こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
キャンプブームでキャンパーが増えてくると目に付くようになってしまうのがマナー問題。
マナーはキャンプ場を共有する以上みんなが最低限守らなければならないモノです。
マナーを守るのは周りに迷惑をかけないではなく、自分が快適に過ごすためだと考えています。
小難しいのは嫌なのでさっくりとぼくが思うキャンプのマナーを伝えていきます。
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隣人との距離感
挨拶をする
キャンプ場が混雑するほど他人のサイトとの距離が近くなります。近くにテントを張ることは仕方ないことですが、近くのキャンパーにはあいさつをするようにしましょう。
世間話をするとかではなく、どんな人間が近くでキャンプをしているのかをお互い知るためのあいさつです。
近くにテントを張った人が男性か女性か、何人いるのか、それがわかるだけでも安心感はかなり変わります。翌日の昼頃まではご近所さんになるので、お互い気持ちよくキャンプをするため必要なマナーです。
プライベート空間を守る
隣人キャンパーがいるならお互いのサイトは自分たちのプライベート空間です。
その空間を侵害しないように人のサイトには立ち入らないことが大事です。
狭いとどうしようもないこともありますが、できるだけサイトに近づかないようにするのが得策です。
これは自分のためでもあります。小学生レベルの話ですが“やられて嫌なことは人にもしない”です。自分のサイトを横切られて気分がいいわけがありません。
フリーサイトではどこまでが自分のサイトで、どこからが相手のサイトか明確な区切りはありません。
凄く混んでる場合は仕方なく近くを歩くことになるシチュエーションもあるかもしれません。そんなときは一言かけると気分を害することが減るでしょう。
テント内にいて見えない場合は足早に通り過ぎるなど相手を思いやる気持ちが求められます。
細かいとこですが、湖畔に設営してる人のテントと湖の間を通るのもギリアウトだと思ってます。逆に他人のためにも自分のサイトを通らなくていいようにな場所に設営することも重要です。
通路を塞ぐような設営はその人のサイトを避けにくいですし、炊事場やトイレ近くに設営するのも同じです。お互いプライベートを持ちつつ楽しめる距離感を保ちましょう。
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時間を考える
グループでキャンプに行って焚火を囲みながらお酒を飲むとついつい盛り上がってしまいます。
にぎやか程度は仕方ないでしょう。キャンプは楽しいですし、そのくらいなら周りの人も理解してくれます。
しかし周りの人が寝る時間になってまで騒ぐことは避けましょう。
キャンプ場ごとに消灯時間が明記されてる場合はその時間までには静かに、それでなくても22時を過ぎたら声のトーンを落としましょう。
周りが寝静まったキャンプ場の夜は静かな分、人の声はすごく響いてしまいます。
寝るのが早いので朝もキャンプでは早起きになってしまいます。
早起きはいいことですが周りの人はまだ寝ているかもしれません。朝早くから大きな声で話をするのはもちろん、薪割りやペグの打ち直し、車の移動やドアの開閉など大きな音が出るものもNGです。
鳥の鳴き声で起きるならいいですが隣の人のペグを打つ音で起きるキャンプは嬉しくありません。
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焚き火のマナー
焚き火台を使う意味
直火禁止のキャンプ場で焚き火台を使うのは当たり前です。そして焚き火台を使っているからと、何をしてもいいというわけではありません。
焚き火台を使う目的は地面にダメージを与えないことです。
種類の増えた最近の焚き火台は軽量化のために全体の低いものや薄い金属を使ってるものが多くあります。そんな焚き火台をそのまま使うと輻射熱が地面まで届き草木にダメージを与えてしまいます。
自分の使っている焚き火台のことをしっかりと把握し、地面にダメージがいかないように、焚き火台の下に耐熱素材(カーボンフェルト)のシートを引いたり、薪を並べて置いたりして地面へのダメージを減少させましょう。
ピコグリルやブッシュクラフトのウルトラライト ファイヤースタンド、DODの秘密のグリルちゃんなどは確実に地面にダメージを与えます。必ず地面への対策をしましょう。
強風時の焚き火はNG
これ意外と知らない人が多いですが、強風時の焚き火は危険です。
まず風で火が想像以上に大きくなります。さらに飛び散った火の粉が風に流されて想像以上に飛び、タープやテントやウェアに穴をあけることがあります。最悪テントが燃えます。
火の粉以外にも焚き火台が風で転倒することもありますし、薪が風で地面に落ちるかもしれません。
自分の道具に穴が開いたり燃えるならまだいいですが、他人の道具を燃やしたとなれば笑い話ではなくなります。
火は危ないモノという認識を絶対に忘れずに、強風なら焚き火はしない。と決めておくべきです。
このくらいの風ならできるかな、ではなく迷うくらいなら焚き火はやめましょう。
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キャンプ場を大切に使う
キャンプ場は自然や施設を管理人さんのおかげで成り立ってます。
どちらにも感謝の気持ちは忘れずにキャンプをできるキャンパーでありましょう。
炊事場をキレイに使い生ごみをそのままにしない、焚き火台や焼き網を洗わない、トイレもキレイに使う、ゴミの分別はきちんとするなど細かいところも大雪に使う心がけが大切です。
キャンプ場が必要以上に汚れて管理されなくなってしまえば閉鎖になってしまうこともあります。キャンパーとしてそれが好ましいことではないのは言うまでもないです。
来た時よりも美しく
アウトドアではよく使われる言葉ですが初めて聞いたときは意味がわかりませんでした。だって来た時点よりって、現状維持以上のなにができるんですか?って。
いまのぼくの考えとして「キレイに使い、ゴミは残さず、一つはゴミを拾い、楽しかった思い出を残して帰ること」かなと思ってます。
ゴミを残さないのは当たり前で、さらに自分ではないゴミも拾い楽しかったよ、また来ますね、という美しい思い出を残して帰ることだと思ってます。
美しくするという心がけが大事ですが、自分の中で明確な言葉があるとよりわかりやすくなると思います。自分なりのマナーを決めてみることをオススメします。
ソロキャンパーのマナー
愛想を良くする。これが大事です。
たとえ端っこにテントを張っていても他の人とまったく会わないわけではないです。
怪しいオーラ出してたらダメです。同じキャンプ場に変な人いると思われないようにしましょう。そして知り合いの誰かには自分が今○○キャンプ場にいると伝えてから来ましょう。
何があるかわからないですし、電波のないキャンプ場にいる場合もありますが緊急の事態のときも管理棟経由で連絡してもらえることもあります。
ルールとマナーの違い
ルールとは守らなければいけないものです。厳守するものです。
キャンプ場で紙をもらえる場合もありますが、焚き火のルールやゴミの分別のルール、使っていいサイトなど守らなければいけないものです。
マナーは快適に過ごすために守ることです。思いやりに近いモノです。
他人のサイトに入らない、夜間早朝は騒ぎすぎない、車を移動しないことなど他人を意識して思いやることがマナーです。
絶対ではないし明確なものではないですが、みんなが守ることで気持ちよく過ごせるようになります。自然を大切にするべきキャンパーにはとっては心構えのようなものです。
誰にも迷惑をかけないことが最大のマナー
極端な話ですが、人に迷惑をかけなければ良いと思っています。直接でなく間接的にもです。
誰も迷惑が掛からないならそれはマナーを守れているのでしょう。
キャンプでは、キャンプ場に人が増えるほどマナーが問題になってきます。
誰もいないキャンプ場ではマナーはかなり緩くなるでしょう。人に、ではなく自然とキャンプ場対するマナーだけで良くなるからです。
混んだキャンプ場では必要以上にマナーを気にしていまい気疲れすることもあります。ならいっそ快適度は低いけど、人の少ないキャンプ場に行くのもありではないかと僕は思います。
まとめ
ここではルールよりもマナーについて書いてみました。周囲への小さな気遣いで快適になります。
守れてないもの、気になったことがあれば自分のキャンプスタイルを少し改善してみるのもいいと思います。
マナーを守って隣人にも管理人さんにもまた来てほしいと思えるようなキャンパーになりましょう。
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