こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
キャンプと言えば夏ですし、夏といえばキャンプです!しかし夏キャンプはめちゃくちゃ暑いです。日本最北の北海道でも暑くなり、テントの中は灼熱になります。朝の日差しで暑くて起きるのは夏キャンプあるあるですよね!
そんな暑さともオサラバ!ハンモックキャンプが最高に涼しくて今すぐ導入すべきなので魅力を伝えていこうと思います。
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なぜ涼しいのか
いきなりですがハンモックはとても涼しいです。しかしなぜハンモックは涼しいのでしょう?という話。
テントとの比較ですが、テントで寝るときは地面の上にフロア部分があり、マットがありその上で寝ています。マットの上では背中側が蒸れやすいです。そしてテントの中は密室なので空気の循環が少ないです。熱い空気がテントの中にたまってしまうのです。
ハンモックは宙に浮いているため背中側を空気が通ります。ハンモックは薄い生地なので背中に風のあたる感覚もありますし、周囲も常に空気が循環するため新しい空気に入れ替わるため涼しいです。
夏でも寒いと思うことがあるほどに涼しいです。
夏にはうってつけではないでしょうか。
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素材について
大きく分けてハンモックは2種類の素材のどちらかで作られています。
綿素材
・メリット
ハンモックと言われて想像するものはおそらく綿(コットン)でできてるタイプです。服でもそうですがコットンは肌触りが良いのが特徴。
強度もあり、伸びない素材なので沈み込む感じがなく初めてでもあまり怖くなく使えます。
・デメリット
コットンは重たくコンパクトにならないためアウトドア向きではなく室内に吊るしたり、庭でハンモックスタンドを使って張るときに向いています。
また吸水性がよく汗を吸ってくれるのですが、乾くのが遅く雨で濡れると簡単に乾燥させることはできません。
ナイロン素材
・メリット
パラシュート生地や○○ナイロンと書いてあるものがナイロンです。軽くコンパクトで高強度なアウトドア向き素材です。濡れても乾燥が早いです。キャンプで使う場合はナイロンハンモックがオススメです。
・デメリット
慣れてくるとメリットになるのですが伸びやすい生地なので沈みこむ感覚でハンモックは乗る時が少し怖いです。乗り慣れると包み込まれる感覚が病みつきになってきます。
そして肌触りは綿とは異なり、吸水性がないので汗で若干べたつくような感じになりやすく、表面がつるつる滑るような質感です。
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張り方
ハンモックを張る際は基本的には木と木の間に張ります。その時にツリーストラップと呼ばれる木とハンモックをつなぐロープを使います。基本的には幅4~5mの木の間に張ります。
木の太さは両手の親指同士、人差し指同士をつなげ、輪を作った時に入る太さ以上の木が望ましいです。それ以上細いと折れる危険があります。太い木でも腐ってると強度がないため危険です。
ツリーストラップは幅が太めの物だと木にダメージを与えにくくなります。細いタイプ等ではタオルで木を養生すると良いです。
ハンモックの高さは真ん中に座った時に足がしっかりつくくらいの高さが理想です。そのくらいの高さだと乗りやすく椅子として使うことができるようになります。
そして落ちた時のリスクも減ります。
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夏なら蚊帳付きがオススメ
夏に使う場合は虫が多いので蚊帳がついているものだとより快適に過ごせます。本体の上にだけつけるタイプと本体を覆うタイプがあります。
上にだけつけるタイプは一体型なのでコンパクトで張りやすいメリットがありますが、背中側はハンモックの生地だけになりますので虫に刺される心配があります。
覆うタイプは設営が少しめんどくさいですが、全体を包み込めるため虫刺されとは無縁になります。
周辺道具でさらに快適に
ハンモックには専用の周辺道具があります。蚊帳やタープ、ギアスリングやアンダーキルトなどの周辺道具が増えることでさらにハンモックは遊びの広がっていきます。
メーカーが出してる専用のものだとタープは真っ先に必要なアイテムです。テントを張らずにハンモックで一泊するとなるとタープは必須なアイテムとなります。
元から持っているものでもいいですがハンモックメーカーが出してるものだと4~5mの木の間に張りやすいサイズのタープが出ているためサイズ感や張り縄などの使い勝手がいいです。
そして純正でついているものもありますが、木と木の間に1本のスリング(2~4mmの6mほどのロープ)を準備するとハンモックの頭上に一本ロープを通すことができます。
ここにカラビナを付けると物を吊るすことができます。ハンモックに乗ったままランタンや小物を使うことができるため重宝します。太めのスリングをしっかりと張るとザックや靴を吊るすこともできます。
ハンモックの周辺道具はシンプルな分、自作で補えることが多いです。思いついたら自分で作りオリジナルのスタイルができていくのも魅力の一つです。
ハンモック泊にもチャレンジ
まずはテントの横にハンモックを張るところから始めてみて、お昼寝をして寝れることを確信したら、テントなしでハンモックで一泊するハンモック泊にチャレンジしてみましょう。
ハンモック泊をするようになったころにはハンモックなしでは生きていけない体になっていることでしょう。夏なら寝袋無しでブランケットだけでもいけますし、少し寒い時期なら寝袋とマット、冬ならアンダーキルトという保温道具を使うとオールシーズン使うことができます。
オススメのハンモック
初めてのハンモックは1人用ではなく、2人用の幅広タイプが寝心地がよくお勧めです。安いものを使ってみて欲しくなったらもっと軽いものだったり、寝心地のいいものに手を出してみるのもいいでしょう。
Amazonの安いやつ
人気なLenzaiのハンモック。
キャンプでハンモック使ってみたいなでも高価なハンモックはちょっと、というならこれ。蚊帳やツリーストラップもついて3000円を切ります。
KAMMOK
少し高めのハンモックですが、寝心地はダントツなKAMMOKのハンモック。生涯保障も付き信頼感が高いのも魅力です。
ハンモック専門メーカーのため豊富な種類のハンモックと周辺道具が充実しています。カラーバリエーションも多く好みの色が見つかるでしょう。
eno sub6
わずか165gという超軽量なハンモックです。あまりの小ささに持ってきてるのか心配になるレベルのハンモック。
慣れれば快適に寝れますが幅が狭く最初のころは何回かおちました。慣れれば快適に寝られるので軽さ重視なバックパックスタイルのキャンパーにはオススメ!
DDハンモック
芸人のヒロシさんも使ってるDDハンモック。ミリタリーテイストなカラーと蚊帳一体型で使い勝手のいいハンモック。
ブッシュクラフト系のキャンパーやミリタリー好きなワイルドキャンパーはDDハンモックとDDタープでのハンモック泊なんてどうでしょうか?
まとめ
ハンモックはキャンプを楽しくしてくれるアイテムです。
マンネリ化したキャンプに新しいスタイルとして導入しやすいものでもありますので、今年こそはキャンプにハンモックを導入してみてください!
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コメント
このブログを見てからハンモック泊に踏み切り、KAMMOK信者になりました。
この夏3回ハンモック泊をし、ドラゴンフライを張っていたのですが毎回結構な量の虫刺されがあります、
森林香も焚いていますし、虫除けスプレーもしているのですが寝ている間に…。朝起きるとドラゴンフライの両端の絞りが緩んで少し開いていて、そこから入って来るのかと思うのですが、こんなことありませんか?また何か他に対策や気をつけていることが有れば教えてください!
たこ様
コメントありがとうございます。
ハンモック泊デビューおめでとうございます。KAMMOK信者まで!
個人的には蚊帳入口からの出入りで虫が一緒に入ることが多いです。特に夜はランタンの灯りで寄ってくるので集まりやすいと感じます。
対策ですが。
①ドラゴンフライを低めか、緩めにセットするとハンモックの荷重で両端の絞りが開きにくくなります。もしくはドローコードを締めたあとにほどきやすい結びで固定するとほぼ緩まなくなります(蚊帳はキツくセットしすぎると壊れるリスクがあるので注意)
②上記プラスで、寝る前にドラゴンフライを一度外して中に虫がいない状態にすると完璧。やや手間なのが難点。
③ぼくがいつもするのはハンモックで寝る時にできるだけ肌を出さないようにする。(寝袋に前身は要る、寝袋以外ならフード付き帽子を被る、顔に防虫ネットをかけるなど)
この辺りが対策になるかと思います。
ドラゴンフライの張り方を調整することで両端の絞りは開かなくすることができます。あとは蚊帳に虫を入れない、寝る前に出す、万が一入ってしまってても刺されない格好で寝る、を意識すると良いと思います。
不明な点や他にも質問あればお気軽にお尋ねください。