こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
突然ですが空を見てますか?星を見てますか?満天の星を見たことがありますか?普段街中で暮らしているとあまり星を見る機会がないです。
キャンプ場は自然豊富なところにあることが多いため星が見やすいところが多いです。なのでキャンプと天体観測の相性はすごい良いのです!
天体観測をするためのキャンプ場の選び方と、実際にぼくが星を見に行くキャンプ場と、キャンプでの星空の楽しみ方を伝えていこうと思います。
スポンサーリンク
星のみえる条件
晴れている
できるだけ雲の少ない天気が望ましいです。
多少の雲や、雲の切れ間、一晩中は無理でも1時間くらい晴れていた。なんてこともありますので諦めずに時々空を見るといいです。
ピンポイントで星空指数を調べることもできるので天気予報をしっかりと確認しましょう。
空が開けている
林間サイトなどでは木が空を覆っていて木が邪魔で空が見えなくなり、星が見えなくなります。テントの場所によっても空の開け方が違うので星を見るときはできるだけ空の開けたところにテントを張りましょう。
暗いこと
周囲に明かりができるだけないことが理想です。
キャンプ場だと他のテントや街頭などもありますが山や森の中で周囲が暗い分多少明かりがあっても見えますので安心してください。
しかし焚火やランタンの明かりなど自分で消せるモノは全部消すか暗いとこまで離れて星を見るようにしましょう。
月がでていない
これは知らない人が多いですが、月というのはすごく明るいため満月だったりすると星は全然見えなくなります。
約29日で月は満ち欠けが一周して満月から満月になります。
満月の反対に月が出ていない時を新月と言いますが新月が天体観測に向いています。
スポンサーリンク
キャンプ場選び方
星の見える条件を踏まえたうえでキャンプ場を選びます。
夜晴れている地域で、都市部の明かりが入らない暗い場所で、開けたサイトが多く空が見えやすいキャンプ場という感じです。
街が近いところだとアクセスがいいのですが数十キロ離れた程度だと街明かりが入って明るくなってしまいます。大都市だとなおさらです。
海辺や高原サイトだと星が見える好条件のキャンプ場が多いです。
あとは普段からキャンプに行くときに星が見えるかな?とイメージすると天気良い時にそこに星を見るキャンプにいくことができます。
お気に入りの場所を見つけるのが一番です。
スポンサーリンク
星の見えるキャンプ場
ぼくのオススメですが、空が開けていて街明かりが入りにくく天体観測に向いている北海道のキャンプ場を紹介します。
エルム高原家族旅行村
天頂部から南側に広く開けていて、街灯も暗いため天体観測向きです。
また、年中やっているので冬の星座を見にいくこともできるのがこのキャンプ場のいいところです。
冬は空気が澄んでいて夏よりもキレイに星が見えます。
ただ寒さもすごいので防寒はしっかりしましょう。
かなやま湖畔キャンプ場
南側に傾斜してるキャンプ場でサイトが広く、ほかのテントとの距離が広めなイメージです。非常に暗く南天の星座の観測に向いています。
肉眼で天の川が見えて感動したのを覚えているキャンプ場です。
星に手のとどく丘キャンプ場
非常に人気のキャンプ場で美味しいジンギスカンが食べれるキャンプ場です。
管理をしっかりされているところで、朝は羊の放牧があったり、うさぎ小屋に入れたり、直火ができる炉があったりと人気の理由がわかります。
しかし名前にもついているように星がすごいです。
相当早く予約をしないと泊まれないことと、予約を取れた日が晴れるかわからないことがデメリットですが、星が見れなくても満足して帰ってこれるキャンプ場ですので都合が合えばぜひ行ってみてほしいです。
スポンサーリンク
星の楽しみ方
目を暗闇に慣らす
天体観測を楽しむときはまず暗闇に目を慣らす必要があります。
言葉にすると難しいですが、星を見てるうちにだんだんと見えてくるようになるのが慣らすということです。
大体20分ほど星を見ていると暗い環境に目が慣れてきて星の見える数が増えてきます。
スマホ画面を見るとせっかく慣らした目がリセットされてしまいますのでご注意を!
また赤いライトを使うと目をリセットせずに暗闇で物を探せるので赤くできるライトや赤いフィルムを付けたライトがあるといいです。
星座を見つける
一番シンプルな楽しみ方ですが、手軽にできて星座がわかるようになると楽しいですし、季節の移り変わりに気づけるようになります。
星座早見表や星座アプリを使うことで見つけることができます。
星座アプリは画面を赤くできるものがあるのでオススメです。
春
春は春の大曲線から春の大三角を見つけることができます。
ぼくはギリシャ神話のペルセポネとハデスの物語が好きでいろんな解釈で楽しんでいます。
夏
夏なら夏の大三角を見つけ、そこからはくちょう座(彦星)、こと座(織姫)、わし座を見つけていけます。
さらに暗いとはくちょう座とこと座の間に天の川を見ることもできます。
秋
秋の星座は1等星がひとつしかなく地味ですが、カシオペア座から北極星を見つけ、慣れてくると秋の四辺形を見つけることができるでしょう。
エチオピア王朝の物語の登場人物が空に輝くためドラマチックな星空を楽しめます。
毎年8月にはペルセウス座流星群も来るためキャンプ場で流れ星に願い事もできます!
冬
冬は空気が澄んで星がきれいに見えますし、一等星が多く星座が盛り上がる季節です。
オリオン座を見つけてそこから冬の大三角、冬のダイヤモンドを見つけることができます。
ふたご座流星群やしぶんぎ座流星群も来るため星が好きな人には暇のない季節になってきます。
流れ星に願いを
普段から流れ星というのは流れていて、キャンプ場でずっと空を見てるといくつも見つけることができます。
流星群の時期になるとさらに1時間に数十個という流れ星を観測することができます。
そんなときのキャンプは一生忘れられない思い出になるでしょう。
神話と照らし合わせて楽しむ
ぼくは星と同じくらいギリシャ神話が好きなのですが、ギリシャ神話と星座はとても近い関係にあります。
ギリシャ神話と合わせて星座を見ることで配置や名前、形がイメージしやすくなり、覚えることができるようになります。また、季節の星座とギリシャ神話の物語はびっくりするほどマッチしていて星を見ながら神話の登場人物のことを思い浮かべたりできるとだいぶ上級者です。
これが一番面白くて、星空を眺めながらにやけているキャンパーがいたらぼくです。
夏でも防寒はしっかり
夏でも自然の中の夜はとても冷えます。北海道は特に寒いです。
日中の暑さに気を抜かずにしっかり防寒をして天体観測に臨みましょう。
夏でも寒いのですからほかの季節は凍える寒さが想像できます。
特に冬に天体観測をする人は全力の防寒をしましょう。
あるとより楽しめる道具
マットorコット
マットなどがあると横になって星を見ることができます。
天然のプラネタリウムが楽しめます。
流れ星を探すときはこのスタイルが一番です。
寝袋も用意しておくと暖かいですし、星を見ながら寝れるので最高の寝るキャンができます。
星座早見表or星座アプリ
これがないとただ空を漠然と眺めるだけになってしまいます。
無料のアプリもたくさんあるので家でダウンロードしてからキャンプ場に向かいましょう。キャンプ場は電波の弱いとこが多くダウンロードできないかもしれないです。
コンパス
方角がわからないとどこにどんな星があがるのかがわからないです。
暗闇でもわかる光るタイプのコンパスがあると便利です。
カメラ+三脚
一眼レフやミラーレス一眼があると星を写真に撮ることができます。
良いカメラ、良いレンズがないと撮れないと思ってる方もいるかもしれないですが、一眼レフなら星を写すことは可能です。
また安くてもいいので三脚は必要です。20~30秒ほどかけて1枚の写真を撮るためその間固定しなければいけないからです。
テントと一緒に星の写真を撮れるのがキャンパーの特権です。
双眼鏡
星団や星雲、月を見たい方は必要になります。
安いものでも星団や星雲を見ることができますし、月のクレーターも見えます。
しっかりと天体観測したい方や、星にハマってしまった方は購入をオススメします。
望遠鏡
安いものは性能がそこまで良くないことと大きくなってしまい持ち運びが大変なためキャンプではよっぽどガチな方以外はオススメできないです。
望遠鏡がなくても星を十分楽しむことができますよ。しかしあればあったで楽しいでしょう!
まとめ
キャンプで星を見たくなりましたか?
星は見るだけでキレイなので星座などを気にしないで少し明かりを消して空を数十分眺めてみるのはどうでしょうか?
星座を覚えて名前がわかるようになるとカッコイイですし、それが趣味として広がっていきます。純粋に楽しいです。
夏も冷えますがあまり着こまずに気軽に天体観測ができるので初めての天体観測にはオススメの時期ですので晴れた日は空を眺めてみましょう。
スポンサーリンク
コメント