こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
軽量薄型でフルサイズの薪ものせれる万能焚き火台ピコグリル。
ピコグリルの悩みと言えば“網”を何にするかです。
先日、キャンピングムーンから「ピコグリルに互換のある」というほぼ専用ゴトクと網が発売されました。
購入して使ってみると安い・軽い・強い・ベストフィットと文句なしのピコグリルユーザの必需品となるゴトクです。
今回はキャンピングムーンのピコグリル専用ゴトクのレビューをしていきます。
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campingmoon(キャンピングムーン)
キャンピングムーンの名前は知ってました、少し変わった火器周りギアやチェアを出しているイメージがありました。そんな中国系の会社だと思ってましたが、どうやら日本の会社のようです。
国内の数社でOEM製作の経験を積んでから、2011年に自社ブランドを立ち上げた会社とのことで、株式会社CTCが運営しています。
キャンピングムーンの目標は「Simply But Particular(品があるシンプルなキャンプへ)」。
マナー守って、楽しもうぜ的な意味合いなのでしょうかね。素敵です。
キャンピングムーン自体は世界20か国以上で販売されているブランドで、この会社としては輸入販売がメインの業務のようです。
あくまで海外に工場があり、海外主体のキャンピングムーンという会社があり、それを代理店として販売しているということでしょうかね。ちょっとわからないです。
神奈川県茅ヶ崎に実店舗もあるようです。
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ピコグリル398用ゴトク MTG-F
スペック
サイズ |
約235x90x18mm
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棒の間 | 約41mm(実測) |
重量 | 約88g(実測90g) |
材質 |
ステンレス304 Φ5mm丸棒
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五徳(ゴトク)、網、ロストル、パーセルトレンチと呼び名に悩みますが、ぼくはこれを呼ぶならゴトク派ですね。
軽量コンパクトなサイズながら5mmのステンレス棒で強度の高いゴトクです。
棒と棒の間は実測41mmだったのでそれ以上の径の鍋に使うことができます。
このゴトクのポイントは両サイドが曲げ加工されていることでピコグリルの脚にフィットするとこです。それはもうピッタリとです。
置いてみると完全にピッタリで、製品ページには「SOLO-A4用※ピコグリル398に互換性があります」と書いてますが、写真はすべてピコグリルですし、完全に専用ゴトクです。
そういえば、キャンピングムーンさんは“A4サイズ 軽量焚き火台用 シェル 火床398”という製品も販売してるんですが、ピコグリルに互換性のある火床398でピコグリル用ではありません。
つまりそういうことです。
スライド可能
ピコグリルの脚上部は約21.5cm。
幅9cmのこのゴトクは曲がり部分が引っかかり良い感じにスライドして移動が可能です。専用なので。
そして単体ではやや幅狭めですが、ゴトク2個を並べておくことも可能で、さらに大きい鍋や調理にも対応できます。
実用
ピコグリルの脚と似た見た目で雰囲気を崩しません。まるで専用五徳みたい。
ステンレス棒なので焚き火にガツガツかけても曲がるようなこともなく安心の高強度。
複数鍋を置くわけでなければ1つで十分です。
五徳の幅が狭いので、上からも薪を入れやすく焚き火を邪魔しないサイズ感なのがいいとこです。
左が径16cmのエバニューウルトラライトpan#16、右が径15cmのファイアメイプルのケトル。
これ以上は厳しいですが、少しはみ出す置き方にすればこの程度の鍋2つ置くことも可能です。ソロなら1つで必要十二分の大きさです。
底径の小さいシェラカップを置くことも可能です。
冷えた飲み物を直火で温めなおせるのは非常に便利。
シェラカップとメスティンならかなりスペースに余裕があります。
他の焚き火台で
ベストサイズはピコグリルですが、軽量+高強度+ミニサイズで汎用性の高いので他の焚き火台に使うことも可能です。
ぼくはXunhuoのチタン焚き火台で使うことが多くなりそうです。
重量攻め
ダッチオーブンとケトルで水を入れて7キロ程度の荷重をかけてみましたが、問題は無さそうです。
ゴトクよりも先にピコグリルの脚の不安定さが気にかかります。壊れたりはしないと思いますが、壊れると泣いちゃうので乗せすぎないほうがいいですね。
ゴトクは安く、壊れてもいいので鍋置きや蓋置といった用途でも酷使していきたいです。
チタン網と比較
ピコグリルで使用者も多いであろうチタン網と並べると一回り小さいサイズ感で重量も軽め。
チタン網は焼き物がしやすく便利ですが熱効率が低めです。キャンピングムーンのゴトクなら熱を遮らず湯沸かしや調理により向いています。
強度的には同程度かややチタンのほうが強いかな程度です。
厚みがかなり違い、キャンピングムーンは18mmで分厚く収納性が低いのが一番の欠点でしょう。
パッキング
18mmで収納しずらそうだなぁ、収納ポーチもついてないしなぁ、と思って購入してました。
でピコグリルの収納ポーチに一緒に入れようと畳んでいて気付いたのがこれ。
わかりにくいんですが、畳んだピコグリルの脚の間にゴトクがフィットしてくれて厚みの欠点を無くしてくれました。
火床が勝手に膨らむので、雑に入れてもそこまで18mm程度の厚みは気になることもありませんでした。
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網バージョン MTG-G
キャンピングムーンのことを調べてる時に見つけたモノがこれ。
同形状で焼き網になったゴトクです。
同じくステンレス製で80gとさらに軽量、焼き物に向いた製品。
一般的な焼き網は鉄のクロームメッキ塗装された物が多く、錆びやすいですが、この網は全面ステンレスのため錆びる心配はなく、強度も高くて驚くことにダッチオーブン載せれるほどの強度があります。
ちなみに、この製品名が“MTG-G”、この記事で紹介してたのが“MTG-F”です。
ハードの五徳と同じ外径のため、それぞれを置くことも可能です。
目が細かいため、ハードタイプのゴトクに比べて、焼き物に向いています。
強いて欠点を上げるなら、網目が縦横で交差した部分に汚れが溜まりやすいことです。
ここを横だけにするか、縦横を一体化させてたら完璧だと言えます。
それでも強度の高いステンレスなためゴシゴシ洗っても問題なく、長く使える軽量網です。
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まとめ
大人気焚き火台のピコグリルのゴトクと網の最適解として人気が出てきそうな製品です。
他にも多くのゴトクを出しているキャンピングムーンは痒い所に手が届くブランドですね。
ついつい他のキャンピングムーン製品も調べてしまいました。他の製品も合わせてどうぞ。
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