こんにちわ、ぜつえん(@zetuenonly)です!
昨今のキャンプブームでキャンプブログやキュレーションサイトも爆発的に増えてます。
しかし、中を見れば似たり寄ったりなオススメ○選!のような商品紹介ばかり。
もちろん個性があり、しっかり調べて書いてるなというブログもあります。そんなブログは検索ワードの上位にきて良く見かけます。
せっかく“キャンプ”という楽しい趣味を書く個人ブログならば、読んで楽しい著者の独自性があるブログが読者も楽しめ、グーグルにも評価されると思うのです。
今回は中身のある記事を書いて周りに埋もれないキャンプブログにしようぜ!そのためのノウハウを紹介していきます。
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このブログのこと
人に書き方を教えれるほどのブロガーではありませんが、「キャンプブログ」に限定すれば多少アドバイスできるかもな、と記事にしてみました。
いままで2年半ほど運営し、おかげ様で月間15~20万ほどのPV(ページビュー)を頂いています。
冷静に判断すれば“今がキャンプブーム”な部分も大きいですが、それでも多くあるキャンプブログの中で、比較的見て頂けてるのではないかなと思ってます。
ブログ運営記事を書くたび自分で言ってて恥ずかしくなりますが、このブログのデザインや文章力はレベルが低めでしょう。
自分が好きな色で染めて、強調線に統一感もなく、文章力も説明力も文章構成もお粗末、と自己判断しています。
もっと見やすいブログもあれば、もっと上手な文章を書く人はたくさんいます。
それでもこのブログが生きていけてるのは中身のあることを書けてるからだと思っています。
ブログデザインが微妙でも、文章力が無くても、それなりのブログを運営していくための秘訣を書いていきます。
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収益化するならワードプレスにするべき
ブログを書こうと調べてみると出てくるワードプレスという存在。
ワードプレスは、ブログを作るサービスの一つで、「CSSやHTMLがある程度分かってなければできない」と紹介サイトに書かれる初心者ブレイカーです。
無料プランがなく、有料プランのみで、サーバー(画像などのデータを保存する場所)とドメイン(.comみたいなやつ)も別に契約しなければいけないのも、ブログ初心者に敷居が高くなります。
そもそも言葉の意味もわかりませんし、僕もいまだによくわかってないのがワードプレスです。
当然のようにぼくも「ワードプレス?わからんよ?」で2年間ほどは無料のはてなブログで運営してきました。
しかし、それなりの収益も出てきて、CSSやHTMLをコピペすれば使える程度の知識が身に付いてきて、移行するなら早めだなと移行することに。
今年、羽田空港サーバーさんが無料で提供するはてなブログ→ワードプレスに移行するサービスで即日移行しました。
ワードプレスに移行して体感でSEO(検索エンジンで上位にでるやつ)が強くなった印象はありませんが、サイトを作る自由度は格段にあがりますし、ページ表示速度も速くなりました。
何より商品リンクを作成するRinker(リンカー)が使えるのが最高です。
もし、あなたがブログで収益化を目指しているのなら早くワードプレスに移行するべきです。
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割愛しない
人のブログを読んでいると出てくる「~ですがそこは割愛して。」というあれ。
ぼくは声を大にして言いたい「割愛、ダメ、絶対!」と。
よほど関係ない内容ならいいと思いますよ、この記事なら割愛の語源とか、CSSの意味とか、ブログ始めた理由とか、知る必要のない事なら割愛するべきです。
多くの人は、その記事であなたと出会って、お互いにどんな知識があるか全くわからない同士で読み進めます。
書き手としては、「当たり前でしょ」や「説明すると長くなるし」という気持ちがあるのかもしれません。普段から頻出するワードでも割愛せず繰り返し言い続けるべきです。
あなたのブログに初めましての人が1記事読んで理解できるのがベストです。
頻出するわかりにくいワードならそのための記事を書いて誘導したり、割愛の意味と文字にリンクを埋め込むのもありでしょう。
簡単なワードなら割愛(やむを得ず省くこと)のようにカッコで説明しちゃうのもアリです。
最悪なのは、言葉の意味がわからないから途中で読むのをやめることです。
特にキャンプブログでは専門性の高い言葉が多く、読む人の初心者率も高い傾向にあります。
だからこそ「このくらいわかるでしょ?」ではなく「これ以上丁寧な語彙力はないんだすまねぇ」くらいの気持ちで書くべきだと思っています。
初心者お断りなプロ志向のブログなら説明が多すぎても、逆に読みにくくなることもありますが、ある程度PVのあるブログなら不特定多数の人がアクセスしてきます。
誰にでも伝わるように、ぼくは小学生にも伝えられる内容と言葉を意識しています。
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個人ブログであることを理解する
大手サイトと個人ブログは別物
camphackさんやhinataさん等のいわゆるキュレーションサイト(まとめサイト)と呼ばれる大手サイト。
あの手のサイトは個人ブロガーが目指すべきではないサイトの代表格と言えるモノです。
内容が悪いわけではなく、何人ものライターを抱えて、1日数十記事を生み出せることが強みであり、質より量なのがキュレーションサイトです。
お気に入り登録→新規記事投稿→閲覧 と記事数のゴリ押しでPVを稼げるのが強みです。
正直、同じ土俵で個人ブログに勝ち目はありません。
だからこそ、時間をかけて量よりも質を重視した記事で戦っていくのがベストです。
では、質の高い記事を書くためにどうすれば具体的に良いのか、どこを目指すのか。
情報の網羅性を重視
やはり記事の質は充実した内容です。
言葉で言えば簡単な「充実した内容」に完全な正解はありませんが、ぼくが重要視するのは「情報の網羅性」です。
網羅性→その事に関する情報を余すことなく集めること
文章がヘタ、ブログデザインも微妙、サイト自体も強くない、ならどこよりも知れるブログにすればいいのです。
個人的に好きなギアジャンルである寝袋やテントはだいぶ充実してきて、ぜつえんアウトドアを読めば寝袋ことがわかるようになってきてるかなと思います。
具体的な網羅性は、狙ったワードを検索した上位3記事で得られる内容程度は網羅した記事が目指すところと言えます。
説明がヘタな人ほど情報量を重視する、なんて言われもしますが、説明してもわからないよりも読めばいつかはわかる情報量が重要だとぼくは考えます。
こと、キャンプやアウトドアブログにおいて情報量の多さは貴重です。
短くてわからないブログよりも、読むのが面倒な位長いけど情報量の多いブログ、そんなブログを目指していたらこのブログになってるわけです。
文章ヘタで、上手にまとめることはできませんが、好きなことを好きなだけ書ければある程度は戦っていけることを証明できていると思います。
OD缶のことを書いてみたらウソみたい長くなりましたが、かなり情報を網羅できてるのではないかと思ってます。
オリジナリティの重要性
「網羅性」は情報量の多さであり、どれだけ調べて書いてるかです。
網羅性+個人ブログとして忘れたくないのはオリジナリティ(独自性)。
自分らしさ。自分だから書けること、自分の体験してきたこと、はSEO的にも評価されると言われています。
調べて書ける網羅性とは違い、ネット中を探しても出てこない自分だけのオンリーワンな要素。これが記事のスパイスになってくれます。
キャンプが好きでキャンプをしているキャンパーだから書ける独自性を忘れないことが重要です。
長文を書けるのが個人ブログ
TAKIBI(タキビ)さんで、記事を書かせて頂いてます。
キュレーションサイトではフリーのライターを使用しています。審査難易度も低めでお小遣い稼ぎに記事を書いてるキャンパーが多いようです。
多くのライターがいるため、写真枚数や文章の長さにルールがあり、自由度は低め。
そのため、2~3000文字程度の空き時間で読みやすい長さで納品指定になっていることが多いです。
いざ書いてみるとそれなりの長さで、レビュー記事なら十分かなと思います。
しかし、オススメの寝袋〇選とか、超軽量ソロテント〇選とかな記事を書いていくと全然物足りない文章量です。
それがライターとして寄稿記事なら指定の文字数に納める必要がありますが、好きで書いてる個人ブログに文字制限はありません。
せっかく書きたいように書いてもいいのに、キュレーションサイトに引きずられて短くまとめる必要もないだろう、というのが自論です。
それこそ、友人に話しても煙たがられるノウハウや裏話を書いてもオリジナリティとして評価されるのがキャンプブログです。好きなことを好きなだけ話して良いなんて、こんな良い場所はないでしょう?
一般に1分で500文字程度読めると言われています。
15000文字なら30分かかる計算です。
このブログでは1万文字越えは良くあり、2万文字近い記事もあります。読者がそれを喜んでいるのかわかりませんが、網羅性という意味でも他に埋もれにくくはあるのではないでしょうか。
写真は多めに
どれだけ良い文章を書いても、どれだけ多くの情報を網羅していても、文字だけの記事は読みにくいです。
特にキャンプブロガーが自分で撮ったキャンプの写真出さないってどーなの?と思うわけです。
キュレーションサイトあるあるな豊富に使われたキレイなフリー素材たくさんの記事。まるで響かなくないですか・・・?
ぼくは写真撮影が趣味なこともあり、文章力の低さを写真で補ってます。
百聞は一見に如かずと言いますし、ややこしく説明するよりもキャンプの写真出せばいいのです。
スマホ画質でも、写真の有る無しでは大違いです。個人情報が出ない程度に写真は多用していきましょう。
写真が無ければフリー素材を
手持ちで内容に合う写真が無ければフリー素材を使うのも手です。
「ストックフォト」というジャンルで、シチュエーションに適した著作権に問題のない写真を使うことができます。
オススメはphoto AC。
無料で多くの写真をダウンロードし、著作権フリーで使うことができます。
トリミングや写真に文字入れすることもできます。
同サイトの系列でイラストACやシルエットACというモノもあり、無料素材が手に入ります。
個人的に海外っぽい写真は共感を得られにくいので、避けれるなら避けるべきだと思っています。
有料のストックフォトは高額で個人レベルではオススメしませんが、高品質で人と被りにくい写真が手に入るので、収益次第では検討するのもアリでしょう。
オススメ○選
一気に書く記事が安っぽくなってしまう「オススメ〇選」というタイトル。
数字で具体性があり、キュレーションサイトだけでなく、個人のキャンプブログでもよく見るタイトルです。
書きやすく、反応も良い、クリックもされやすく、メリットが大きいためついついタイトルに使いたくなってしまいます。
ただ、個人にキャンプブログでオススメ〇選を書くときに注意するのは読者層を絞り込むこと、選び方をしっかり書くことをオススメします。
ターゲット層を絞る
「オススメのテント〇選」であっても、徒歩か車かソロかなどキャンパー層によって大きくオススメの方向性が変わってきます。
このブログではバックパックに入る程度の軽量化志向なソロの人が多そうと考えています。
読者層は徒歩キャンパー、宿泊系登山者、ソロキャンパーだと考え選んでいます。
年齢層は20代~40代前半辺りの男性をターゲットに想定しています。
さらに具体性を持たせると、独身~子供のいない夫婦で趣味が無い~キャンプを初めて数年程度の人で仕事もあり、お金もあり、時間もあるけど、熱中する趣味はまだないような人です。
キャンパーとしては入門者(始める前~始めたて)~初心者(初めて数年)がメインターゲットです。
ただ絞りすぎても厳しいので、少し踏み込んだ情報も出して、中級者程度の人も取り込みたいというのが本音。
オススメする道具としては、それなりの性能で軽く安い、コスパの良い製品です。
その中からさらに「ぼくが使いたいモノ」を重要視して選んでいます。
実際にここまで具体的に決めるのは難しいですが自分のスタイルを明確にし、似たスタイルの人にターゲットを絞り、その人に欲しいモノを選出するのが大事です。
欲張って不特定多数の人向けの記事を書くほど、読者が自分に合っているかどうかがわからなくなってくる、とぼくは考えています。
選び方を大事に
オススメをピックアップしていけば見る側は楽しいです。
しかし、オススメだけ紹介してあとは投げ捨てというのは少々雑です。大事なのは選び方であると思っています。
オススメ〇選のを書く場合のテンプレートは「種類説明→選び方→オススメ商品」です。
「オススメの寝袋〇選」を書くと見出しはこんな感じになるでしょう。
ここまで書けば割と十分ですが。さらに選び方は用途に合わせてより細かく、オススメは方向性を揃えていくと良いと思います。
選び方
例えば、選び方は
・車か徒歩か
・登山をすることはあるか
・EN13537(ヨーロピアンノーム)
・保温帯の違い(夏・3シーズン・冬)
・冬に使うことはあるか
・防寒着と合わせて軽量化もできる
・住んでいる地域に適応したもの
・寝袋の長さ(ショート・ノーマル・ロング)
・迷うなら1グレード上を選ぶ
・自分はこう選んだ
地域や季節、軽量化の方法など選び方はかなり掘り下げて書いていくことができます。
書き手の経験値が試されれる部分でもあります。
自分のスタイルに合わせて書いていければ、似たスタイルの固定の読者を獲得しやすい部分でしょう。
個人的にオススメ商品部分よりも選び方の尺が一番長くなるのがベストだと思っています。
オススメは方向性を揃える
・ナンガ(種類多め、防水性が売り)
・イスカ(軽量系)
・モンベル(軽量系)
・コールマン(化繊安価グレード低め)
・スノーピーク(高額ファミキャン向き)
例で出しましたが、これは統一感なさ過ぎでしょう。
寝袋で〇選をまとめるにしても、軽量系(ダウン)なのか、コスパ重視なのか、オートキャンプなのか、程度は分類してオススメするべきしょう。
そこをあなたのキャンプスタイルに合わせたブランド選び、商品選びをしていくことで似たスタイルのキャンパーに刺さる「オススメ〇選」が仕上がってくるのです。
実際ぼくが書くとダウン中綿+コスパ重視+バックパックキャンプができる軽量コンパクトさが重要になり、さらに冬用と限定した記事にすることができます。
選び方を重視して書いてます、参考にどうぞ。
欠点もしっかり書く
レビューを書くときに、ついつい褒めちぎりたくなります。
そもそも気に入ってレビューしているのもありますが、良い商品だよ、オススメだよ、だから買って、とそういう気持ちから褒めがちです。
もちろん、褒めるのは大事です。購入を決めるポイントですから。
忘れがちですが、褒めるのと同じくらいに欠点を書くのも大事です。
自分がしっかりその製品を使ってレビューしている証明でもあり、あなたの信頼にも繋がってきます。
読者ファーストが最大のSEO対策
ぼくは今しか知りませんが、昔は薄っぺらいサイトでも検索上位が取れたようです。
ここ数年はブログの内容が重要視されるようになってきていると言われています。
ブログの内容は網羅性やオリジナリティですが、突き詰めると読者が読みたい記事ということになります。
読者のための、読者ファーストなブログが評価されるのです。
それが結果的に最大のSEO対策であり、PVになり、収益になると思います。
特にキャンプブログでは、タメになるブログの重要性が高いと感じています。
ブログを書いててわからなくなってきたときは読者ファーストかどうかを意識してみてはいかがでしょうか。
まとめ
- 収益化を目指すなら早めにワードプレスに!
- 割愛、ダメ、ゼッタイ!
- 個人ブログならキュレーションサイト以上を目指そう!
- 文章力を補うのは網羅性
- オリジナリティと写真は大事
- 短くて情報量が少ないよりも、長くてもわかる記事を!
- オススメ商品よりも種類、選び方をしっかり書く
具体的なSEO対策はできてない気がしてますが、上記を意識してる結果、20万PV程度は得られています。
目標として目指すキャンプブログと考えると、このブログ程度では志が低いですが、踏み台として目指すには手ごろなキャンプブログかなと思います。
SEOも知らないぼくが偉そうに書いてみましたが。
キャンプブームで、ソロキャンプも流行り、キャンパーが増えて、キャンプブログが増えていてとても良い流れだなと思っています。
その反面、キュレーションサイトを意識したようなデザインがしっかりしてるけど中身は無く、似たり寄ったりな収益化したそうなブログが目につくのも事実。
自由で趣味性の高いキャンプだからこそ、安っぽい量産型の記事ではなく、独自性の高いあなたにしか書けない話を「いやあ、この人ほんとにキャンプ好きなんだなあ」と思いながら読ませてほしいのです。そう、ぼくが読みたいんです。
そのきっかけになれたらいいなとこの内容で書いてみました。キャンプブロガーに幸あれ。
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