こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
キャンプの写真いっぱい撮ってますか?朝昼晩と一日中外にいるキャンプでは様々なロケーションで写真を撮ることができます。
そんな最高のロケーションの中で大好きなキャンプギアに囲まれた自分のサイトの写真を撮るのが楽しくないわけないんですよ!サイコーですよほんと!
写真を撮るときにスマホでもいいですが、ミラーレス一眼があればさらに凝った写真を撮ることができるようになります。
ミラーレス一眼がオススメな理由、スマホでは撮れない写真が撮れる理由、オススメのミラーレス一眼を紹介していきます。
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ミラーレス一眼がオススメな理由
ミラーレス一眼と一眼レフの違い
よく観光地なんかで見る大きいカメラにはざっくり2つの種類があります。
両方レンズ交換式のカメラで、昔からよく使われている一眼レフと、最近流行りのミラーレス一眼というカメラです。この2つのカメラの違いはなんなんでしょう?
実は一眼レフ、ミラーレス一眼という名称がそのまま違いにつながっています。
一眼レフ
昔ながらの、デカイ、オモイ、ガチっぽいと思われるカメラが一眼レフです。
ペンタプリズムとミラー(反射板)が入っているのが特徴。
一眼レフのレフはレフレックスの略称で、反射する、という意味があります。ミラーが入っているカメラという意味ですね。
特徴としてはスポーツや動物などの激しく動くものに強く、かなり頑丈で極寒の極地などのアウトドア用途に向いています。
ただそのミラーが入っている分構造上本体が大きくなり、重くなっています。
ミラーレス一眼
名前通り一眼レフからミラーを無くした一眼カメラ。なのでミラーレス一眼という名前です。
ミラーを無くした分、軽くコンパクトなものが多いです。
それでいて写真が写るセンサー部分に差はないため画質の差はほぼないです。
ただ一眼レフに比べて電気で動いてる部分が多く、バッテリーの持ちが悪いモノが多いです。それでも300~500枚ほどは撮れます。
デジタルな部分が多いため寒いとこや暑いときに反応が遅れたりバッテリーの減りが早くなることもあるため一眼レフほど頑丈ではないですが、キャンプくらいのアウトドアなら問題ないです。
フラグシップ機なら耐久力も高くなり-10度耐性や防塵、防滴がついていたりもします。標高の高い冬山登山で数泊するような用途だと厳しいこともありますが、キャンプでもそこまで気にする必要はありません。
カメラ初心者でも使いやすい
ミラーレス一眼はタッチでピントをあわせたり、シャッターを切ったりできるものが多くスマホ感覚で使えるので慣れやすいカメラです。
液晶が反転して自撮りしやすいモデルも多いです。簡単に高画質な動画も撮れますし、ボタンの機能も自分の好きな位置に変えることができます。
ファインダーではなく液晶画面で撮りやすく作られているため、使い勝手がスマホに近いので初めてでも一眼レフに比べて慣れやすいです。
スマホに送ってSNSに投稿できる
ミラーレス一眼はwifiやBluetoothが搭載されているものが多く、アプリを使うことで撮った写真をすぐにスマホに送ることができます。
スマホに送ってしまえばInstagramやTwitter、Facebookなどへの投稿も簡単です!
またスマホでシャッターを切ったり、スマホでカメラ画面を映し出して遠隔で撮影したりすることもできます。
カメラもレンズも軽い
一眼レフと比べるとレンズもカメラ本体も軽量でコンパクトです。スマホと比べればはるかに重たいですが。
一眼レフの場合は本気でカメラをするという気持ちがないと重さはかなりきつくスマホでいっかとなりがちです。持ち歩くだけで筋トレだと思ってます。カメラが重いと持ち出さなくなり、結局スマホになってしまいます。
ただでさえキャンプは荷物が多いのでそこにプラスで持っていくなら少しでもコンパクトにしたいわけです。せっかくのカメラを使わなくなってしまってももったいないので一眼レフかミラーレス一眼、どちらにしようかと迷う人にこそミラーレス一眼がオススメなんです。
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ミラーレス一眼とスマホカメラの差
ガチで写真を撮る人ほどアイフォンの画質やべーというわけです。
それほどまでに最近のスマホのカメラはとても高性能で太陽の出てる日中に写真を撮るシーンではあまり差がでにくいです。
しかしスマホのカメラにもいくつか弱点があります。スマホカメラの弱点とミラーレス一眼なら撮れる写真の例をいくつか。
①星や夜景の撮影
明るい日中は高画質なスマホカメラですが、夜景にはとても弱いです。
スマホは暗いシーンでの撮影に向いてなく、色のグラデーションも出しにくいです。結果ノイズが出てザラザラとした質感の色のつぶれた写真になります。
夕暮れならザラついても撮ることはできますが、夜で星が出てくる時間帯になるともうお手上げです。スマホでテントと星を同時写すことはとても難しいです。
そんな明暗の激しいシーンでもミラーレス一眼なら撮ることができるわけです。
②広角や望遠での写真
ミラーレス一眼はレンズを変えることで普段とは違う画角や構図の写真を撮ることができるようになります。望遠レンズを使いズームで遠くのものや、物に近寄って撮ることができるので、ギアや小物に注目した写真を撮ることができます。
魚眼や超広角レンズを使うことで肉眼以上に広い範囲の風景とテントサイトを一緒に写すような写真を撮ることもできます。
絶景なキャンプ場や天気のいい日はサイトと風景を一緒に撮れるのはとても楽しいです。
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オススメミラーレス一眼
オススメのカメラ。
LUMIX DMC-GX7MK2
パナソニックのGX7MK2です。ぼくがこれからカメラ始めるならこれかな、というモデル。ちなみにぼくが使ってるのはこれの上位機種LUMIXG9proです。
このGX7MK2よりも新しいGX7MK3も発売してますが金額が高いこととそこまで性能が向上してないためコスパにすぐれるGX7MK2がオススメです。
画質差とコンパクトさを適度に良いとこどりした作りでこの金額なら大満足です。
マイクロフォーサーズというオリンパスとパナソニックが合同で開発してるシステムでお互いのレンズを使うことができます。安く写りの良いレンズもたくさんあります。
欠点はファインダーの位置が左上でカメラに慣れた人だと少し違和感を感じるかもしれない程度です。
OM-D E-M10 Mark II
オリンパスのOM-D E-M10mark2です。上のGX7MK2と同じマイクロフォーサーズのため同じレンズが使えます。
こちらもE-M10mark3が出てるため、旧商品のmark2がコスパに優れるというモデル。
GX7MK2のほうが所々高性能ですが、こちらはファインダーの位置が使いやすいこと、クラシカルなデザインのシルバーモデルがかっこいいことがメリットです。
EOS Kiss M
大手カメラメーカー、キャノンのAPS-Cモデルのミラーレスです。
慣れている人よりも初心者に使いやすいカメラだと思います。初めてのミラーレス一眼にはうってつけです。
ただレンズが少ないのとステップアップしようと思ったときのカメラの選択肢が少ないのがデメリットです。
LUMIX G9 PRO
ぼくの使っているカメラです。
パナソニックの出しているLUMIXシリーズのフラグシップ機という立ち位置で名前にある通り「PRO」用スペックで、マイクロフォーサーズの中ではオリンパスのOM-D E-M1mark2と同じグレードのハイエンド機です。
6.5段手振れ補正、8000万画素ハイレゾショットや4K60FPS、AF固定60コマ/秒などオーバースペック気味な性能ですが、ぼくが選んだ理由はマイクロフォーサーズであること、フラグシップ機の耐久力、ダイナミックレンジの広さ、高感度耐性が求めている機能でした。風景写真がメインで、フルサイズを選択肢から外した結果の選択でした。
ニコン Z6
2021年に上記パナソニックG9proから念願のフルサイズ ニコンZ6に乗り換えました。
すでにZ6IIという新バージョンが出ていますが、値段の落ち着いたZ6でフルサイズデビューしました。
レンズは2本14-30mmF4と24-200mmF4-6.3を購入。
取り回しや使い勝手こそG9proやマイクロフォーサーズには劣りますが、画質の一点においてはさすがはフルサイズという圧倒的性能です。
特に暗所ではその差は歴然で、高感度ノイズとダイナミックレンジの高さに感動しました。
F4までしかないので明るいレンズが早く欲しい。
カメラ本体、レンズ共に初心者向けとは言えない値段ではありますが、ステップアップを想定したときにフルサイズは魅力的です。
特に破損報告の多いソニーに比べ、壊れないニコンはアウトドア用のミラーレス一眼と呼べるでしょう。
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作例
LUMIX G9 PRO+M.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PROの作例をいくつか。
焦点距離 12mm(35mm換算24mm)
・12mm F4.0 1/30ss iso200
・12mm F8.0 1/320ss iso200
・12mm F2.8 25ss iso3200
・12mm F2.8 20ss iso3200
焦点距離 25mm(35mm換算50mm)
・25mm F2.8 1/250ss iso200
・25mm F4.0 1/80ss iso200
・25mm F5.6 1/1000ss iso200
焦点距離 40mm(35mm換算80mm)
・40mm F2.8 1/60ss iso200
・40mm F2.8 1/125ss iso400
・40mm F2.8 1/3200ss iso1600
・40mm F2.8 1/640ss iso200
・40mm F2.8 13ss iso3200
まとめ
SNSにはいろんな人のキャンプ写真がいっぱいあって楽しいです。
キャンパーなら自分のサイトやテント、キャンプギアを誰かに見てもらいたいと思うのも必然です。誰にも見てもらえないソロキャンパーならなおさらです。
絶景キャンプ写真を撮ってじゃんじゃんSNSにアップして、いいねをいっぱいもらっちゃいましょう!
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コメント
今度、キャンプに行くんですけどミラーレス一眼などはどんな風に夜、置いておけばいいんでしょうか?
湿気や、突然の雨などがとても怖いです。
(コンテストの撮影なので、一眼を持っていかない選択肢はありません)
車もなくて、関係者みんなでバスで行くので、本当に困っています。
ベルクさん
はじめまして!コメントありがとうございます!
ぼくは防水でクッション性のあるカメラバックに除湿剤をいれてカメラを管理しています。
キャンプ中は使用頻度が多いためむき出しで吊り下げたり地面においてますが、寝るときはカメラバックにいれて枕元においてます。タープ泊などで防水性や防犯性が心配な時は寝袋のなかにいれることもあります。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00KM4ALXK
https://www.amazon.co.jp/dp/B000WMC57M
この二つを使っています。
細かいところわからなければまたコメントいただければと思います!
初心者でもわかりやすい記事ありがとうございます!
カメラ初めてですがキャンプで撮影したい為
LUMIX DMC-GX7MK2を買おうと思うのですが
レンズは何を揃えればいいですか?
ギアをぼかして撮ったり星空を撮りたいです。
安くてオススメのレンズがあれば
ご教示下さると助かります。
あべ様
コメントありがとうございます。ぜつえんです。
マイクロフォーサーズの安いレンズぼかしたギア撮影であれば単焦点レンズがおすすめです。スマホの2倍ズーム程度な画角のLUMIX G 25mm/F1.7や、もっと狭くなりますがM.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8が安く手に入ります。ただ星にはやや不向きです。
もう少し値が張りますが、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROは広角から多少のズームまで撮影でき、ギアに近寄って撮影できるため使いやすく、星撮りにも向いた万能レンズです。
複数レンズを持つ必要が無く、結果的に安上がりと思えるほど何でも撮れるため、ぼくはほぼこのレンズを使っていました。
記事中では、LUMIX DMC-GX7MK2を勧めてますが、3-4年前の記事で最新では金額や性能が大きく変わっているかもしれません。
カメラ、レンズ共に複数サイトで調べて検証してみるのが良いかと思います。
それと補足で、マイクロフォーサーズはカメラレンズが小さく取り回しやすいですが、センサーサイズが小さいため背景をぼかす、暗い星空撮影には比較的向かないカメラだったりします。
長く付き合うカメラですので、その辺りも含めてよく検討してご購入頂ければ満足度に繋がるかと思います。
記事の最後に12-40mmF2.8の作例をいくつか置いておきますので参考にして下さい。
不明な点などあればいくらでもご質問下さい。
ご丁寧に解説ありがとうございます。
作例まで載せていただきとても参考になります!
なるほど、それだと複数レンズ持ちよりは
ぜつえんさんのように一個のレンズの方が良さそうですね!
まだまだド素人なのでもう少し勉強してみようと思います!