こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
2019年の令和になって最初の大きな流星群はペルセウス流星群です!
三大流星群の一つで1時間に30~50個ほどの流れ星が期待できます。
それでは、気象条件や見やすい地域、キャンプ場で見るときの注意点を書いていこうと思います。
昨年のペルセウス座流星群の話もどうぞ
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気象条件
月齢
星を見るときに晴れているという天気が大事なのはもちろんですが、月の満ち欠けもかなり重要になってきます。
今年は12~13日にかけてペルセウス座流星群が極大になりますが、15日が満月です。
そのため大きな月が夜空を照らしているため、あまり月齢的には流星群に向いていないです。
狙い目な時間は月の沈む13日の午前2時ごろから日の出までの時間です。
また少し数は減りますが、12日の午前1時ごろから日の出までの時間となります。
ただ日が出る前から薄明で少しずつ明るくなってくるので4時前までの時間が流れ星の観測に適した時間になります。
午前2時に望遠鏡を担いでと、そういうわけです。
天気
悲しい話、今年のペルセウス座流星群は日本全体的に微妙な空模様。
ぼくの住んでる北海道は雲に覆われるようですし、太平洋側の地域は台風の影響で壊滅的です。
北陸以南の日本海側の地域では天気に恵まれるという予報です。
ただ一晩中曇りというわけではないはずですのでギリギリまであきらめないで時々空を眺めてみてみましょう。
それに11~12日や13~14日にかけてはまた天気も変わってきます。前後にキャンプをしている人も是非空を眺めてみてください!
台風
なにが不運て台風がきているということですよね。
ペルセウス座流星群どころか、キャンプに行けるかもきわどいです。
まだ距離はありますが、低気圧が押し上げられ天気は下り坂。
太平洋側の地域の方や海キャンプを想定している方は無理のない勇気ある撤退をしましょう!
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ペルセウス座流星群
三大流星群と言われるペルセウス座流星群の見かたや見つけ方、神話の話を。
流星群の見かた
すでに朝方の空は秋の星空になっています。ペルセウス座も秋を代表する星座の一つです。
そんなペルセウス座の隣が放射点となっていてそこを中心に流れ星が飛ぶわけです。
星を見るためには目を暗いところに慣らす必要があります。
15分~30分ほどスマホや街頭、ライトのないところで空を見ていれば目が暗い空に慣れてきて見える星の数が増えてきます。
あとは流れ星が流れるのを待つだけです。
ただかなり広範囲で流れるためピンポイントでペルセウス座を見るよりも、空全体をぼんやり眺めるほうが流れ星を見つけやすいです。
また12日の20時頃だと、ペルセウス座が東の空から上がってきます。その時月は南側にあります。
できるだけ視界に月が入らないように東側の空を中心に見れるようにするといいでしょう。
流れ星を多く見つけるのには慣れが必要ですが1時間に30~50個の流れ星が流れるので1つも見つけれないということはないです。
ペルセウス座の見つけ方
ペルセウス座は大きい星座ですが、一等星があるわけではないため見つけるのは少しだけ難しいです。形が少し複雑なのもやっかいなところです。
ペルセウス座はよく「人」という字のようだと言われることがありますが、ぼくにはカエルが這いつくばった姿のように見えます。
近くには「W型」で有名なカシオペア座があるのでそこからたどっていくのが一番見つけやすいです。
流れ星を見たあとに時間があればカシオペア座や秋の四辺形などの秋の星座を見つけてみるのも面白いですよ!
ペルセウス
ペルセウスって何?
流星群にはそんなに関係ないけどそもそもペルセウスって何なの?という話。
ペルセウスはギリシャ神話に登場する英雄で、髪が蛇でできた怪物メドゥーサを倒し、ペガサスに乗って化け物に襲われてるアンドロメダを助けて結婚した英雄です。人というくくりではなく。
その後、意図せず祖父を殺してしまい、悲しみとともにアンドロメダやその両親、倒した化け物などと一緒に星座になったと言われています。
秋の星座はそんな悲しい物語がいくつもあります。
またペルセウス座は見つやすい星座ではないのですが、周りに星雲が多く望遠鏡や双眼鏡で見ることができます。
秋の星座は一等星も少なく地味な星が多いですが、ドラマチックなので神話とセットで楽しむと一気に楽しくなってきます!
自分の記事の引用ですが、物語を知ると星座の面白さが倍増します。
西の空には夏の星座も見えます。夏の星座とギリシャ神話の記事もどうぞ
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キャンプ場で見る流星群
ペルセウス座流星群がキャンプに適している理由
流星群は大体来る時期が決まっています。
三大流星群は8月のペルセウス座流星群のほかに、12月のふたご座流星群と、1月のしぶんぎ座流星群があります。
12月と1月って真冬でなまら寒いんですよ。キャンプで見るとか正気の沙汰じゃないです。死んでしまいます。ただ空気が澄んでいて夏以上にキレイな星が見えるんですけどね。
8月にきてくれるペルセウス座流星群は気楽に見ることができるためキャンプで見るのにオススメというわけです。
高原のキャンプ場ならテントサイトから見れますし、森のキャンプ場なら少し歩いて空の開けたとこまで星を見に行くのがいいです。
防寒を忘れないように
8月で真夏だからTシャツ短パンでも大丈夫!なんてことがないのが天体観測です。
星を見るときは空が晴れているため放射冷却で普段以上に冷えます。
またキャンプ場は高原など街から離れたところにあるため思ったよりも寒いです。
フリースやダウンを持っていくのは当たり前で、靴下を厚手のものにしたり靴を暖かいモノにするのもいいでしょう。
寝袋に入って眺めるなら寝袋のグレードも少し上げたいです。
ぼくは、防寒着はたくさん持っていき使わなかったらラッキーという考えがいいと思ってます。
あると便利なモノ
防寒着などは必須ですが、ほかにあると便利なモノを紹介。
マットやコット
椅子に座ってみるのは疲れます。マットで寝ながら見るのが楽しいです!
そしてぼくはマットやコットで寝ながら見て、気づいたら寝てるという方法をオススメしています!キャンプでしかできないこのスタイルは正直至福です。
そのためにマットかできることならコットがあると最高です。タープすらもなしのむき出しのキャンプになります。
プライベートゼロなので多少場所は選ぶのと、雨が降ると地獄なので用法用量を守ってしてほしいスタイルです。
暖かい飲み物
暖かい飲み物でさらに体を温める飲み物がオススメ!
ココアや生姜、ホットワインやゆず茶などがおいしいです。
ヘッドライト
真っ暗な中での天体観測なのでスマホのライトでは心もとないです。
手をあけて使うことのでき、つけておけば無くしにくいヘッドライトがオススメ。
物によっては赤い光を出すことができるモデルがあります。暗い空に慣れた目をリセットせずに照らせるのでできれば、赤い光の出せるタイプがオススメですよ!
星座早見表
星座がわからなくても流星群は楽しめますが、星座がわかれば流れ星がなくても楽しむことができます。
スマホのアプリでもいいですが、スマホはまぶしいので早見表もオススメです!
気を付けること
危ないところには近づかない
ガケや水辺など危険なところの近くでの天体観測はやめましょう。
真っ暗な中をヘッドライトなしで歩くシーンもありますが、そんなときについ落ちちゃったじゃすまされないです。
できるだけ見晴らしのいい安全な位置で星を見るようにしましょう!
電気を消すように強要しない
暗闇に目が慣れてくるとスマホの光やヘッドライト、焚き火すらもまぶしく感じます。
自分が光を全部消すのは自由ですが、人が光をつけたからといって消すように強要はしないようにしましょう。
仲間内で行くときはテントサイトから場所をずらすか、少しの間だけランタンを消すかで対応しましょう。
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まとめ
天気があいにくで見れるか微妙なところです。
ギリギリまであきらめずに時々空を見て晴れるタイミングを探してみましょう!
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