こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
暖かい3シーズンのキャンプのまとめ、ということで現在の自分が春夏秋の比較的暖かい時期のソロキャンプに持っていく装備をまとめてみましたので参考程度にどうぞ。
ちなみに、ザック一つでバックパックキャンプへ行く時の装備。
北海道の5月~9月くらいの気温5度位までを想定しています。
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持ち物
テント等の寝るための道具と焚き火道具がメインです。これを全部ザックに入れるとキャンプにいけるわけです。
基本的にこれだけあればどこでもキャンプができます。あとは状況次第でここに食材が増えたり、ハンモックが増えたりします。ウェア系はのせてないですが基本着ている分プラスで寒ければ防寒着が増えたり、雨なら雨具が増えたりします。
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ザック
これ必須なやつですザック。
今年の夏にMAMMUTのTRION PRO50+7Lを購入したのでこれをメインに使ってます。あとは食材や道具が増えるとグレゴリーのバルトロ75になりますし、さらに絞るときはMILLETのプロライター30になります。
大きすぎても背負えませんし、小さすぎたら入りませんし、50~60Lを目安に道具を選んでいくのが良いと思います。
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テント系
左からテント、寝袋、タープ、座布団です。
テント
すでにモデルチェンジしていてぼくの使っているプロモンテのVL25からVL26になってカラーと細かい部分が変わってます。国産メーカーの山岳用テントで重さ1.45kgと軽量なのが魅力。吊り下げ式で建てるのが非常に早く、雨にも風にも強いです。
2人用で寝るスペースと荷物を置くスペースをきちんと確保できます。ただ登山ではなくキャンプ用で使うともう少し前室が広いタイプが欲しいと思ってしまいます。
寝袋
モンベル、ナンガと並ぶ3大国産寝袋メーカーの一つイスカのair280xを使ってます。
モンベルは伸びる生地。ナンガは水に強く永久保証が特徴。それに比べてイスカは無難な暖かさ、適度に撥水して、コンパクトで安い、完全にマウンテニアリングなデザイン。迅速な修理と対応といったアフターケア。というとりわけ目立った特徴がないですがどこをとっても欠点がない質実剛健な作りで満足度が高いのがイスカ。
6年ほど使って若干ヘタってきてるので、あと3シーズン用寝袋は使用頻度がめちゃくちゃ多いので次買うなら多少かさばっても化繊で軽量でメンテナンス性が高いモノにしたい、と思っています。ファイントラックの寝袋がコンパクトで水に強くて良さそう。
エア280→エアプラス280にモデルチェンジしました。
タープ
ハンモックと一緒に個人輸入したKAMMOKのタープです。560gと軽量で、小さすぎず大きすぎず、変形自在で自由な形に張ることができるため様々なシチュエーションに対応できるのでお気に入りなやつ。
純正の張り縄は強度が弱くて短いため自分で変えるのがベスト。テント泊でもハンモック泊でもタープ泊でもこれ一つで雨風をしのぐことができて手放せないです。木と木の間に張るのが基本で、ポールを使ったり自転車を使ったり、木の枝で建てたりもできるため自由に張れます。
座布団
平地で暖かい時期は寝るときのマットもこれとザックのみで行くことが多いです。ソロだと椅子を使わないでこれの上にずっと座ってるので座布団とマットと椅子を兼用してるできる子。
あまりこだわりもないですが銀面がある分寒い時期に強いので晩秋~春先までの寒い時期に使うことを考えると他社品よりもサーマレストを選ぶと無難。同じ形状のマットの中でもサーマレストはへたりにくいイメージ。エアーは穴が開くし、椅子は組み立てが面倒なのでクローズドセルタイプのマットに落ち着くんですよね。
ペグ
アルミ製の20cm前後のYかVペグが使いやすく軽いです。刺さらないようなシーンもあまりないですし、木や石に括り付けることでタープもテントも張れるのでこの程度のペグを消耗品感覚で使うのが楽です。ソリステエリステは重たいので大型テントやタープを使わない時は持ちたくないです。
より軽量目指すなら現地の枝でペグ作る時も。
最近はチタンピンペグが汚れが付きにくく快適
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焚き火系
かさばりやすい焚き火周りは増やせばどんどん増えてしまいます。バックパックひとつなソロキャンでは道具をしぼりシンプルに焚き火に集中したいと思ってます。
大事なのは薪を集めること、薪を燃やすこと、調理すること。そのための道具です。
焚火台
ソロキャンで使える重量とサイズ、調理のしやすさを考えるとピコグリル398はベスト。
小さすぎるネイチャーストーブだと火力の維持が大変ですし、ユニフレームのファイアグリルやスノーピークの焚火台はソロ用には重すぎる。
ピコグリルの欠点は金額の高さくらいです。パチグリルも出回って便利。
パーセルトレンチ
金属製の網でぼくはtri-fさんのロストル400という商品を使ってます。ピコグリルで鍋をのせるのがメインの用途で、直火で調理するときは必須の高強度でシンプルな焚き火向き五徳です。
BBQコンロでダッチオーブン使う場合などにも使えますし、木に乗せればテーブルにもなります。DODのパーセルトレンチが安いので魅力的。焚き火好きな人は持っておいて損はないはず。
手袋
↓
リバーシブルで履き心地のいい軍手風の耐熱グローブにチェンジしました。
耐熱温度800度で短時間なら燃えた薪を持つこともできます。
両手分ではなく、片手分しか持たないことで軽量化もできています。
彼は耐熱将軍。軍手風リバーシブル耐熱グローブが将軍級の強さ! – ぜつえんアウトドア
のこぎり
薪を現地調達するときや大きな薪をカットするときにナイフや斧以上に必須なのがのこぎりです。シルキーゴムボーイが安くてしっかりしててオススメ!強いて言うなら折り畳みじゃないもっとしっかりしたやつもほしい!という感じです。
刃が長い分だけ太い木を切りやすいですが大きく重くなります。
持ち運び安さ重視なら刃長110~130mm程度のモノがオススメ!
ナイフ
モーラナイフが安くて切れ味も落ちにくくて便利。
薪割りから料理、万が一のクマ対策もこれ一本。
刃の鋼材がカーボンスチールとステンレスがありますが、カーボンスチールは手入れしないと錆びさせてしまうのでぼくの用途だとステンレス一択。
買う時に迷うならステンレスで良いと思います。必要になればもう一本買えばいいんですよ!
モーラナイフはヘビーデューティがカーボンスチール、コンパニオンがステンレスなので買う時しっかり見てくださいね。コンパニオンのオレンジは目立つため無くしにくいので助かってます。
今買うなら刃厚3.2mmのステンレスヘビーデューティーがオススメ!
刃が太くて調理はちょっと使いにくいので調理が多い場合はオピネルも持っていきます。もちろんステンレス。
キャンプにナイフを一本持っていくならこれ!モーラナイフのコンパニオンステンレス! – ぜつえんアウトドア
着火剤
これすごい便利。水に強く崩れにくく、10分くらいろうそくみたいに燃え続けてくれますよ。炭に着火する場合なら文化たきつけでもいいと思いますが、ソロキャンプで薪オンリーの場合の着火剤はこれが2~3個あれば事足りるので、ジップロックに入れて持ち運んでます。
特に冬は手が冷たくて動かなくなるので、これで速攻つけれるので嬉しいです。21個入りで777円なので単価37円。
蚊取り線香
夏なら蚊取り線香一つじゃ頼りないですが、使わなきゃもっとひどいので必須。アウトドア用は直径が小さくコンパクトなのにパワーが強いです。またケースに入れることでザックに吊るしたり木に吊るしたりしやすいのも便利です!
ポンプ
火吹き棒の人が多いですが、空気が遅れればなんでもOK。
ぼくはバルーンアート用のポンプですが100均のモノで十分です。
ファイアブースターなど吹くタイプより疲れないのと狙ったとこにピンポイントで空気を送れるのでオススメ。感覚的にはふいごに近いです。
うちわ使ってた人は風船用ポンプに変えると幸せになれますよ。一緒に風船も買っていけば遊べるし!
めんどくさいときはポータブル扇風機で火を起こしちゃいます。
ライター
キャンパーみんな持ってそうなsotoのスライドガストーチ。充填できるから値段高いけどコスパは良いです。料理炙るのにも使えるし、風があっても火をつけれます。
ただ標高が高いとこや寒いとこだと着きが悪くなるので必ず普通のライターも一緒に持っていくようにしてます。
最近はBICのライターミニばかりです。
ライト
ブラックダイヤモンドのモジがお気に入り。軽量コンパクトでそれなりに明るい。暖色系なのもうれしいです。無段階で明るさを調節できるので微妙な暗さにできるので夜のテント撮影時に調節しやすいです。
どこにでも吊るせるダブルフックがどこにでもつけれて便利だけど、ずれたり外しにくかったりするのが欠点。三角のカラビナとかロープで吊るせるタイプになってくれたらうれしい。
ブラックダイヤモンド モジ!無段階調整で暗くなるのが嬉しい小型ランタン! – ぜつえんアウトドア
あとキャンプにはヘッドライトも必須。
大光量ヘッドライト【ペツル アクティックコア】シンプルにして頂点! – ぜつえんアウトドア
鍋系
鍋は焚火に突っ込めるのが最低条件。吊るせるタイプだとより良い。飲み物用のチタンマグ300とお湯を沸かすケトル、鍋やおでん、暖かい麺類などの調理系を飯盒が担当してます。
カップ
みんな大好きなスノーピークのチタンシングルマグ!直火にかけて飲み物を温めなおすことができるためシングルマグで、飲み物を飲むのに適してるのが300です。またチタンは熱伝導率が低いため直火にかけても口元が熱くなりにくいです。220も450も持ってますが夏場は300が手ごろなサイズ感、冬は450。
金属マグの真空ダブルウォールになっているタイプは保温性が高く結露しないですが直火禁止なのでご注意を。マグはどんどん増えていきますがチタンシングルマグ300はどんなにマグ増えても使わなくなることがないと思う理想のマグです。
ケトル
スノーピークなのにびっくりするほど安いケトルです。一人用のラーメンからコーヒー用のお湯沸かしまで使えます。ステンレス製のため少し重いですが、その分焚き火に耐える強度があります。取っ手や吊り下げのツルを外して軽量化もできるし、焚き火向きのケトルです。
欠点は、お湯を注ぐときにまっすぐ注がないと横から垂れること、ツルの付け根が引っ掛かり飯盒の中にスタッキングできないこと。
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イーグルプロダクツのキャンプファイヤーケトル0.7Lを使うようになりました。
カッコよさに極ぶりした焚き火にかけたいケトルです。見た目が好きならオススメですよ!
【レビュー】イーグルプロダクツのキャンプファイヤーケトル0.7Lの紹介! – ぜつえんアウトドア
飯盒
焚き火に突っ込める大きく軽量で安い鍋、という認識。これでご飯を炊いた記憶は、無いです。アルミ製でくっつきやすいため炒め料理には向いてないですが、パスタやラーメン、鍋やうどんなどの汁物を作るときにちょうどいいサイズです。安いし。
中に物をスタッキングしやすいのも良くてなんでも突っ込んでしまいます。食材をカットして突っ込んで現地でスープを入れたら鍋の完成、ということもできます。
つかみ
焚き火に鍋やチタンマグを突っ込むと欲しくなるやつ。手袋は毎回つけるのが面倒です。これがあれば鍋の取っ手を外して軽量化できるようになるのも小技です。安いし、使いまわしが良いのであるとなにかと便利。
中国から届くため忘れたころに届きます。ギリギリにならないように早めに注文しておきましょう。
カトラリー
モンベルが輸入代理店のヒューマンギアのゴーバイトUNO。
↓
ゴーバイトCLICKに!
金属と金属の擦れる音が嫌いでシリコンか木のカトラリーしか使えない呪いにかかってるのでこれが理想のスポークでした。ゴーバイトはスプーンフォークが別なものなど何種類かありますが1つ持つならスポークが最強で、この形が一番持ちやすく使いやすい。マイベストカトラリー。
調理系
アルコールストーブ系
現地で薪が手に入らなかった時や、朝コーヒー飲む用のお湯を沸かすアルコールストーブセット。ほぼ焚き火で事足りるので使用頻度は低めですが、雰囲気が良いですし軽いので常備品セットです。
エバニューのアルコールストーブは軽量コンパクトで高火力。少し熱効率が悪い気がするのとスタッキング性があまり良くないのでRSRのアルコールバーナーほしいです。
アルコールバーナーには必須の風防。長いので切って使いやすい大きさにして100均のクリップで止めて使ってます。高さも合わせるとチタンマグに丸めて入れてることができます。
チタンマグ300と450兼用のトークスの蓋です。切り込みに入れるとつかむ部分が立ったままになるのが便利な子。
100mlの大容量でソフトタイプなのでかさばりにくく、強度もしっかりしてるやつ。
アルコールが1回分で足りない時はこれに入れて持っていってます。灯油を入れればハリケーンランタン用にも使えるのでオススメです。
ウォーターボトル
ウォーターボトル。大は小を兼ねるで2Lです。100均のゴムヒモを口元につけて丸めておけるようにしてます。さらに安く最初からゴムバンドついてるエバニューのタンクも便利。
テーブル
アルミ板買って、角落として、穴開けて紐通しただけのテーブル。66.8gと軽量なのと平らなのでパッキングしやすいので便利です。
テーブルというにはあまりに小さく、高さゼロですが、平らな地面を確保できます。
メインの用途はアルコールストーブ用の台です。もっと大きい三脚で使えるテーブル用のアルミ板も自作してますが、ソロキャンならテーブルってあまり必要ないんですよね。
+αで持ってくことの多いモノ
ハンモック
テント代わりになるし、椅子代わりにもなります。雨の日はテントだとフロアが濡れるのが嫌で雨の日ほどハンモック泊になります。荷物も軽くなり、マットも必要なくなるのでオススメですよハンモック泊!
現在のメインハンモックはKAMMOKのROOsingle。
スリングを交換し、実使用重量392gのセミULハンモックです。
鉄鍋
cocopanという鉄鍋を愛用してます。取っ手無しパッキングがしやすく、鉄鍋ですが薄くスキレットほど重くないのでソロキャンプ向きです。これも上にあった鍋掴みで使えます。焚き火に突っ込めますし、本格的に料理するってときはこの鍋です。
フライパン型の22cmと26cmを使い分けてます。
斧
ハスクバーナの38cm手斧。焚き火メインで薪割がんばるぞーってときに持ち出すやつです。ただのこぎりとナイフあれば事足りるのであんまり使わないです。
でもそういうのじゃないんだ!焚火キャンパーだから!斧カッコいいから!切り株に差してワイルドなサイトにしたいだけだから!雰囲気出るから!重くても、使わなくても持っていきたいんだ!!
という時用ですね、ほら熊とも戦えるし。直径15cmくらいまでの薪なら1発ですよ。
マット
ザックを背負っての移動距離少なかったり、寝心地重視するときはインフレータブルマットを持っていきます。120cmあれば腰から肩まで乗っかってごろごろするのにもちょうどいいです。足はザックの上ですね。
ほとんど使わない道具
椅子
色々と椅子はもってますし、だれかとキャンプに行くときは使うんですがバックパックスタイルのソロキャンではまず持っていかないモノです。座布団で事足りるっていうのが一番大きい理由で、ハンモックがあれば椅子になるし、冬なら足元掘って座布団引けばほど椅子です。
ヘリノックスなら軽いしコンパクトですが、にしてもかさばるしいらない。ってなってしまう道具です。雨の日でさらに、ハンモック張れない時は持ってくときもある程度です。
バックパックスタイルでキャンプしようと思う人が真っ先に削りやすい道具です。ただ椅子はキャンプサイトのイメージを決める重要な道具でもあるため、軽量化か快適さか、キャンプの目的を忘れないようにして自分のスタイルと相談して決めるようにしましょう。あと足腰が痛いという人はほんと無理しないで、良い椅子に座ってください。
クーラーボックス
ぼくはあまりがっつりと量を食べないということもあり、100均の保冷バッグがメインのクーラーボックスです。
飲み物を多めにするならシアトルスポーツのような肩掛けできるソフトクーラーもアリです。
ハードタイプのクーラーボックスは家族用のすごいでかいやつしか持ってないです。保冷力=サイズなのでソロキャンプで軽量化するなら削る道具かと。
肉などの生ものを使う場合はあらかじめカットしたモノをジップロックに入れて冷凍して持っていく等で対応できる場合が多いです。あとは行く途中に買えばその日は持つ。という考えです。酒豪さんや食いまくるソロキャンパーさんならクーラーボックスがんばって担ぎましょう。楽しむためのキャンプです。
ペグハンマー
薪で、たたく。
石で、たたく。
足で、踏み込む。
40cmクラスの鍛造ペグを固い場所に打ち込むって場合じゃないと必要にはならないと思ってます。まだペグハンマーをなにかで代用できないシーンに出くわしたことないです。応用の見せ所。真っ先に省けるモノなので基本いらないです。ガンガンいこうぜ!の精神です。
焚き火トング
テンマクデザインのキングトングが薪や鍋の蓋をつかみやすくてずっと使ってたけど、無くしてしまってからトング無しマンに。あれば便利だけど、なくてもなんとかなるので買ってない感じです。焚火は薪でいじり、鍋系は皮手袋ですね。
あとテンマクデザインを北海道で買おうと思うと送料かかるのでそこが欠点。鍋蓋掴んだり薪掴んだりしやすくすごい良いトングなので送料なしなら買っちゃうよってくらいオススメ。
まとめ
荷物を減らし軽量化することでキャンプはずっと手軽になります。本当にその道具が必要かを一度考え直してみると軽量化は進みます。帰ってきてから使わなかった道具はあなたの使わない道具かもしれないです。あったら便利だけど意外と使わないな、というものを削ることが軽量化への道です。
冬のハンモック泊でのバックパックキャンプの持ち物紹介もどうぞ!
バックパックキャンプの魅力はこちら!
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