こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です！
今や当たり前になりましたが、手軽に屋外で電気を使えるポータブル電源は革命的な道具だと思っています。
電子レンジやドライヤーを使える大容量タイプも一般化している昨今。
あとは使用時間というわけです。
今回は大容量ポータブル電源と連結できるALLPOWERSの拡張バッテリーB1000をレビューします。
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ALLPOWERS
2010年に香港で創業したALLPOWERS(オールパワーズ)。
日本法人がありサポート体制も整っており、専用ページから製品登録をすると5年間の保証期間があります。
製品数は多くなく、大容量ポータブル電源が主力のブランドです。
それもあって大容量ポータブル電源のさらに拡張バッテリーという考えに至ったのでしょう。
ポータブルと言っていいのか怪しくなるほどに、ほぼ家を構築できます。
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拡張バッテリーB1000
同社のポータブル電源R1500かR2500の拡張バッテリーとして使えるB1000。
以前レビューしたR1500と同じサイズ感で、同じ容量。R1500+B1000なら容量は2倍、というわけです。
クーポンコード
R1500とB1000で使えるクーポンコードをもらいました。10%オフです。
スペック
| B1000 | R1500 | |
| 拡張バッテリー | ポータブル電源 | |
| 重量 | 15.7kg | 16.7㎏ |
| サイズ | 413×312×265㎜ | 413×312×265㎜ |
| 容量 | 1152Wh | 1152Wh |
| 入力 | AC：最大600W | AC：最大1500W |
| 出力 | USB-A：18W×2 USB-C：100W×2 シガーソケット：120W |
1800W (瞬間3000W) AC(純正弦波)：4 USB-C：2 USB-A(QC)：2 シガーソケット：1 ワイヤレス充電：2 |
| バッテリー | リン酸鉄リチウム | リン酸鉄リチウム |
| サイクル寿命 | 80%以下まで3500回以上 | 80%以下まで3500回以上 |
| パススルー機能 | 搭載 | 搭載 |
| Bluetooth&Wi-Fi | 搭載 | 搭載 |
スペック的には劣化ポータブル電源。
R1500ありきの性能で、単体使用できるもののあくまでサブ機。
容量はR1500と同じ1152Wh。
サイズも全く同じで、重量はR1500が1kg重い。
出力は親機であるR1500に依存しがち。
1500Wの急速充電対応なR1500と比べて、急速充電非対応で600W入力なのがややネック。
とは言え2時間で満充電できるので、充電し忘れ以外では問題ないでしょう。
サイクル寿命の長いリン酸鉄リチウム採用は、最近はすでにスタンダードですね。
見た目
正面。
中央にディスプレイと丸い電源ボタン。
左上にUSB-A×2、USB-C×2とDC電源。
右上にシガーソケットのみ。
AC出力(コンセント)は、R1500に任せて省いたことでシンプルなデザインに仕上がっています。
ポータブル電源はDC出力のため、AC出力するにはインバーターを内蔵する必要がありコスト削減のために外しているのでしょう。
そのためB1000単体では、ほぼUSB出力のみで実用性に欠けます。
ほぼバッテリーのみと思えばもっと金額を抑えてくれるとありがたかったというのが本音です。
左がメイン機R1500、右が今回のB1000。
サイズは全く同じ。おそらくケース自体がほぼ同じ。
後ろから見たら区別がつかないでしょう。
上から。
上R1500にはワイヤレス充電が2口ついてます。B1000には無し。
押せばカバーが開く充電口。
左R1500には黄色いソーラー充電口が付いてますが、B1000には無し。
反対側面は、同じ見た目。
コチラが拡張バッテリーコードの接続口で、B1000を最大3台接続できます。
R1500+B1000×3台の4台を繋げると、4608Whの化け物バッテリーになります。
R1500とB1000を繋ぐ専用のコード。
直径1.5cmほどの極太コードで、IP67のアタッチメントで接続できます。
押し込めば刺さり、緑のリングを半回転させれば抜ける簡単仕様です。
ただ差し込みに上下があるのが面倒でした。
使い方
使い方は簡単。
両方に線を差すだけ。
差した後にR1500、B1000の電源を入れると充電量の多いほうから少ないほうへ給電され、平均化されます。
接続してしまえばあとは使うだけ。
コンセントを使って家電でも、スマホやカメラの充電をするのも自由。
1152Wh×2個=2304Whの超大容量ポータブル電源なのですから。
・家電の使用時間目安(変換率80%で計算)
電子レンジ(1200W)：2304/1200*0.8=1時間半
電気ケトル(900W)：2304/900*0.8=2時間
ノートパソコン(100W)：18時間半
電気毛布(50W)：37時間
Bluetooth・Wi-Fi接続
USB差し込み口のボタン長押しで、Bluetooth+Wi-Fi接続モードになります。
R1500ではそれが簡単にわからない状態でしたが、B1000ではボタン下に書いてあって助かります。
BluetoothでもWi-Fiでも出来ることは同じですが、Bluetoothでは1端末ずつ。Wi-Fiでは2端末以上同時に接続できます。
充電残量、入出力、DCのオンオフ、充電速度、自動電源オフなどスマホから設定と操作ができます。
正直できることの幅が狭く、電源を切るたびに接続モードが切れるのでほぼスマホ連動せずに使ってます。
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気になるところ
いくつか気になる点をチェック。
接続コードが邪魔
硬めのコードが横に20cmほど飛び出す構造で、どこに置くにも邪魔。というか制限がかかる。
短く硬いため、接続の方法も制限されるのは大きな欠点。
実際、前後で置くか、重ねておくかの2択。
車中泊の車内的には前後で置くと安定するけど、一つはボタンを押しにくく電源オンオフもしにくい。
上下に重ねて固定が甘いと走行中に倒れて大惨事、と取り回しの悪さが目立ちます。
AC充電は別々
充電するときに接続コードを繋いだまま、R1500を充電すると、R1500が100%になって停止。
B1000の充電は始まりませんでした。
容量が倍といっても実質二つのバッテリーがある状態で、1個として使えるほど便利ではありません。
価格設定
R1500が、149,800円。
B1000が、129,800円。
その差2万円。セールなどが入るとその差はもっと小さくなります。
ぶっちゃけR1500+B1000よりも、R1500×2のほうが便利なのでは？という気持ちがあります。
価格差が減るほど、R1500×2個でいいんじゃない？って思えます。
R2500で良くない？
| R1500 | R2500 | |
| 価格 | ¥149,800 | ¥219,999 |
| 重量 | 16.7㎏ | 27㎏ |
| サイズ | 413×312×265㎜ | 450×360×346㎜ |
| 容量 | 1152Wh | 2016Wh |
| 入力 | AC：最大1500W | AC：最大1500W |
| 出力 | 1800W (瞬間3000W) AC(純正弦波)：4 |
2500W (瞬間4000W) AC(純正弦波)：4 |
R1500の一つランク上にR2500があります。
大きく、重く、大容量、大出力モデルです。
R1500+B1000を最初から考慮するならR2500にしちゃうのもアリかも。
ただ27kgを持つのはかなりきつく、拡張バッテリーなら分割して持てるのはメリットです。
R1500だけ、B1000だけ、R1500とB1000と使い分けれるのが拡張バッテリーを使うメリットです。そこにメリットを感じる人が手を出すモノです。
逆に拡張バッテリー運用に利点を感じないのであれば、R2500が向いているのでしょう、と住み分けできます。
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こんな人におすすめ
・すでにR1500やR2500を持っていて、容量が不足することがある人
・普段はR1500ひとつで、たまにB1000も合わせて超大容量で使いたい人
・20kg越えのポータブル電源は持ち運べないが、分割してでも大容量バッテリーを使いたい人
・普段は災害対策として、休日はキャンプや車中泊でポータブル電源を使いたい人
つまりは分割できることに利点があり、2000Wh以上の大容量バッテリーを屋外に持ち出したい人、というポータブル電源の中でもニッチな用途に向いた拡張バッテリーです。
まとめ
ブログ更新が疎遠になってしまってます。
パックラフトにSUP、カヤックともっぱら水辺で遊ぶのが忙しいのです。
読者には申し訳ないですが、私的には良い状況で笑えますね。
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