こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
本記事はBanggood様からの提供品でのレビューです。
ポータブル電源の人気と合わせて使われることが多い折り畳みのソーラーパネル。
容量はポータブルのほぼ上限な100W。
キャンプや車中泊との相性が良い道具で、購入を検討されている人も多いのではないでしょうか?
さっそく折り畳みで持ち運び可能なポータブルソーラーパネルを見ていきます。
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Banggood(バングッド)
バングッドは日本からも購入できる中国の通販サイトです。
このブログと提携させて頂きました。
以前はネイチャーハイクのX-PACザックを提供、レビューとなり、それに次いでのレビューです。
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スペック
ブランド | XMUND |
モデル | XD-SP2 |
Pmax | 100W |
Vpmax | 18V |
太陽エネルギー変換効率 | 最大22.6% |
出力インターフェース | 3 USB + DC |
DCケーブルの長さ | 3m + 1.2m |
パネルのサイズ | 540x15250x5mm(展開) |
折りたみサイズ | 540x360x20mm |
重量 | 約2.8kg |
聞いたこともないXMUNDというブランド。
アウトドア向けなライトやバッテリーを販売しているようです。
ソーラーパネルの表記に慣れてないとわかりにくいスペック表ですね。
一番重要なのは最大発電量(Pmax)が100Wというところ。数値の高いW(ワット)ほど高い発電量(充電量)となりますが、そのぶんパネルも大きくなるので用途次第です。
これは1時間に最大100Wの発電可能という意味となります。
雑に計算すると10000mAh/3.7V(10A)のモバイルバッテリーは3.7x10A=37Wが容量で、100W最大効率で発電すれば20~30分で満充電可能ということです。ただUSBケーブルにその高出力に耐える性能もないので理想論です。
ポータブル電源への充電なら100W発電に耐えられるため近い数値になっていくはずです。
折り畳みで持ち運ぶものなので、大きすぎても持ち運び、展開、収納が大変になります。
最大電圧(Vpmax)が18Vはソーラーパネルは大体18Vで、あまり重要じゃないとこ。
変換効率も大体20%前後なので、重要ではないとこ。
サイズやインターフェースは展開しながら見ていきます。
外観
オレンジのラインがアウトドアっぽいデザイン。
オレンジ部分の裏にマジックテープが付いていて折り畳まれています。
ロゴの上には持ちやすいように取っ手がついています。
約2.8kgでそこまで重くはありませんが、540x360x20mmのサイズが少し大きいなという印象を受けます。
ただ、車載してる100Wで6kgのソーラーパネルを考えれば軽く、小さくて驚きです。
裏面には外付け感あふれるポーチが縫い付けられています。
ここに充電するための配線が収納された状態で届きました。
使う時はこの中から配線することになります。
充電中の端末もこの中に入れておくのが良さそう。
中のボックス。
左からDC、Type-C、USB(QC3.0)、USB、DCです。
好みの方法で、または同時に出力することが可能です。
付属品
付属品は大きく4つ。
・DCコード+ワニ口クリップ
・DC先端付け替え×10種類
・カラビナ×6個
・USBケーブル
DCケーブルは先端付け替え可能なモノ、延長用DCケーブル、ワニ口グリップ用DCの3つ。
カラビナは100均みたいなしょぼいやつ。
USBケーブルはType-Aの先端で、3本に分かれたケーブルです。
microUSB・Lightning(iOS用)・Type-Cの3種類。
同時に3本出力することもできて地味に便利なケーブルです。
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使い方
展開状態。
3分割されたパネル+開くマチ(裏がオレンジの部分)になっています。
横幅は約152cmとかなり大き目。置く場所は考えそうです。
マチ部分に性能が記載されています。
-40~85度まで使えるらしい。ソーラーパネル強い。
背面には2本のフレーム入りのバーが付いているので、太陽に向けて斜めに自立させることができます。ゴムバンド付きで、開きすぎて転倒防止に。
収納時はマジックテープで本体に付けて置けば遊ぶこともありません。
あまり安定感は良くなく、ちょっと不安。何か後ろに置いたところに立てかけたり、どこかに吊るすほうが使い勝手は良さそう。
本体には何カ所かループがついているため、そこにカラビナを付けて吊るすことを想定しているようです。
100均みたいな弱いカラビナで心配なので、強い奴に変えるか、ロープを通すともっと自由度があがりそうです。車の側面につけたりするものなのでしょうかね。
わかりにくいのですが、太陽に当たって発電するとランプが赤く光ります。
あとは好みの方法で出力するだけ。
そういえばポータブル電源を持ってないので、何に出力していいのかわからない。という事態に戸惑います。
先端が3本のUSBケーブルでスマホ(type-c)とモバイルバッテリー(microUSB)を充電。普通に充電されました。
これ、ポータブル電源無いと何A、何Wで出力してるかわからないという困ったことにも気づきました。
あと充電ボックスが背面にあるため、地面置きだと配線を通すのが少し大変。
USB 1 | 5V/3A |
USB 2(QC3.0) |
5V3.6A,9V/5A,12V/2A,20V/5A
|
USB 3(PD) |
5V3.6A,9V/5A,12V/2A,20V/5A
|
USBポート3ヶ所は全て性能が違います。
Type-CポートはPD(Power Delivery)にも対応しており、20V/5A=最大100Wの出力が可能で、ノートパソコンなどに給電することができます。
USBポートは1カ所のみQC3.0で高速充電が可能となっているようです。
バッテリーへの直充電
せっかくワニ口クリップもついてるので、車載サブバッテリー(105Ah)へも充電。
ソーラーパネル本体に付けるDCケーブル+延長DCケーブル+ワニ口ケーブルがあるので車の周囲で使う分には問題なさそうです。
フロントガラス前に置いたり、車上に置いたりできそう。
サブバッテリーの+(赤)とー(黒)をつかむだけで充電開始されてました。
ただ、ソーラーパネルが18V、サブバッテリー12Vで、チャージコントローラーを間に挟むのが正しいのかもしれません。
もし、ソーラーパネルの電気ボックスにチャージコントローラー的な機能が内蔵されてなければ、この使い方はNGかもしれませんが、調べてもわからない。
常用するのならワニ口DCケーブル改造して、
ソーラーパネル↔ワニ口ケーブル↔チャージコントローラー↔サブバッテリーと繋ぐのが一番良さそうに思います。
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ポータブル電源向けのアイテムなんだなって
100Wクラスの大容量ポータブルソーラーパネルを使って気付きました。これポータブル電源向きな製品なんだな、と。
多くのポータブル電源はソーラーパネル充電に対応するためチャージコントローラー(PWM or MTTP方式)が内蔵されています。
チャージコントローラーとは?
ソーラーパネル(18V)から→ポータブル電源(12V)やサブバッテリー(12V)へ充電する際に適切な電圧に変換して、過充電、逆流を防ぐための道具。
PWM方式→安価で変換効率は低め(約70%)
MTTP方式→高価で変換効率は高め(約97%)
ぼくは自作で車にソーラーパネル(200W)+サブバッテリーシステムを積んでいます。
そこに使っているチャージコントローラーはPWM方式のものが約2000円、MTTP方式が約10000円と安いモノではありません。
ポータブル電源の場合、MTTP方式のチャージコントローラーが使われていることが多く、ソーラーパネル接続時に高効率な発電を得られます。
液晶付きのポータブル電源では、発電量をWで表示することも可能で、電気の知識がない人でもわかりやすく作られています。
しかし、ポータブル電源のコストは上がり高価になっていくと思います。
ポータブル電源×ソーラーパネルで運用前提の人には有難い内蔵チャージコントローラーですが、必要ない人にとっては無駄なコストに思えてしまいます。
自分でソーラー+サブバッテリーを組んだ経験があるため、ポータブル電源の詰め込まれた高性能さに感動するわけですが、その価値分の値段なんだなとも思えてきます。
このポータブルソーラーパネルも液晶付きなポータブル電源を通さないと発電量もわかりにくい道具です。
ポータブル電源欲しくなってきたとそういうオチです。
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まとめ
面白い道具なのに、手持ちの道具と知識が足らずに存分に生かせてないことが残念でした。
日照時間が短いこともあり、冬は使い勝手が悪いのですが、夏はなったら積極的に試していければいいなと思います。
調べてて思いましたが、キャンパーや車中泊する人のポータブル電源導入率かなり高いですね。
AC出力できて大容量なモバイルバッテリーのようなモノで、買えば誰でも使えるのが魅力なのでしょう。その便利さと購買意欲に訴えかけるモノがポータブル電源にはあると思います。
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