こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
本記事はBLUETTI様からの提供品でのレビューです。
キャンプブーム、車中泊ブームと合わせて爆発的に人気が出て次々と海外ブランドが進出してきてるポータブル電源という製品。
その便利さはアウトドアをインドアにしてしまうほどで欲しい人が多いモノだと思いますが、いかんせんテントや寝袋以上の高額品。
ぼくも欲しいな欲しいなだけども自分で買うお金は無いんだよなーと思っていたところで連絡が来たので喜んでレビューすることにしました。
今回はBLUETTIのポータブル電源EB55をアウトドアの中で使いながらレビューしていきます。
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BLUETTI(ブルーティ)
BLUETTI(ブルーティ)は中国パワーオーク社が日本でポータブル電源を主力に展開した出来たブランドです。
2009年からポータブル電源等のODM(製品の設計製造)をしていた経験を活かして、2019年に自社ブランドBLUETTIとして立ち上げて、2021年は新商品をいくつも出してSNS等にも力を入れてます。
今後も期待のポータブル電源ブランドと言えます。
そんなブルーティさんから今年出たばかりの新作EB55を頂きました。
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BLUETTI EB55
スペック
グレーとオレンジの2色展開で、頂けたのはオレンジ。
好みドストライクで分かってるじゃんブルーティさん!と思いました。
容量は537Wh。消費電力537Wの家電を1時間(h)使える容量です。
消費電力50Wの電気毛布を使うなら537Wh/50W=約10時間半使える計算です。
537Wh(12V)であり、家電を使うACコンセント(100V)は電圧が高いため、変換にロスが生じます。
変換効率は約80~90%と言われています。少なめに見積もって537×0.8=430Wh程度を目安に使う家電を計算するのが良いでしょう。
そのため実際に使える電気毛布(50W)は430/50=約8時間半と考えられます。
またDC→ACに変換するインバーターは純正弦波で、家電を使う時にダメージを与えない波長です。
・電気容量の話
ポータブル電源は容量が“〇Wh”で表示されてわかりにくいです。
電気の計算式は「W(ワット)=A(アンペア)×V(ボルト)」です。
スマホやモバイルバッテリーの容量は〇mAhで表示されます。
“m”はゼロが3つ隠れています。10,000mAh=10Ahです。スマホの電圧は3.7Vなので”Wh”で表すと10Ah×3.7V=37Wh(3.7V)となります。
EB55は12VでmAh表記をすると、537Wh/12V=44,750mAh(12V)=約145,000mAh(3.7V)となります。
変換効率9割で計算すると145,000mAh×0.9=約130,000mAh程度で見ることができ、13万mAhモバイルバッテリー程度の容量と計算できます。
iPhone13が3,000mAh程度なので、130,000mAh/3,000mAh=約43回満充電可能というわけです。
EB55はブルーティの中では小さめ。
ポータブル電源全体で考えると中間程度の容量と言えます。家電をいくつか使うキャンプなら1泊2日程度。2泊3日だとやや容量が足りなく感じると思います。
最大出力は700Wと高めですが、熱を出す家電には向きません。それ以外なら大体使える出力です。
バッテリーにはリン酸鉄リチウムイオンバッテリー(LiFePO4)を採用。
リン酸鉄リチウムはサイクル寿命(繰り返し充電の回数)が多く、安全性に優れるため車のバッテリーや蓄電池に使われる電池です。スマホのバッテリーに使われるのもリチウム電池ですが、スマホはコバルト酸リチウムが多く、サイクル寿命500~1000回程度です。
リン酸鉄リチウムを使ったバッテリーなら約2500回の繰り返し使用が出来るので毎日使い続けても約7年(365日×7年=2550日)使えます。すごすぎ。
ぼくが車に積んでるのもリン酸鉄リチウムイオンバッテリー(100Ah:1200Wh)。その容量半分程度と考えるとイメージしやすかったです。
見た目
可愛いオレンジなボディ。
・ポータブル電源本体(EB55)
・AC充電器(90W)
・シガーソケットケーブル
・MC4ソーラーケーブル
・説明書
・バンド
3種類の充電ケーブルとそれを止めておくバンド、そして説明書というシンプルな付属品。
付属ACケーブルは90Wで約6時間半で満充電できます。別売り200WのACケーブルを使えば約3時間で満充電できるようになります。欲しい。
EB55の最大の特徴はその出力方法の多さです。
AC(コンセント)が4本刺さりますし、USB Aも4本にType-Cも刺さります。正直多すぎてブログの写真撮影用ですら使いきれないレベル。多くて困ることはないですからね。
ぼくは使わないんですが、USB Type-CtoCが最大100Wに対応しているのが優秀です。
全体的に丸みのあるデザインでカッコいいよりも“可愛い”な見た目。
それでいてオレンジ+ブラックなカラーは中二病心をくすぐる大好きなカラーリングです。
両側面は黒いグリルパンのようなギザギザで排熱ファンが付いています。
上部の取っ手が開閉可能なのが便利。
仕舞えない取っ手だと上に物を置きにくく、車載するときに積む位置が限定されるからです。
上部は最大15Wのワイヤレス充電になっていて、スマホを置くだけで充電できます。
幅が広いので両手持ちでき力が込めやすい取っ手なのが良いです。力の弱い人でも持ちやすい。
重量7.5kgはそれなりの重量ですが、どこにでも持ち運べるかなと思える重量。これ以上重いと人によっては手軽には使えなくなりそうです。
写真で見ると実際使うイメージより小さく見えます。
持ち運びやすく車への積み下ろし、キャンプサイトへの移動も苦になりませんが、男性なら片手、女性子供なら両手がふさがります。
本体容量が増えるほどに重く大きくなってしまうので1泊2日に丁度良いなあと思るサイズ感と容量のポータブル電源デビュー品でした。
背面には白い枠があり、ライトになってます。
弱・強・点滅モードがあります。
正直ポータブル電源のライトってランタンを使うのが楽しいキャンプでは必要性の薄い機能です。
ただ災害時にも活躍してくれるポータブル電源にライトが付いているのは助かる機能でしょう。むしろそれを目的にライトが付いてると思ってます。
ディスプレイは大きくて数字も見やすいです。
充電残量とインプット(充電電力)、アウトプット(使用電力)がわかるのが便利。
高温、ショート、低電圧などの異常時には赤い文字も表示されます。
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充電方法
EB55には2種類の充電ポートが付いています。シリコンキャップで守られているのが嬉しいところ。
左の黄色い差し込み口はソーラー充電とシガーソケットから、右のプラグは専用ACケーブルの充電に使います。
ACとDCの2種類のポートから同時充電も可能で、より短時間で充電することもできるのがちょっと珍しい機能。
ソーラー充電
軽自動車に200Wのソーラーパネルを積んでいます。
ソーラーパネルから充電するときにはチャージコントローラーと呼ばれる不安定な太陽光からの発電量を調整して充電する道具が必要です。
普段はソーラーパネル→MTTPチャージコントローラー→サブバッテリーと接続してますが、EB55にはMTTPコントローラーが内蔵されています。
そのためソーラーパネルと付属のMC4ケーブル(ソーラーパネル用の+-があるケーブル)を使って接続できます。
付属MC4ケーブルはある程度の長さがあるのでルーフキャリアにあるソーラーパネルと車内で接続もできます。
わかりやすくドアを開けてますが、窓上部を開ければドアを閉めていても接続できます。
ただ車にソーラーパネル積んでる人も珍しいです。
折り畳みソーラーパネルとセットで使うのが便利。
BLUETTI公式のソーラーパネルは120Wと200Wのモノがあります。
シガーソケット充電
ソーラーパネルは便利ですが別途ソーラーパネルが必要で、太陽光に左右されやすい欠点があります。シガーソケットから充電できるDCケーブルを使えば車の移動中にも充電ができます。
車中泊や連泊キャンプなど自宅に帰らず充電したいシーンで活躍してくれます。
約70W程度の充電速度だったので満充電には、537Wh/70W=7時間半ほどかかる計算です。補助的に考えるのが良いでしょう。
同時充電
EB55の凄い所はACとDCから同時に充電できるとこ。
サブバッテリーを積載していると車内でAC(コンセント)出力を取れます。
すると移動中にシガーソケットとコンセントから同時充電ができて、140W程度で充電できました。
537Wh/140W=約3時間半で満充電可能というわけです。充電をし忘れてもちょっと遠いキャンプ場なら向かう間に満充電できちゃいます。
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ポータブル電源をぼくはこう使う
ポータブル電源の使い道。
ワーケーション
“ワーク(仕事)”と“バケーション(休暇)”を合わせた造語“ワーケーション”。
リモートワークが推奨されるこのご時世で広まる働き方ですね。
アウトドアブロガーで普段から車内やキャンプ場でブログを書いてる自分が時代の最先端にいたことに気付いたわけですが、憧れの仕事スタイルなのでしょう。
キャンプ場でパソコンが必要な仕事をするなら持ち運びできるポータブル電源が活躍してくれます。
ぼくのノートパソコンは消費電力30~50Wで、EB55(537Wh)では約10~15時間も仕事をすることができます。できてしまいます。労働基準法が通じないのがワーケーション。
VAN LIFE
車中泊なんてダサい言葉は平成に置いてきました。令和はVANLIFEですYO。
そんなVANLIFEを快適にするために停車中の車内で電源を取れるのは必須科目。
詳しい人なら「鉛蓄電池のサブバッテリーで走行充電とソーラー充電すれば安く・・・」となりますが、事前に学ぶことが多すぎますし自作部分が多すぎて導入のハードルが高く万人向けではありません。
そんなときにポータブル電源なら買うだけで電源の確保ができるようになります。
「お金で手間を買えるのだからお金を出せばいいんだ!」っていう暴力的な便利さがポータブル電源の魅力だと思ってます。それでいて持ち運びが可能で、車外へも移動できるのがポータブル電源です。
VANLIFEメインな人なら移動中はシガーソケットから充電、停車中は折り畳みソーラーパネルを使って充電と使い分けしやすいでしょう。
USBポートが4つもあるのでスマホ、タブレット、スマートウォッチ、カメラ、モバイルバッテリーなどの手持ちの電子機器を一気に充電できるのが便利。
炊飯器
個人的にポータブル電源を使ってみて一番便利だったのが炊飯器。
ポータブル電源無くしては出来なかったキャンプで炊飯器を使うという、もはやアウトドアとは言えない快適さを味わえるのに感動します。
こだわりはあると思いますが、無ければ炊飯器は導入するべきアウトドアギア。
食欲の秋なのでサツマイモご飯にしてみました。
「メスティンで炊飯!水の量はー、炊飯時間はー、火を止めて、蒸らしてー」みたいな手間は一切無し。
米と水とサツマイモを入れてボタンを押すだけでいつも通りの美味しいご飯が炊きあがります。
食べきれなかった分は保温もしてくれるので全部食べ切る必要もありません。
不便を楽しむのがキャンプなんて旧時代の話。
もはや火器すら使わない、そんな近未来なキャンプをポータブル電源が叶えてくれました。
“キャンプなのに”を容易く実践できてしまうキャンプのハードルをはるかに下げてくれるアウトドアギアです。
車中泊なら車内で火器を使うことなく炊飯ができるという安全性からもキャンプ以上に適した用途でしょう。
運転中に炊飯して置いたり、炊飯器を使ったご飯以外の調理も出来てしまうのでアイディア次第で便利さはさらにアップします。最高にダメ人間です。
注意点は手持ちの炊飯器の出力をポータブル電源で使えるかをしっかりと確認しましょう。
EB55は最大出力700Wで、ぼくは少し古いアイリスオーヤマの3合炊きで消費電力700Wの炊飯器が使えました。最大で650W程度の出力でした。
瞬間的に高い電力を必要とする電子機器もあるため記載の消費電力で確実に使えるとは言えないのに注意。ただ炊飯器はじわじわ加熱するため余り高い電力にならないようです。
キャンプやVANLIFEで炊飯器が使えるのならそれに適したモノを用意するのもいいなと狙ってるのがこのお弁当箱型炊飯器。
炊飯の熱でおかずを温めたり、蒸らし料理ができるようです。
扇風機
夏なら自宅で使ってる扇風機やサーキュレーターを使うのが非常に便利。
夏はキャンプオフシーズンなんてもう言わせない。
夏でも涼しく快適に過ごせてしまうのが令和時代のキャンプです。
ポータブル扇風機も便利ですが風量に物足りなさは感じます。
サイズ=風量であり、大きい扇風機こそ正義です。高価なアウトドア用の物を新しく買わずに家で使ってる家電をキャンプ場で使えるのがポータブルのお得なところです。
車載冷蔵庫
ポータブル電源があるのなら無駄にお高く分厚いクーラーボックスなんて買う必要はありません。
-20度まで冷やせる車載冷蔵庫を使えばいいのだからね。
先日レビューした車載冷蔵庫は20~-20℃まで1℃単位で設定でき、炎天下でもアイスを溶かさずに保管しておくことができます。
「圧倒的な保冷力!最大7日間も氷を維持!クマでも壊せない!」なんてうたい文句をされるクーラーボックスを横目に「水を入れたら氷を作れるんだが?」というあらゆるクーラーボックスからマウントを取れるベクトルの違う電気の暴力を味わえます。
そんな車載冷蔵庫を使えるようになるのもポータブル電源があってこそ。
かき氷
夏に登山をして車まで降りてきたら汗だく。必然的に「暑いなぁかき氷食べたいなぁ」となるわけですよ。
そんな時もすぐにかき氷を作って食べれてしまう、ポータブル電源と車載冷蔵庫があればね!
使い方を考えるたびに今までの常識が崩れていくのを感じる便利さにアウトドアとはを考えてしまいます。
ドウシシャのとろ雪は刃の厚みを変えてふわふわでオシャレなかき氷を簡単に作れておすすめです。
綿あめ機
ポータブル電源で使えるモノーと借りたわたあめ機。
熱を発する家電ながら消費電力500WでEB55の許容範囲内。
電源を付けて温まったらザラメを入れればわたあめが作れます。
子供がいるファミキャンや複数集まるグルキャンで持って行けば盛り上がること間違いなし。
も、もちろん一人でやっても楽しく美味しいんだからねっ!
圧倒的出力の多さ
色々使ってみましたが、豊富な出力ポートを活用したごちゃごちゃ過ぎる位がEB55らしい使い方です。
スマホ充電、モバイルバッテリー充電、カメラのバッテリー充電、スマートウォッチ充電、炊飯器、扇風機、パソコン、車載冷蔵庫が同時に使えてしまうのだから。
キャンプ場でハンモックに座りながらブログを書いて、車載冷蔵庫から冷たいアイスが出てきて、あと30分でご飯が炊ける。
そんなダメ人間みたいな働き方を捗らせてくれるのがポータブル電源であり、BLUETTI EB55であるとそういうわけです。
※補足
キャンプ場でブログを書くのは全く捗りません。遊ぶ誘惑が多すぎます。
車内は非常に捗ります。ぼくが気合い入れてブログ書くぞーって時は大体車内で書いてます。
こんな用途でも使いたい
まだ使いこみが甘く、可能性が無限に広がるのを感じるEB55。
こんな使い方をしたい、こんな使い方もできるという用途。
災害用
ぼくが住んでいる北海道で3年前に大きな地震がありました。胆振東部地震です。
そのときに大規模な停電が起きて、数日間にわたって電気が使えない状況になりました。
スマホも充電を気にしながら使い、電気も付かないのでランタンフル稼働で乗り切りました。
色んな地域で災害の起こる日本で、個人レベルの災害への備えは大事です。
そんな災害の備えとしてポータブル電源はあったらいい、あっていいモノだと感じます。EB55のリン酸鉄リチウムイオンバッテリーは長期間使わなくても放電量が少ないのも災害時に向いてます。
電気毛布
寒い時期に車中泊でもキャンプでも使いたいのが電気毛布です。
寝袋やダウンウェアは熱源が人間なんですね。
それに対して電気毛布は熱を発する熱源になってくれます。
動きが少なく体が冷えてくる朝晩の保温力ブーストとしてあったら嬉しいであろう毛布です。寝袋に入れてブーストしてもいいです。楽に快適って正義。
BLUETTI EB55が向かない用途
中型容量のEB55のため消費電力の高い家電には向かないor使えません。
高温調子器具
“消費電力の高い家電”は熱を発する家電をイメージするとわかりやすいです。
IHコンロ、電子レンジ、電気ケトル、電気ストーブ、ドライヤーなどです。
消費電力1100WのIHコンロでは、中より弱い火力が限界でそれでも585W消費しました。
500mlのお湯が沸くのに8分位掛かる火力です。
仕様は可能ですが1時間も使えずに充電切れしてしまいます。
電子レンジはわかりやすく200W、500W、1000Wと加熱の力を設定できます。
実際に使ってみると付けた瞬間に倍近くに跳ね上がるため、最大700WのEB55では400Wのレンジも使えず、使えるのは200Wまででした。
そのため高出力な家電には使えない、使えても本来の出力を発揮できず長時間使えないので向かないのです。
そういう意味では例外的に炊飯器はトータルの消費電力も少なめで、ポータブル電源で使いやすい熱を出す家電だと思えます。
調理ケトル
炊飯器が便利だったので車内で調理できる家電を使いしようと考えました。
で、調べてたどり着いたのが”調理ケトル“というジャンルです。
広口で、ラーメンや鍋をしやすそうなケトルです。
山善の消費電力600Wのケトルを買ったんですが、LOW(弱火)でも付けた瞬間に800W越えでオーバーヒートして使えませんでした。残念過ぎる。悲しい。
「使えても1時間も使えずに充電するし」と言い訳してます。
ここがイマイチ
不満点。
充電残量がわかりにくい
充電残量が20%毎に5段階表示です。
せっかく充放電力を具体的に出してるのだから、充電残量も%表示にして欲しかったというのが不満で、改善してほしいポイントです。
特に残りが20%になった時に、いつ無くなるのか不安になってしまいます。
充電中のファン音がうるさい
充電中にファンが回転して音がなるんですが、音が大きく割とうるさいです。
充電音がうるさくて困るシーンも少ない気がしますが、車中泊で寝てる最中だったり、ソーラー充電しながら昼寝というシチュエーションではかなり気になります。
各出力ポートの電源がわかりにくい
USB、AC、DCの3ヶ所に分かれてそれぞれ電源ボタンが付いています。
付いているとボタンが緑に光るんですが、この電源が付いてるかがわかりにくいです。
また、付けたり消したりが手間です。
付いてると思ってUSBを刺して、スマホを繋いでおいても充電されてなかったなんてこともあるある。
ケーブルを刺したまま本体側で接続を切れるのがメリットなのかもしれませんが、刺せば自動で接続されてくれたほうが嬉しいです。
出力口がむき出しなのが気になる
出力するUSBやACポートがたくさんあるのは便利ですが、充電用ポートとシガーソケットポート以外はむき出しです。
アウトドア用途するのにちょっと気になるところ。
なので、USB A2口とUSB C、AC2口、DC2口を黒いマスキングテープで塞いで使ってます。
全面シリコンキャップになるとそれはそれで抜き差しが面倒になってしまうのでテープ位が丁度良いように思います。
専用ケーブルでしか充電できない
専用のAC充電器か、MC4ケーブルか、シガーソケットケーブルでしか充電できません。
多くのポータブル電源がそうだと思うのでEB55に限った話ではないのですがもっと互換性のある、例えばUSB CtoC(100W)とかで充電できたら便利なのになと思ってしまいます。
違う変換器を内蔵しなきゃいけなくなるんでしょうかね。何とかなれば嬉しいです。
こんな人におすすめ
BLUETTI EB55がオススメなのは
・初めてのポータブル電源を探している人
・可愛い見た目のポータブル電源が欲しい人
・1泊2日程度のキャンプや車中泊をすることが多い人
・同時に充電する電子機器が多い人
・災害用の備えでポータブル電源を探している人
こんな人たちにオススメできるポータブル電源です。
BLUETTIの他のポータブル電源
ブルーティはポータブル電源をいくつか出してます。
個人レベルで使わないような大容量モデルは省いてEB55ともう一つ大きなEB70を比較。
Fサイズも容量も一回り大きいモデルという印象です。
容量は716Whありますが、最大出力は700WとEB55と同じなので熱を出す家電には向かないのは同じでしょう。
取り回しの良さのEB55とより大容量を求めたEB70という選び方で良さそうです。
大容量を求めればキリがありませんが、値段とサイズで自分のアウトドアスタイルに合うバランスでポータブル電源を選ぶのが良いでしょう。
まとめ
「なるほどこれは便利だわ」というのが使ってみた感想です。
それでいて今までのキャンプでできなかった、使えなかったものが使えるようになるのは遊び方が広がるのを感じました。
もはやアウトドアでは無いとも思えますが、そんなつまらない事を言う人間にはなりたくないモノです。
結局はケースバイケースですが、それでも使って楽しくなるのもなら取り入れていこうと再認識できるポータブル電源という道具でした。
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