こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
本記事は貸し出し品でのレビューです。
中国のファイアメイプルから出ている一風変わったクッカー、それがこのスチームクッカーセットISLAND(アイランド)。
クッカーでお湯を沸かしたときの蒸気を使い、蒸し料理をすることができます。
中々使い道に迷うクッカーではありましたが、何度か使って用途がわかってきました。
今回はファイアメイプルのスチームクッカーセットアイランドをレビューしていきます。
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Fire-Maple
中国の会社でアウトドア系の調理器具を中心にラインナップしているファイアメイプル。中国アウトドアブランドの中でも知名度が高く、品質も高め、オリジナリティもあるトップブランドです。
昨年に日本代理店ができ、THE FREE SPIRITSやMOBI GARDENと同じ会社が輸入販売をされています。
フリースピリッツのテントを使っていることから声をかけて頂き、モビガーデンやファイアメイプルの製品を使わせて頂いてます。
日本で売られてるファイアメイプルの製品は食品衛生法に対応しており、一部は調整されたモノになっていたりします。
アイランドは、付属のスプーンが日本仕様になっているようです。
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ISLAND(アイランド)
スペック
容量 | 1L(満水1.4L) |
サイズ | Φ136.5×195mm |
重量 | 555g |
同梱品
(重量実測) |
クッカー(192g) スチーマー(102g) ボウル×2(400ml 80g×2) ボウル蓋(48g) まな板(23×17cm 25g) OD缶スタビライザー(30g) 収納ポーチ(67g) |
スプーンは別途500円振り込むと付けてもらえるようです→https://fire-maple.jp/archives/358
セット品の多さに楽しくなります。
セット内容
こういう画像いいですよね。初心者ホイホイなスタッキング画像。
ガス缶とスプーンは別売りで、7点です。
110缶ではなく、250缶を入れることができる径なのが個人的に嬉しいポイント、その分かなり大きなクッカーです。
収納ポーチ、そして緑のまな板も入ってるため全部で9点セットです。
さらに見ていきます。
見た目
少し変わった形状のスタッフバッグ。
Φ136.5×195mmでサイズはかなり大きめ。555gはやや重く感じますが、大きさなりというところ。
左右から出た2本の紐にコードロックが付いて締めこむことができる構造です。
袋ではなく、ベルクロで包み込む長方形の風呂敷のような形状で、入れやすく出しやすい。
地面に引いて、調理用のスペースとして使うこともできます。
スタッフバッグには収納方法が図解されています。
しかも、二重構造になっており、中にはまな板も収納されています。
まな板は23×17cm。
ソロ~デュオなら十分なサイズです。が、クッカーに沿って収納されてるため強めに巻き癖がついてるのが厄介。
ほとんど使うこともないんですが、割と実用的で、なによりアイディアが面白くて好き。
9点セット。
これが全てパッキングでき、袋の中に入れることができます。
ボウルや蓋、スチーマーは樹脂素材のトライタン製。
ボウルは400mlと飲み物を入れるにも、食べ物を入れるにも使えるサイズです。ソロなら2つ持つ必要ないですが、デュオなら1つのクッカーで2人分まかなえて便利なボウルです。
隙間も広く、250缶、カトラリー、ウェット、ティッシュ、ライター、バーナーくらいは一緒に仕舞うことができます。
クッカー
クッカーにもスタッキング仕方の図があります。
袋やモノにイラスト入れるのを、日本メーカーはあまりやりませんが、好きなのでみんなやればいいのにと思ってます。
底には熱効率を上げてくれるヒートエクスチェンジャーが付いています。
他のヒートエクスチェンジャーに比べ、フィンむき出しでやや効力が低そうに見えるのですが、体感では十分早い沸騰スピードです。
ハードアノダイズド加工されたアルミクッカーで、250mlごとに線が入っています。
実用が1L程度で、満水は1.4L程度。
蒸しのみなら250ml程度しか使わないのでもうちょっと小さいクッカーでもいいなあというのが本音。
底には蒸し用スチーマーがはめ込めます。
フィットするように鍋にへこみがあり、スチーマー内部にはかなりスペースができます。
ここにバーナー(SOTO アミカス)+ライター(Bic)+ウェットティッシュ(100均20枚入り)を収納しています。
スチーマーが使ってる間に縮んでるのか、クッカーにはめ込むのがややきつくなってきてるように思えて、それが少し気になります。
使い方
使い方は簡単。
クッカーに少量の水(200ml~)をいれ、スチーマーに蒸すモノを入れて火にかけるだけ。
スチーマーが大きいので肉まん2つを重ねて入れることもできます。
フタをして、お湯を沸かし、沸騰して蓋の穴から蒸気が出てきたら火を止めて、あとは放置。
何を蒸すかと次第もありますが、肉まん・シュウマイ・餃子等なら数分放置で完成。
温野菜のような中まで温めたいモノなら火を消さず、弱火でぐつぐつさせると早いです。
数分待てば完成です。
ラーメンと一緒に作るのがソロのアイランド運用術。THEずぼら飯。
ぼくはスーパーで買ってそのまま現地で使える手軽さから、肉まんやシュウマイ率が高かったです。
で、気づいたんです。中華料理って蒸し料理が多いんですね。だから中国のファイアメイプルが蒸し器クッカー作ったんだな、と。なるほどなー!
そう考えると下で中華スープ、上で蒸し料理を作るとお手軽中華料理ができるわけです。
ぼくのベスト蒸し料理は枝豆でしたけどね。
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使い道
蒸して料理しながらずっと悩んでたんですよね、このアイランドの使い方を。
最大の特徴は「上下で別々に調理ができる」だと思っていたんです。でも、どうやらそれが間違いでした。
このクッカーの最大の特徴は2人用であることなんです。
今年は何度か友人とテン泊登山やキャンプに行く機会がありました。
そんな時にこそ使いたいのがアイランドだったのです。
1人で使って食べてもなんとも寂しいクッカーでしたが、作った蒸し料理を友人に振る舞って、気づけました。
そう、アイランドが接待用クッカーであることを!
これが中国スタイルのお・も・て・な・し なんだなということを。
1.4Lとかなり大きいクッカーであるのもあり、ソロが多い人にはあまりオススメできないクッカーです。
しかし、デュオやソロながらも友人と行くことが多い人には面白いクッカーだと言えます。
それでもかなりイロモノですが。接待中華料理にはアイランドを!
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まとめ
メスティンに網を入れれば蒸し料理は作れますし、蒸さずに焼いたっていいわけです。
それでも、“使い道に迷うクッカー”という珍しい体験ができたのは貴重でした。
友人と遊ぶときにあえて持っていこうとそう思えるクッカーです。平凡なクッカーに飽きてしまった人にオススメしたいアイランドです。
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