こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
ひたすらに暑い夏キャンプ。
外で使える電化製品が増えたことで夏キャンの過ごし方も変わってきます。
アウトドアで過剰な電気に頼るのも考え物ですが、それでも便利さには勝てません。
今回は夏キャンプでオシャレなかき氷を作って優勝しようぜ!な話をしていきます。
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ドウシシャ 電動ふわふわとろ雪
手ごろな価格でオシャレなかき氷が作れてしまう、ドウシシャとろ雪は毎年のようにマイナーチェンジを繰り返しています。
大きな変化ではありませんが年々細部のアップデートがされています。
ぼくが持ってるのは2020年モデル。
例年1月頃に発売しているようで販売ページに「2022年モデル」と記載があるため最新モデルが一目でわかります。
見た目
みんな大好きカレーメシと並べてみました。
ちょっと大きく、デッドスペースも多いのがアウトドア向きじゃないなと思う所。
白を基調にしたシンプルで清潔感のあるカラーリングです。
悪く言えば無個性とも取れますが、黒とのバランスが良くて飽きの来ないシンプルさだと思います。
Otona(オトナ)の文字があるように、お子様向けではなく大人をターゲットにしたかき氷機とのこと。
そう考えると飾らないシンプルなデザインが急に上品に見えてくるから不思議です。
本体は5つのパーツで構成されていて、ケーブルが接続された右上のパーツ以外は丸洗いOK。
使う上で語るほどに難しいこともなく、ただ連結させて氷を入れてボタンを押すだけなのは昔から変わらず。いや昔は手回しだったか。
注意点は氷を入れた後の蓋はやや押し込むのに力が必要なこと。しかし大人だから困ることもないでしょう。
上部には回して外せるツマミと削るボタンが付いてます。
刃の調整
特徴の一つが、氷を削る刃の調整ができること。
黒いネジを回すことで押し込むと、引くができる仕組みになっています。
バネとネジで押し込んでるわかればシンプルな作りです。
2022年モデルはこのネジがもっと操作しやすい位置に設置されていました。羨ましい。
氷を入れる内側は刃が飛び出していて、ここをネジで調整できるわけです。
深く出せば台湾かき氷のように大きくふわふわな氷が削れ、浅くすればシャリシャリないわゆるかき氷になります。
刃の分解
刃周辺は六角レンチで分解して細かく洗うことができます。
スペーサーと刃と取り付けベースって感じですね。
一度も外したことが無かったので結構汚れが溜まってました。
刃はステンレス製のようですがそれでも錆びが広がってます。
刃もやや欠けていたので研ぎ直してあげます。
1000番くらいの中砥石だけで十分ですね。
頻繁に分解する必要はありませんが1シーズン1回位は分解して洗い、可能なら研いであげると良さそうです。
錆びは何で落としてもいいですがマイブームはスプレータイプのサビ落とし。
スプレーというかリキッドで、直線的に液体が出てくるタイプです。
落としたい錆びに吹きかけるとすぐに紫色に変色、5-10分ほど待ってから洗い流せば錆が落ちてます。
量に対して値段が高めなので大きなものには向きませんが小物には便利でおすすめ。変なにおいがするので換気は忘れずに。
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アウトドアで使うために
キャンプや車中泊で電動かき氷機とろ雪を使うために必要なモノは2つ。
・ポータブル電源
・ポータブル冷凍庫(クーラーボックスでもギリ可)
AC100V(コンセント)の出力をするため必要なポータブル電源。
氷を持ち運ぶのに必要なポータブル冷凍庫です。
クーラーボックスでも持ち運べなくは無いのですが、長時間になるほど厳しくキャンプに着いてすぐ食べることになります。
ポータブル電源
キャンプで電源が使える便利さから人気なポータブル電源。
何に使うでもなくても欲しいキャンプ道具?の一つですね。
とろ雪の定格消費電量は25Wですが、実際測ってみると5Wしか使われてませんでした。
5Wというとスマホ1台を充電する程度の消費電力。
つまりは、AC出力できればどんな小さいポータブル電源でも動くというわけ。
ただポータブル冷凍庫の運用も考えるとそれなりに大きい500-1000W程度のポータブル電源が欲しいです。
ポータブル冷凍庫
ポータブル電源ほど普及してないポータブル冷凍庫。
+20~-20度位まで調整できる冷蔵庫兼冷凍庫です。
氷を溶かさないどころか、氷を作ることができてしまうハイテクアイテム。
「水から作る氷」ならクーラーボックスでも持ち運べますが、溶けやすい「牛乳から作るミルク氷」を持ち運ぶならクーラーボックスでは厳しくなります。
夏にお外でかき氷を食べるような人ならポータブル冷凍庫は早めに手を出しておくべきギアです。
冷凍食品を持ち運べるため、手抜きキャンプ飯にも最適だったりします。
約30-50Wの消費電力が必要で、500Whのポータブル電源で10-15時間程度使える計算です。
大手ブランドも出してきて種類がかなり増えてきた商品カテゴリです。
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ミルク氷作り
大人のかき氷は、ただの氷では作りません。
大人のかき氷は、牛乳を固めたミルク氷と冷凍フルーツを使います。
材料は業務スーパーで
ミルク氷を作るための牛乳はもちろん、冷凍フルーツや練乳はみんな大好き業務スーパーで買うのがオススメ。
より美味しいかき氷を目指すなら、成分調整牛乳や低脂肪牛乳は避けるべきでしょう。濃厚さが別次元です。
無難ながらイチゴミルクかき氷が最強です。
業務スーパーの冷凍イチゴをヘビーローテーションしてます。
ヘタの取られたイチゴが500g入って246円。
業務スーパーの冷凍フルーツではマンゴーもオススメです。
逆にミックスベリー系やキウイは微妙でした。
他にもバナナやジャムやアンコを入れても美味しいです。
牛乳の代わりにヨーグルトで作っても酸味が新鮮で美味しいです。
製氷カップは2つ付属してますが、ドウシシャ純正ではなくパール金属の8個入りカップを別買いして使ってます。
少しドウシシャカップよりも大きめですがその分かき氷の量も増えるので嬉しいとこ。
ミルク氷のレシピ
牛乳 | 150-200ml |
練乳 | 15-20ml |
イチゴ | 数個 |
まともに計測もせず適当ですが、1カップのレシピはこんな感じ。
1.ボウルで牛乳に練乳を入れてよく混ぜる
2.製氷カップにイチゴを入れる
3.練乳を混ぜた牛乳をカップに入れる
4.フタをして冷凍する
手順も簡単で混ぜて入れるだけ。
糖度の高い練乳は単体では凍らないためしっかり混ざらないとミルク氷が固まらないのが注意点。
全部入れるとこんな状態になります。
フルーツは後削りのほうが見栄えがいいんですが、面倒なので牛乳と一緒にミルク氷にしちゃってます。
バナナパターン。
ジャムもかき氷に使えます。
が練乳同様、そのままでは凍らないので牛乳練乳ジャムを混ぜて氷にする必要があります。
人に差し入れるときは、イチゴジャム牛乳練乳+冷凍イチゴでミルク氷を作ったモノにイチゴシロップを掛けたりします。
それはもうスーパーイチゴかき氷になります。
一度にまとめて仕込んでおくのがお手軽。
並べた製氷カップにフルーツを入れ、1L牛乳パックに練乳100gを入れてシェイクしたモノを注いで完成という流れで作ってます。
種類が多いと中身が何か分からなくなるのでフタにテープを張って名前を書いてます。
ヨはヨーグルト+牛乳で作ったモノ。酸味があって美味しいですが牛乳と混ぜるのがちょっと面倒。
練乳は業務スーパーで買った1284gのビッグなやつ。
このビッグ練乳も、ぼくほどのカキゴオラー(かき氷を食べまくる人)になると夏1シーズンで1本無くなります。
ぼくは牛乳に対して10%の練乳で作っているので、1カップ牛乳200mlで計算すると練乳は20gで64杯程度のかき氷を作ると無くなる計算です。
ただ後乗せ練乳もしてしまうので実際はもっと少ない杯数で無くなります。
かき氷というかほぼ練乳を食ってると言っても言い過ぎではないかき氷ライフ。
No Ice No Summer.
練乳の賞味期限は未開封で1年。
基本的に腐りませんが、一度開封すると糖が変化してざらざらした質感になってきます。問題は無いのでそのまま使ってます。
気にされるようなら小さい練乳から試していくのがいいでしょう。
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かき氷
かき氷の作り方とちょっとしたコツ。
専用の製氷カップに作ったミルク氷を取り出します。
上手に削るコツは5-10分ほど放置すること(これが大事)。
氷が少し柔らかくなって、シャリシャリではなく、台湾かき氷のようなふわふわな大きい氷が削れるようになります。
放置したあと出す前に手で軽く温めると周りが溶けてカップから出しやすくなります。
そのままかき氷機に出すと裏返った状態になります。
ベテランカキゴオラーはここでひと手間。
氷をひっくり返すことで削りあがりの見栄えを良くする工夫をします。
付属のアタッチメントも入れます。
冷凍フルーツだけで削る時に回転を抑えるリングのようですが、常に入れたほうが上手に削れる気がします。
少し氷を削って押し込む感じでフィット。
かき氷を入れるカップにはフォッジルズのボウルズが便利。
400-500ml程度のカップなら何でもいいのですが、とろ雪の削った氷が出てくる部分の高さと幅が広くないので意外とフィットするモノがありません。
フォッジルズ ボウルズが良い感じなのです。
あとはボタンを押して削るだけ。
とろ雪ならお手軽に、台湾かき氷のようなふわふわな質感の氷が削れます。
イチゴを上向きに入れ替えるひと手間のおかげでイチゴが上になってオシャレに仕上がります。
夏はやっぱりかき氷だぜ!
甘党ならイチゴソースや練乳をブーストするのも美味しい。
イチゴソースももちろん業務スーパー。
変わり種。
溶かした板チョコを牛乳と混ぜたチョコかき氷なんてものも作れます。
手間はかかりますが手作りかき氷とは思えない仕上がりでカキゴオラーになって良かったと思えます。
「とろ雪 レシピ」で調べるとみんなのアイディアが溢れてます。
基本が分かってくれば応用した自分だけのかき氷を作ることができるようになります。
いろんなかき氷を作って立派なカキゴオラーになろうぜ!
別のかき氷機
人とは恐ろしいモノで、良いモノを知るとさらに良いモノが気になってしまう生き物なのだ。もはや物欲の奴隷である。
大人のふわふわかき氷器
同じくドウシシャのハンディサイズのコードレスかき氷機。
単三電池×4本で使えるため、アウトドア用途でポータブル電源無しならこちら。
刃の厚さは変えることができますが、バラ氷専用でミルク果物氷を作ることができません。
パワーも弱めで便利だけど非力なモデルです。
わた雪 ヒーター機能搭載
とろ雪の上位モデル、わた雪。
「とろ」異常にふんわりなのが想像できてしまう「わた」の名を冠しています。
ドウシシャの展開するかき氷機の中でも最上級グレードなプレミアムかき氷機です。
真っ黒に包まれたボディは大人の中の大人のためのデザイン。
氷と接する面にヒーターを内蔵することで、溶かしながら削るという考えたことも無かった究極のかき氷機と言える機能性。
氷を出してから放置+ヒーターでふわっふわの氷が削れることを、カキゴオラーなら理解できてしまいます。
アウトドア用なのではと勘違いしてしまうスタキング機能が付く上に、収納袋も付属というアウトドアでしょこれ。
消費電力は増えますがそれでも使ってみたくてしょうがないし意外とお手頃な値段で悩み続けてます。欲しすぎるぜ。いつかきっと・・・。
まとめ
ポータブル電源やポータブル冷凍庫を持っているのなら、ドウシシャのかき氷機を買って美味しいかき氷で涼しく夏キャンプを乗り越えようぜ!
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コメント
そしておもしろい記事をありがとうございます。
こんな高性能のかき氷器があるとは!
電源はないのでキャンプで試すことはありませんが
冬でもかき氷を食べるかき氷好きなので参考になりました。
マンゴーとか逆さまに削るとか試させていただきます。
チョコレートかき氷ですがロイズの生チョコを溶かさずに入れてもおもしろい食感が楽しめます。
ラクですよ。
食べるときにインスタントコーヒーの粉をかけるとより大人の味に。
インスタントコーヒーは細かいエクセラのようなものが舌触りがよくオススメです。
ヨメはこれにウィスキーかけて食べてます(笑
ただのかき氷好き様
コメントありがとうございます。ぜつえんです。
想像以上に高性能でかき氷の概念が変わってしまいました。
冬でもかき氷食べるのは、ものすごい好きですね!
ロイズの生チョコ溶かさずにかき氷はすごい贅沢で面白そうです!
チョコかき氷にココアパウダーを入れましたが、インスタントコーヒーも良さそうですね!
ウィスキーはさらに大人のかき氷ですね(笑)
自分には無かったアイディアでどれも真似させて頂きたいです!