こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
テンカラ釣りをしているとき、山で使ってたオークリーのサングラスをそのまま使ってました。可視光線透過率20%で暗くも明るくもない程度で山なら使いやすいモデルです。
しかし釣りで、特にテンカラで使うには少し暗く偏光がないのも物足りないサングラスでした。
そんな不満もあり、安く、明るい(可視光線透過率が高い)偏光サングラスを探していました。
そんなとき出会ったのがLSDのDフライマン。可視光線透過率40%の偏光サングラスでシンプルな見た目、値段も手ごろと文句なし。
すぐ購入し、実際に釣りで使ってみるとなんで早く買わなかったのかと後悔するほど釣りが楽しくなったのでオススメしていきます。
今回はL.S.D.DesignsDフライマン スクエアの購入レビュー、テンカラで使うサングラスの選び方、偏光サングラスとはを話していきます。
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L.S.D.Designs
L.S.D.Designsは2000年に大阪で創立した釣り周辺ギアを開発・販売しているメーカーです。
会社名である株式会社LoveSoulDreamの頭文字を取り、LSD(LoveSoulDream)Designsというブランド名を使っているようです。
フィッシングに重点を置いて、革新的な道具を作り、自然の中で遊ぶことをサポート。フィールドテストを繰り返し機能、強度、デザインに妥協のない製品をアングラーのために作っているとのこと。
メインの製品はバッグとサングラス。他にも手袋や小物を作っています。
LSDの製品は、主に釣り具屋で販売されているようです。
普段買うまで知らない名前でしたが、あまり行くことがないからですね。
北海道にはありませんが、WILD1でも取り扱いがあるので、本州のキャンパーは知ってる人も多いのかもしれません?
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Dフライマンスクエア
Dフライマンスクエアは廃盤。
少しデザインは異なるDフライマンがほぼ同じサングラスです。
スペック
LSD Designs Dフライマン スクエア | |
重量 | 33g |
フレーム・テンプル | PC/ポリカーボネート |
レンズ | TAC/トリアセテート |
レンズカラー | エアグリーン |
可視光線透過率 | 40% |
偏光 | 〇 |
紫外線カット | UV400nm カット率99.9% |
サイズ | 141×124×44mm |
レンズサイズ | 59×37mm |
付属品 | ・セミハードケース ・マイクロファイバークロス |
書いてて思ったんですが、サングラスのサイズ書かれてもまったくわからないですよ。
公式にはやや細身でフィット感高めで男女どちらでも使えます、との書いてました。
LSDの人気サングラスがDフライマン、その派生の「Dフライマン スクエア」を購入しました。
ほかにもDフライマン スリムというモデルもあり、バリエーションが豊富です。
このサングラスを選んだ理由は3つ、可視光線透過率40%(明るい)で偏光レンズで比較的安価という点です。
まずは見た目から紹介。
見た目
セミハードケース。
何とも言えないフックがついています。
指がフィットするような溝があります。使いやすいかと言われれば無くてもいいかなという印象。
ケースのジッパーが最後まで開いたときにやや締めにくく、開けにくいのは感じます。
縫い付けでロゴが入ってますが、他のサングラス用ケースを流用しているのでは?という感じで、なんとも安っぽさを感じてしまいます。
おさまりのいいケース。
アウトドア用途ではハードケース使わないので、保管用としてしか使わなくなります。
できれば、ソフトポーチもついてきてくれると嬉しかったなぁと思っちゃいました。安いからいいんですけどね。
赤いロゴ入りマイクロファイバークロスも入ってます。
ぼく好みの赤味で、これだけで好きになってしまいました。
レンズ越しに見てもあまり変色が少なく、レンズの明るさがわかります。
あまりアウトドアっぽくない大きめのスクエアレンズでフラットなデザイン。
スポーティーさも薄いですが、釣りっぽい感じはあります。
大きなレンズから広い視野を得られ、サングラスをかけ慣れていない人でもつけやすいです。
また、スクエアレンズのサングラスは丸顔な人に似合いやすいと言われます。
レンズ色はエアグリーンで薄いグレー系のグリーンです。可視光線透過率は40%とかなり明るめ。
掛けると屋外でも目が見える程度の薄い色。
可視光線透過率とは・・・
レンズがどれだけの光を通すかを%で表したもの。
0%なら真っ黒で何も見えない、100%はガラスのような透明さで裸眼と同じ明るさ。
可視光線透過率40%なら60%の光をカットし、40%目に届くという意味。
晴天なら20%前後、晴天~曇天で30%、雨天木陰でも使うなら40%程度がオススメ。
また、20%だと暗めのサングラス、40%なら明るめのサングラスと言えるでしょう。
テンプル部の外側にはひっそりとロゴがたたずんでいます。
サイドが広く顔を覆う形状になっているため、横からの光が入りにくくなっています。
実際つけるとサイド光はかなり抑えられることに気付きます。
緩やかなアーチを描いたカーブ形状でフィット感はかなり高め。それでいて覆われるサイドなこともフィット感を上げています。
日常使いするには少しスポーティーですが、日常からアウトドアまで幅広く使えるデザインでしょう。
やや幅は狭めのデザインで、顔の横幅が広い人だときつく感じるかもしれません。
実際にお店で試着できるのなら、一度付けてみたいところです。
安いので、買ってから悩むのもアリですけどね。
Dフライマンのラインナップ
レンズとフレームカラーの組み合わせで数が非常に多くなっています。
Dフライマン スクエア→16種
Dフライマン→23種
Dフライマン スリム→30種
LSDの偏光サングラスは可視光線透過率10~40%でラインナップされています。
可視光線透過率とレンズ色で用途が微妙に変わってくるための種類でしょう。
ぼくが選んだのはそのなかで一番明るいレンズ(40%)を使ったモデルです。
Dフライマン スクエアのレンズカラーと可視光線透過率は公式がわかりやすかったです。
<グレーグリーン>
色の再現率が高く、自然な見方が特徴のグリーン系レンズ。
タウンユースからドライブ、フィッシングまでオールマイティーに使える万能カラー。
可視光線透過率15%で晴天を中心に幅広く活躍。<ダークブラウン>
コントラスト効果で対象物の輪郭がはっきりと見えるブラウンレンズ。
芝目も見えやすく、距離感が重要なゴルフやフィッシングに最適。
路面状況も把握しやすいため、サイクリングやドライブにも。
可視光線透過率15%で晴天を中心に幅広く活躍。<ライトスモークシルバーミラー>
裸眼に近い見え方のスモーク系レンズにシルバーミラーをコーティング。
長時間の使用でも疲れにくく、限りなく自然な色調を崩さない視界を確保。
可視光線透過率15%で晴天を中心に幅広く活躍。<エアグリーン>
色の再現率が高く、自然な見え方が特徴のグリーン系レンズ。
クリアですっきりとした視界なので、
タウンユースからドライブ、フィッシングまでオールマイティーに使える万能カラー。
可視光線透過率40%で晴天から雨天まで幅広く対応。<ライトブラウン>
コントラスト効果で対象物の輪郭がはっきりと見えるブラウンレンズ。
芝目も見えやすく、距離感が重要なゴルフやフィッシングに最適。
路面状況も把握しやすいため、サイクリングやドライブにも。
可視光線透過率23%で晴天から曇天まで幅広く活躍。<ダイアモンドホワイトブルー>
自然な見え方が特徴のグレー系レンズにブルーミラーをコーティング。
可視光線透過率12%で強い日差しの中でも使いやすく、目元を隠すためクールな印象に。
海での使用はもちろん、デイリーユース、ランニングやサイクリング、フィッシングなど幅広いシーンで活躍。<ブルーミラー>
自然な見え方が特徴のグレー系レンズにブルーミラーをコーティング。
可視光線透過率15%で快晴から晴天まで幅広く使え、目元を隠してクールな印象に。
海での使用はもちろん、デイリーユース、ランニングやサイクリング、フィッシングなど幅広いシーンで活躍。<スーパーミラー>
自然な見え方が特徴のグレー系レンズにシルバーミラーをコーティング。
可視光線透過率12%で強い日差しの中でも使いやすく、目元を隠すためクールな印象に。
海での使用はもちろん、デイリーユース、ランニングやサイクリング、フィッシングなど幅広いシーンで活躍。<ブラウンピンクミラー>
コントラスト効果で対象物の輪郭がはっきりと見えるブラウンレンズにピンクミラーをコーティング。
強い日差しの中でも使いやすい可視光線透過率12%。
フィッシングはもちろん、目元を隠すミラー仕様でデイリーユースやサイクリングなど幅広いシーンで活躍。
偏光サングラスは暗めなものが多いですが、LSDもエアグリーン40%とライトブラウン23%以外はすべて12~15%です。
暗めのサングラスもいいですが、LSDの偏光サングラスの注目すべきは可視光線透過率40%のエアグリーンです。
サングラスを調べると気付きますが、可視光線透過率40%以上+偏光のサングラスは希少です。
用途的に釣りの、渓流釣り位でしか使われないため釣り具メーカーは出していますが、1万円以下のモノすら見つけられませんでした。
そんな中見つけたLSDのサングラスは4000円程度と安価で非常に魅力的です。
明るい(可視光線透過率40%)+偏光+安価=LSDのDフライマンとなるわけです。
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テンカラでの明るい偏光サングラスの必要性
なぜテンカラ釣りで偏光のサングラス、しかも明るいレンズのサングラスが必要なのかという話。
偏光レンズとは
サングラスは偏光の有り無しで大きく分かれます。
偏光サングラスは、路面や水面に日光が反射してギラつく光を抑えることができます。
多くの場合では必要ではない偏光ですが、釣りでは格段に水面、水中が見やすくなるため必須でした。
イメージではこんな感じ。
水面の白い反射光が抑えられ、水中も見やすくなります。
角度によっては偏光があってもあまり見やすくならないこともありますが、水面のギラつきが抑えられると集中して水面を見やすくなります。
偏光の欠点は、スマホやスマートウォッチを見にくくなることで、不自然に画面暗く見えるようになってしまいます。
サングラスにとって偏光は必須ではなく、必要なシチュエーションで使うサングラスには欲しい機能です。釣りでは必須ですが、迷うならないほうが快適な偏光です。
また偏光サングラスは可視光線透過率が低くなり、暗くなりやすいのも欠点と言えるでしょう。
見つけて釣れるようになる
これが一番大きいです。
水中が見やすくなることで、魚を格段に見つけやすくなりました。
魚にバレる前に、見つけ、釣り上げることも可能になったのは偏光サングラスのおかげです。
何より魚が見えるのは楽しい!釣れる以上に釣りが楽しくなりました!
アタリを合わせやすくなる
テンカラは慣れないとアタリが非常にわかりにくい釣りです。
ラインや毛ばりを見失うのもその要因の一つ。
偏光サングラスで水面のギラつきを抑えることで。
それだけで、格段にラインと毛ばりが見えるようになり、些細なアタリでも合わせることができるようになりました。初心者こそ使うべき偏光レンズです。
木陰でも見える
渓流釣りにおいて、偏光とセットで重要なのが明るさ。
テンカラは上流のさらに上、源流域で釣りをすることが多いです。
山のような地形の川になり、川幅の狭いところは上部が木に覆われ、日差しも少なくなります。
そんな地形が交互に出てくることも多く、暗いサングラスでは、付けたままでは逆に視界が悪くなってしまいます。付け外しをするのも手間です。
しかし、可視光線透過率40%のサングラスなら1つで真夏の晴天から雨の日の木陰までもサングラスを付けたまま釣りを続けることができます。
渓流釣り用のサングラスなのではないかと思ってしまいます。
テンカラの楽しさが格段に増す
テンカラ3年目にしてようやく手に入れた偏光サングラス。
正直、どうしてもっと早く買わなかったのかと後悔しかありません。
竿や毛ばりにこだわるくらいならDフライマンを買うべきですし、テンカラではランディングネットよりも偏光サングラスのほうが優先順位は高いと思います。
テンカラに必要な道具は竿・ライン・毛ばり・そして偏光サングラスです。
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気になるところ
べた褒めしても安いなりで、フィット感の低さ、レンズの傷つきやすさ、隙間からの光の入りやすさには不満が出てきます。
それでも金額の安さや買い替えやすさ、ロストの精神的ダメージなどを加味して総合的に見れば何度も買い続けて使いたいサングラスです。
渓流釣りをするならベストバイ
そこまでの必要性を感じず購入してませんでしたが、使ってしまえば無い釣りは考えられないほど。
釣りをするのならぜひ早めに手に入れて欲しいと思うようになった偏光サングラス。
「でも明るい偏光サングラスは高いし、似合わないかもしれない」
そんな選びにくく「でも」が多いサングラスだからこそ、お手頃価格のLSD Dフライマンがオススメです。
Dフライマン、Dフライマン スクエア、Dフライマン スリムと形状も豊富で顔の形や好みに合わせて選びやすいのも魅力です。
釣り用で比較的安価、それでもしっかりとした釣り用の偏光レンズを使っていて、フィット感も良し。そんな初めての買いやすいサングラスはLSDで探してみるのがオススメです!
他のLSD偏光サングラス
Dフライマンスクエアを落としてしまったので、ネオウィングエクストラエッジ(エアグリーン)を買いました。
レンズカラーは同じで可視光線透過率40%。
よりスポーティなデザインで軽量。フレームが上部のみで、レンズ着脱可能でメンテナンスしやすいのが利点です。
海釣りや広い河原で釣りすることが増えたため、キャプテン(ナイトイエロー)も使い分けで購入しました。
可視光線透過率30%で、エアグリーンでは明るすぎるシーンで活躍してくれます。
イエローレンズでコントラストがはっきりしますが、エアグリーンに比べ自然に見えないのが個人的にBAD。
カジュアルでフラットなレンズデザインで歪曲が少なく見え方が自然、収納サイズが薄くなるのが好きなところ。
まとめ
サングラスのロスト率が異常に高いです。
だからこそ消耗品である認識で、安いそれなりの物を使い潰したいと考えているためLSDは自分にベストマッチしています。
安すぎる道具には不安がありますが、適度に安い道具はコスパの良さを感じます。
そんな製品グレードなのがLSDでしょう。
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