こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
持ち歩いてますか、ココヘリ。
会員制の遭難者捜索ヘリサービスであるココヘリ。会員には親機から捜索することのできる会員証の役割を持つ子機端末が送られます。
今回はココヘリ会員証端末を壊してしまって、問い合わせたところ新品が届いたのでその一連の流れを話していきます。
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ココヘリ
登山の新三種の神器とも言われる“ココヘリ”。
福岡県のAUTHENTIC JAPANさんが提供するサービスです。
簡単に言うと「入会費、年会費を支払う会員制の捜索ヘリサービス」。
有料会員になることで会員証である“ココヘリ端末(発信機)”が貸し出されます。
遭難や怪我などでの自力の下山が出来なくなった時に捜索ヘリが3回まで無料で飛び、端末の電波から位置を捜索し、救助機関へ引き継ぐことで迅速な救助をするという“捜索ヘリサービス”なのです。
勘違いしやすいですが、遭難者を救助をするわけでも山岳保険でもない、遭難者をヘリで探すためのサービスです。
年々使用者も増加し、端末やサービスの種類が増えたり、提携のネットショップが拡大したりと広がりを見せてます。ココヘリ携行が義務化された山域や携行義務のあるトレランレース、登山口で貸し出しなど登山業界全体が推奨している気がします。
ただ意識の高い登山者が持つココヘリですが、遭難者の多くは意識の低い層な気がしてどーなんだろうという気持ちもあります。
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ココヘリ端末の故障
約20gの小さなココヘリ端末。
microUSBの挿し口はむき出しですがmある程度の防水性はあるようで、公式曰く
ココヘリ会員証は生活防水です。
沢登りなどの水圧がかかる場所での活動の際は、市販の防水ケース・ビニールなどに入れての防水対策をお願いいたします。
引用元:ココヘリFAQ
とのこと。
生活防水はIPX1~IPX4のことで、IPX4程度なのでしょう。
IPX4といえば水没も絶対ダメだし、土砂降りでも無理をすると壊れることもある程度の認識です。
IPX1→水の侵入に対する保護無し
IPX4→いかなる方向からの水の飛沫にも有害な影響を受けない
IPX7→30分程度の水没でも水が浸入しない
ぼくの携行方法は専用ホルダーを使ってバックパックへ外付けです。
もちろん土砂降りでも、吹雪でも、川を泳ぐときもです。
そんな使い方をしていたら壊れてしまいました。
本来は待機中は3秒に1回緑色のランプが点灯して、充電中には赤いランプが点灯します。
緑色のランプは一切つかなくなり、充電中のランプは線を刺した一瞬は付きますが、充電が継続されなくなりました。
何本かmicroUSBや出力元も変えてみましたが変わらずダメ。
ランプだけの故障もあり得なくはないのですが、居場所を発信出来てるのかを確かめる手段が無いので交換してもらうことにしました。
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問い合わせ
ココヘリはサイトが充実しすぎて見にくくなりましたが、問い合わせはここから。
問い合わせカテゴリはいくつかありますが、“その他”を選択。
起動、充電時のランプが点灯しなくなった。
起動確認ができないから故障かわからんのよ。対応ヨロ。
即日メールで返事がきました。
ご迷惑かけてるね。
・別のケーブル持ってたらそれも試して
・洗濯や沢登りはしたかい?
・次の山行予定も教えて
ケーブルは他もダメだった。
渓流釣りでバックパック背負ったまま川を泳いじゃったよ。
時間の山行予定は決まってないよ。
端末交換しよっか。
明日発送するよ。
壊れた端末を返送する封筒も入れるね。
という感じのを丁寧にした内容でした。
きっと水没の故障報告は多いんだろうと思いますね。
発送から2日で届いたので問い合わせから約3~4日で受け取り可能だと思います。
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新しいココヘリ端末
というわけで新しいのが到着。
ココヘリ本体、納品書、返送用のレターパック、パンフレット、後何枚かという内容物でした。
赤いパッケージの中に新しいココヘリ端末が入ってます。
会員証IDが新しくなるので、まずは端末記載のIDと納品書のIDに間違いないかを確認。
パッケージの中には、端末、microUSBケーブル(30cm)、専用ホルダー、友達紹介カードが入ってます。
新旧を比べると微妙にデザインが変わってます。
旧モデルは充電ランプ・リセット穴・充電ランプの3つでした。
新モデルは充電ランプと電波ランプになり、ランプとマークが分離してわかりやすくなってます。QRコードも増えてます。
あとピンで押さないといけない穴が無くなったのが地味に良いとこでしょうか。
調べてわかりましたが、端末下部の「HTCC-T04」と「HTCC-T03」がモデル番号のようです。
デザインの違う全面オレンジの初期端末がT01とT02。
この赤白デザインになった初期がT03。現行がT04。
スマホで探索可能な年会費の高い真っ黒なモデルがT05とのことです。
モデルごとの動作確認の動画で見てわかりました。
ところで、本来有料だったはずの外付けホルダーもついてきて2個になりました。
別売り550円+送料なんですがもらっていいのだろうか。
そして以前まで付いてこなかった細引きがついてくるようになってる。
ちなみにT03使用者は性能は全く変わりませんが問い合わせをすると最新端末を再発行してもらうことも可能とのことです。ほとんど何も変わらないけど。
マイページの写真
ココヘリのマイページスクリーンショットです。
会員情報が見れますが、ここに自分で撮影したココヘリ端末の写真をのせる必要があります。
それがIDの変わる前の旧モデルの写真のままなので変更してあげます。
“会員情報”から進んでいきます。
会員情報ページで、会員証IDは新しいものに変わってました。
のでファイルを選択で新しいココヘリの画像をアップしてあげましょう。特別にする作業はこれくらいです。
端末を無くしても番号が分かるように文字の見える画像は何かと使えます。
撮って、取っておきましょう。
あとは旧端末をレターパックにいれて配送すれば完了です。
もちろん全て無料ですし、簡単な作業でした。が、ココヘリ端末への不信感は増えました。
ココヘリ端末の携行方法
新しい端末にはなったものの、水への弱さを感じてしまったのも事実。
外付けホルダーが推奨されているのに、外付けすると壊れてしまうという意味の分からなさに戸惑ってしまってます。
アウトドア用途で外付け推奨な端末の防水性が甘いって何がなんだか。
というわけで、ココヘリ端末を壊してから公式のFAQを見て携行方法などを再確認しました。
会員証のおすすめの携行方法は?
体の下敷きになりにくい場所に入れての携帯をおすすめします。
例えば、ザックの雨ブタ等です。
雨ブタは倒れて意識がなくても体の下敷きになりにくいためお勧めです。
またココヘリ会員マイページでザックなどに取り付けるホルダーを販売しております。
引用元:ココヘリFAQ
会員証は防水ですか?
ココヘリ会員証は生活防水です。
沢登りなどの水圧がかかる場所での活動の際は、市販の防水ケース・ビニールなどに入れての防水対策をお願いいたします。
引用元:ココヘリFAQ
防水ケースに入れて、雨蓋辺りに入れておけばいいというわけだ。
一気に面倒になってしまった。
外付けで水没に耐えれる性能に改良するか、外付け防水ケースを作ってもらいたいところである。
まとめ
サービスとしては非常に有用でもっと登山者に広がるべきだと思うココヘリ。
ただ気付けば消えていたポイントというサービスや通販サイトのお得感の無さ、友人紹介サービスの使いにくさと特典のレベルが落ちてる部分、防水性と低さなど不満点は地味に多い。
そういうサービスじゃないのはわかってるけど、ポイントも無くなり数年間登録し続けるしてるユーザへの特典も少ないどころか端末は気づけば新しくなってるし、プランもどんどん増えていく。
JROとかの紹介限定のココヘリ端末が欲しくなっても乗り換え方もわからんし、できないのかもしれない。
そういうサービスじゃないのはわかってるし、だから解約するってことも無いんだけど、地味な不満が多いココヘリという話。
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コメント
ココヘリ・ユーザーになりました。クリスマス・キャンペーン(12/24,25,26の3日間限り)で一年間無料!。GW前や夏休み前、山の日など登山適期・遭難増加期前にオトクなキャンペーンが色々あるかも知れないので特集されては如何でしょうか。
コメントありがとうございます。
そんなキャンペーンが開催されているんですね。
ただ記事にして取り上げるようなことはしないかと思います。教えて頂いたのに申し訳ございません。