル |
新旧スペック比較。
旧モデルは2018-2021で微妙に変わってますが、2020-21年のモデルを参照しました。
ぼくが購入した2018年モデルは289g 69ドルだったみたいです。
数字で見ると新モデルは約32g重くなり、4色減り、耐荷重が45kg増えて、収納サイズが変わった程度です。
リサイクルRooSingleの実測重量は316gで23gのカラビナ2個付きで、カラビナ無しだと約270gです。
耐荷重はRooDoubleと同じになってます。むしろ以前が181kgだったのが不思議。2人でも乗れると書いてますがさすがに狭そうです。
32g重くなったのは痛手ですね。
ちなみにRooDoubleはリサイクル生地になって510g→482gに軽くなってます。ほんとよくわからない。
カラバリは基本カラー6色+限定カラー2色の8色展開になりました。リサイクル生地の展開が増えるほどに増えていくのではと思います。
ただスペックで比べると少し重くなった、程度の違いです。
収納袋
左が旧モデル、右が新モデル。
収納サイズは
旧モデル:9.5×12.7cm
新モデル:8.3×8.3×15.5cm
どちらもツリーストラップ無しのハンモックのみが入った状態です。
写真のサイズ感でもスペック程度の違いは見て取れます。
ずんぐりむっくりで丸っぽい旧モデルと、細長くてスタイリッシュな新モデルといった形状です。
裏面。
触った感じでは旧モデルのほうが柔らかめ、新モデルはぱっつんぱっつんで硬めです。
底も新モデルの情報量が増えました。
しかしカンガルーロゴは消えてます。
触ってるうちに明確にサイズの違いが分かってきたので計測。
スタッフバッグにハンモックが縫い付けられてるので、ハンモックを取り出して袋のみを計測しました。
カタログ値とはまるで違う数字がでてきますが口径がかなり狭くなってます。
ハンモックを詰め込むとこのサイズ差。
新モデルがかなり細身です。
ツリーストラップを収納
メインで使ってるCocoon ハンモックストラップULも入れて収納してみます。
ちなみにどちらも付属カラビナは外しています。
旧モデルはロールバックルを2回転できて、はみ出さずギリギリ収納可能。
新モデルは1回折ることしかできずはみ出してしまいました。
ウーピースリングで使うとハンモックと外さずに設営撤収できるのがメリットですが、袋に入らないのではどうしようもありません。
個人的には新モデルの袋の小ささが一番が残念だなって感想。
KAMMOKのバックルを使う袋も好きじゃないので袋を外して別の袋にする予定です。
色の違い
上が新モデル、下が旧モデル。
ここまで見てきて分かった人はすごいポイント。
新旧で色がわずかに違うんですね。
製品名はどちらも「Ember Orange」ですが、リサイクル生地の性質で変わってしまうのでしょう。
新モデルはやや薄いオレンジ
旧モデルはやや濃いオレンジ
程度の違いです。
並べて比べなきゃ両方持ってる人でもわからないレベルだと思います。
生地の違い
右が新モデルですが、日の当たる屋外だとほぼ区別できません。
ただ色が違うと生地感も微妙に違ってきます。
触って、乗って、頬ずった感想ですが「新モデルのほうがやや張りのある硬い生地」と感じました。
ただ旧モデルを長く使って生地が柔らかくなったからかもしれません。
個人的には旧モデルの乗り心地、触り心地のほうが好きです。
最近マクロ撮影できるコンデジ(Olympus Tough TG-6)を購入したので生地を接写してみました。
撮影環境は揃えてます。
RooSingleは40Dダイヤモンドリップストップナイロンなので、ダイヤ型のリップストップが特長です。
そのリップストップが新モデルのほうがやや細く薄く見えます。撮影の誤差かもしれませんが。
RooSingleULはリサイクル生地にはなっていないため、Levitas 20D ripstop nylonという生地でノーマルな格子状のリップストップ生地です。
スリング
両端でハンモックの生地をまとめるレーサースリングも少し違うモノになっていました。
約50cmで20kNに耐えるダイニーマスリングで、単品売りもされています。→KAMMOK/Racer Sling
旧モデルに付いてるモノや単品売りされているモノは9mm幅ですが、新モデルを測ると約13mm幅に太くなっていました。触り心地もやや柔らかくなっています。
ただ昨年購入した非リサイクル生地のRooDoubleも13mm幅のモノだったため、少し前から変更されていたようです。
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スリングを交換
付属のカラビナが1個約23gと重めで収納もしにくくなりますし、ウーピースリングで使うためカラビナのメリットはありません。
なので以前破けたeno sub6のトグル付きスリングに交換します。
KAMMOKもenoもですがこのウーピー用スリングを別売りしてくれたらすごい嬉しいのに。てか金属パーツだけでもいいから売ってくれー!ってずっと思ってます。
ハンモックは両端がスリーブになっていてそこにスリングを通しているだけなので交換は簡単です。
KAMMOK スリング 約15.2g(7.6g/個)からeno スリング 約16.6g(8.3g/個)に変更してやや重くなりましたがカラビナを使わずにウーピースリングと繋げるようになったので結果的に軽量化。
ウーピースリングの末端は小さな輪になってます。トグルタイプのスリングなら通すだけ固定でき、基本的に付け外しの必要なくなります。
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実用重量
パーツを付け替えてツリーストラップも付けた実用重量361.8gと日帰りでも気にならない重量になりました。
あとは袋も変える予定ですが、そうなるともう原型がありませんね。
重量 | |
Roo Single(カラビナスリング無) | 254.8g |
eno sling | 16.6g |
Cocoon hammock strapUL | 73.8g |
DUTCH CLIPS | 16.6g |
合計 | 361.8g |
KAMMOKの他ハンモックと比較
左からPython10ULストラップ、RooSingleUL(袋別モノ)、旧RooSingle、新RooSingle、RooDouble(非リサイクル生地)。
KAMMOKあるあるですがUL生地というか、スタッフバッグがめちゃくちゃ破けやすいです。それでいて縫い付けだからたちが悪い。
RooSingleは最もスタンダードな1人用ハンモックです。
迷ったらこれを買っとけなハンモックとも言えます。
旧モデルのほうが良い
結論は旧モデルのほうが良い、良かったのにです。
変わった製品に文句を言うのも嫌ですし、変化にも対応していきたいモノです。
が、まだKAMMOK公式以外では旧モデルを購入できます。
あえて言おう、リサイクルモデルに強いこだわりが無いなら旧モデルがオススメだぞ!と。
Amazonや楽天で購入できますが今後は無くなるだけなので確保はお早めに。
KAMMOK RooSingleはいいぞお
KAMMOK RooSingleの新旧比較でした。
新旧モデルの良し悪しはあれど、RooSingleの良さは健在です。
やや幅が狭い事への不満はありますし、もっと軽く快適なハンモックも多くあります。
それでも生涯保障があり、カラバリと値段が豊富でULモデルのように気を使う必要のない日帰り休憩から宿泊まで使い勝手の良いハンモックです。
ぼくが一番お気に入りのハンモック“KAMMOK Roo Single”はハンモック始めにも、セカンドハンモックにもおすすめですよ!
まとめ
使いこんで傷んできたときに同じ道具へ買い替えできるモノがどれだけあるでしょう。
性格的にも多くは別の製品へ乗り換えしてしまいますが、RooSingleはRooSingleへと使い続けたいと思えるハンモックです。
そんな壊れたら同じものを買い直すような道具に囲まれてキャンプをしたいモノですね。
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